塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 戊辰戦争 故高松凌雲履歴書

2018-09-13 05:40:35 | ミュージアム巡り_2020
 次の書は、昭和3年(1928)、昭和天皇の即位の大礼に際し、
贈位が行われた時に作成された幕臣・高松凌雲の履歴書。
 医師を目指して福岡県小郡から上京した高松は、一橋家付き
の医師となり、将軍徳川慶喜の侍医も務めた。
 パリ万国博覧会の代表団員として随行した高松は、パリ市立
病院(現存するHOTEL-DIEU)が行っていた貧しい人々に対する
無料診察に大きく影響を受ける。

 帰国後、高松は五稜郭の戦いで箱館病院の頭取となり、敵味
方を問わず戦傷者の治療に当たっている。これは日本最初の赤
十字活動といわれている。
 その高松は明治12年(1879)、民間救護団体の前身といわれ
る同愛社を設立している。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)
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