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長い言葉というよりは、短いコメントが人々の心の中に刻み込まれていく・・・

2014年06月09日 | Weblog
長い言葉というよりは、短いコメントが人々の心の中に刻み込まれていく・・・

「コメント力」齋藤孝著より。

まずは、しゃれたコメントについて述べられていた。例として挙げられていたのが、映画「カサブランカ」だった。主役だったハンフリー・ボガードが女に話しかけた場面は印象に残っている。

「ゆうべどこにいたの?」に対する答えは「そんなに昔のことは覚えてないね」だった。また「今夜会ってくれる?」では「そんなに先のことはわからない」だった。

対句になっていて、ジョークとしても考えられて面白い。この酒場のシーンを思い出すと、「アズ・タイム・ゴウズ・バイ」のメロディーが思い浮かんでくる。

また別の例としてはブルース・リー主演の映画「燃えよドラゴン」が挙げられていた。弟子の少年に拳法の極意を言っていた。英語では“Don't think,feel!”だった。考えるな体で(掴め)感じろ、ということになるらしい。

こんな短かい言葉なら覚えやすく、何度も繰り返せるのもメリットであるだろう。このシーンは映画のはじめの方の部分で出てきたので印象に残っている。確か香港の見晴らしのいい丘の上で教えていたように思える。