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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

米大統領選結着

2024年11月07日 | 日記
 今日はアメリカの大統領選の報道一色。トランプ氏の返り咲きとなった。同じ映像ばかり繰り返し流されるので夕方以降はテレビをOFF。そこまでワイワイとしなくてもと思うぐらい日本のテレビの熱量が高い。日本も15年ぶりの与党過半数割れで1つの岐路を迎えているが熱量が高いとは言えない。

 総選挙中でも感じたが、以前に比べて報道ぶりがセイブされているように感じる。その分ネットの世界が存在感を増してきている。米大統領選を見ると顕著であった。

 しかし、ネットでは偽情報が飛び交うという問題点が浮上してきた。これからの大きな課題だろう。ただ、テレビ報道でも発言の一部を切り取り情報が矮小化されて伝わるということもかねてから指摘されている。

 いずれにしても、外から与えられる情報は鵜呑みにしてはいけない。ということを肝に銘じて、自分の直観を磨く努力をしていくしかない。トランプ氏の返り咲きでさまざまな憶測が飛び交っているが、、そのことよりもこれからの日本の政治模様について注視していく必要がある。

 民主主義国家といっても、米国と日本ではずい分ちがうということを大統領選を通じて痛感した。米国流は決して真似のできるものではない。曖昧模糊と批判を受ける日本だが、一神教がベースにある国と八百万の神々が根柢にある日本では立つ土俵が違って当然である。

 政治的な決定に正当性を与える手段は多数決以外になく、意に反する場合でも従うしかない。とはいっても多数派が正しいというわけではなく、間違った判断をする確率はかなりあることは歴史の教訓である。

 今回のトランプ氏を大統領に復活させた米国民の判断は果たしてどうなのか?しっかり考えて行きたい。
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