塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 江戸時代の天皇 小槻孝亮日次記

2019-07-13 05:14:39 | ミュージアム巡り_2019
 次の書は、公家・小槻孝亮による文禄4年(1595)から寛永11
年(1634)までの日記抄録「小槻孝亮宿禰日次記取要」(全12冊)。
 展示頁の内容は次のとおり。
 寛永6年(1629)5月、御水尾天皇は幕府に対し5回目となる
譲位の意向を表明。その理由とは、天皇はここ数年“御うしろ”
(背中もしくは腰)を悪くしており、お灸治療をしたいが、皇位に
あっては体に傷をつけられないため、それも叶わないとして譲位
を望まれている。
 また、譲位後は若宮誕生まで、女一宮を皇位につかせたいとも
述べられている。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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