塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 和食 和菓子

2024-05-02 03:58:17 | ミュージアム巡り_2024
 お菓子の原形は木の実や果実、餅や団子類だった。これに外来の食
べ物が加わり影響を受けて、羊羹や饅頭、カステラなどが作られる。
 江戸時代になると、京都の貴族階級を中心に上菓子が広がり、同中
期には幕府の国産化政策により砂糖の流通量が増加。同後期には大福
餅、桜餅などの庶民的な菓子が生まれ、幅広い階層でお菓子が親しま
れた。貸家の番付や双六などで、その様子がうかがえる。
 江戸後期に刊行された「菓子見本帳」は、彩色の菓子絵図に菓名や
材料名などが記されており、現在の商品カタログに相当する。上菓子
を扱う菓子屋が作成し、宮中や公家、大名、豪商など顧客に眺めても
らいながら注文をとったメニューでもある。
NMNS(台東区上野公園7-20)
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スカイラインに乗る | トップ | 30年ぶりのゴルフラウンド »
最新の画像もっと見る

ミュージアム巡り_2024」カテゴリの最新記事