昨夜は無事にアピア40のライブを終えることが出来た。
来た友達や共演者とライブの後の一杯も美味しいお酒となり、今もなお、その余韻に浸り、安堵の時をただいま味わっている。
だが、その夢うつつの状態にありながらも、背中と肩周りがかなり痛い、筋肉痛である。
普段トレーニングしても、ここまでの筋肉痛にはならない、いったい私はどこにどのような力を込めて歌っているのか、無駄な力をたくさん入れて声を出しているのだろう。
たかが六曲歌っただけである、しかし、その六曲に精魂を込めて私は歌った。
余力を残すことなどなく、ただそうして歌っただけのことであった。
昨夜はステージを降りるとほんとうに疲れていた、普段決して味わうことのない全身の疲れであった。
そのなかにはリハからの緊張が一番目の人のステージ、二番目の人のステージ、三番目の人のステージと見ている間中、我が物顔をして居座り続けていたからであろう。
しかし数曲歌っている間にサヨナラも言わず、その緊張どこかに飛んで行き、空間を掴むようにして歌う喜びが代わりに顔を出してきた。
良い時を過ごせた、満たされた時を過ごせて良かった。
酔いと詩に戯れ、良い年を迎えられそうである。
さて、この筋肉痛をどうにかしてから仕事に行くとする。
先月に買ったストレッチポールの上でコロコロしてみるとする。