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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

サルスベリの枝を切り落とす。しかし・・・

2023年10月08日 | 日記
 週間天気予報を見ると周期的に晴れと雨とが繰り返す。「ああ秋だな」と思う。今日も午後から雨という予報なので午前中に急いで庭仕事をした。長期間目を楽しませてくれていたサルスベリも花が終わってしまった。サツキやツツジは来年のために花が終わるかどうかのタイミングで剪定するといいと教えてもらったので、サルスベリも同じだろうと思って毎年この時期に枝切りをしてきた。

 大きな木ではないが8本ほどあるので小1時間かかる。切り取った枝を始末して一息ついているとジム仲間のKさんが犬を連れて前を通りかかった。8月に入ってからKさんの姿をジムで見かけなくなっていた。「久しぶり!もうジムはやめたの?」と声をかけた。「いやいや膝が痛くてどうしようもない」という返事。ヒアルロン酸注射やリハビリに通っているが思わしくないとのこと。今日は気候も良くなり、膝もましになってきたので思い切って遠回りをしてこちらまで来た言う。

 同じ町内でもkさんの家は対角で端にあるので500m余り離れている。買い物などに行く時に車で前を通る。季節の花を美しく咲かせていていつも目を楽しませてもらっている。また、農園も借りて野菜作りもしているので花や野菜の栽培には詳しい。

 サルスベリの枝を切ったところだと告げると「ちょっと早過ぎたのと違うか?」と言われた。Kさん話を要約すると、サルスベリの大きな花を見るには剪定は欠かせないが。それは落葉後の冬に行う。花後に切ってしまうと切り口から土曜枝が伸びてしまい、翌年さらにその枝から花芽をつける枝が出るので、かえって花つきが悪く、花が小さくなる。となる。

 聞いた私はガ~ン!である。丸坊主になったサルスベリを眺めて「後の祭りやな」と”やったぞ!気分”から”やってしまった!気分”に急降下してしまった。
 この教訓は来年活かして、再来年の花つきで確認するしかない。先の楽しみが増えたと思えば良い。
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