ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

いい本をつくるための秘訣って・・・

2011年01月26日 | Weblog

「装丁問答」長友啓典著より。

まず、この本のタイトルが面白いので読み始めてみた次第。筆者は第一線で活躍するグラフィックデザイナーで装丁家としてもキャリアは長い。

そんな筆者が編集者に「いい本をつくるための秘訣ってありますか」と聞かれていた。ここでは本の内容ではなく、デザインのことだろう。

長友さんは、まず自分自身が楽しむことだという。確かにそれは必要なことだろうと同感する。しかし、そのためには日々地道な努力があってはじめてその気持ちになれるのだろう。

ただ理由もなく楽しいだけじゃ何も期待できない。「生みの苦しみを乗り越えてきて、自分自身が納得して作ったものほど、多くの人に共感してもらえると思う。・・・」とも語る。

そんな前提があって楽しめたり、面白がってやれた時の仕事のほうが、いい作品になっているとも述懐している。仕事はいかに楽しんでするか・・・。どんな仕事にも言えそうだ。