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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

お気に入りのCDの曲をスマホに取り込むことができた!

2023年02月14日 | 日記
 ランニングやウォーキングをする時はウォークマンで音楽を聴きながらが多かった。精密器械だけに5年ほどで不具合が生じる。昨年末に2代目のウォークマンの調子が悪くなった。3代目を。と考えた時にスマホでいけるのではないかとふと思った。

 加速度的にスマホを持たざるを得ない状況になってきたことはスマホをいとも簡単に使いこなしている6歳の孫の様子を見ているとヒシヒシと感じていたのでちょうど良いかとピョンと飛び跳ねた。

 購入に行った時も自分のCDの曲を聴きたいのだと話したが、その時の店員の反応が不意を突かれたような感じで微妙だった。「そのことは私どもでは説明できないので、また自分でお調べになってください」と言って機種選定や料金プランなどの話に切り替えた。

 娘にその話をすると、CDの曲を取り込んで聴くという発想そのものが古くて、20代後半の店員が「エッ!」と思うのは当たり前だと言われた。音楽配信のアプリで聴くのが普通だと笑われた。

 「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど好みの曲にこだわるもんでございます。レンタルとかダウンロードでは手応えがないのでございます。
  身銭を切ってCDを買ってこそ 値打ちがあると思う私は やはり時代遅れなんでございましょうかね」と頭の中で鶴田浩二ばりにぼやいていた。

 「私もやったことないからわからんけど、頑張ってみたら」と言われてから5日間、パソコンで方法を検索して解説されている方法をいろいろ研究したがもともと基礎知識のない悲しさ内容について行けず挫折の繰り返し。不思議なもので失敗を繰り返している間に何となく仕組みのポイントが見えてきた。

 1月18日の「余録」で紹介されていた、微生物を原料にした食品やバイオ燃料を生産販売する「ユーグレナ」の社長、出雲充さんの話が奇妙にも思い起こされた。それは机上の確率論ではなく、創業時の困難に裏打ちされた経験からの言葉である。「99%は失敗する試みでも、2回続ければ0・99の2乗で98%に下がる。460回ほど繰り返せば成功する確率99%、失敗1%と完全に逆転する。」

 1ヶ月ほど前には、さほど気にも留めず書き写したが、自分の状況が変わると言葉の重みが違ってくる。うまく行かなくてもイライラすることもなく繰り返し試行できるようになった。

 最終的には「Windows Media Player」で取り込む方法でうまく行った。ここ数年なかった「ヤッター!」感が心に広がった。「余録」の締めの部分も心に沁みた。

 「時間の効率を追求する「タイパ」が流行語になり、選択を誤らないために、まずはネットの口コミで情報を集めるデジタル社会である。無駄を惜しみ、不確実性を避けたいのは人情だ。早めの見切りが必要な時もある。ただ、回を重ねて経験値や技能が高まれば成功に近づくのも確かだ。失敗を繰り返してこそ得られるものもあろう」

 曲の取り込みができなければスマホに替えた意味が無くなると思っていただけにホッとした。
 世間はバレンタインデーだが、私にとっては「ながら運動の復活デー」
 耳元で 高橋真梨子を 聴きながら 寝屋川公園 歩くの楽しみ 
コメント
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