素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

夏が来てしまった?八十八夜

2024年05月01日 | 日記
 今日が立春から数えて八十八日目の夜。♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る♪と文部省唱歌「茶摘み」にあるが近づくどころかすでに夏到来という暑さ。

 八十八夜は、立春や啓蟄、春分といった「二十四節気」を補完する「雑節」の1つ。雑節とは、二十四節気や五節供のように中国から伝わったものではなく、日本人の生活文化から生まれた日本独自のもの。主に農作業と照らし合わせた季節の目安となってきた。

 立春から数えて八十八日目のちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、茶摘みなど春の農作業を行う時期にあたっていた。5月5日が二十四節気の「立夏」。昔の人びとはこの時期を、「夏の準備を始める目安」ととらえていた。

 「立夏」の前に各地で真夏日となった今年、「季節外れにも程がある」と嘆く人が多い。「年寄りにはこたえる」とジムではよく耳にする。体調管理をしっかりしないとと気を引き締めて5月を迎えた。
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