かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

田園の恐怖(愛知県犬山市)

2011-10-07 | まち歩き

まずは上の写真を見ていただきたい。
のどかな田園の秋の夕暮れの風景だが、良く見ると稲穂の中になにやら怪しげな物体がポツリポツリと点在しているのにお気づきであろう。
黄色く色づき始めた稲の中から顔を出しているのは、まさしく「人のアタマ!!」
もちろんその正体は、案山子代わりに置かれた棒に刺されたマネキンの頭部なのですが、夕暮れにずらりと並ぶナマクビは人形とはいえリアルすぎて、余り気持ちの良いものではありません。

菅笠に「へのへのもへじ」の昔ながらの愛嬌のある案山子は、もう戻ってこないのでしょうか?

 


平家の落ち武者のさらし首か? はたまた首狩り族の生贄か?
のどかな田園風景にざんばら髪のナマクビが並ぶ(2011/10/02/犬山市)



こちらは少年のように初々しいナマクビ

 


「金田一さん事件です。美女のナマクビが!」

 


こちらはほとんどゾンビ状態



最後に一句 「秋風に 稲穂とゆれる みだれ髪」

 

 

 



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