木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

花 入れる 2

2014年07月12日 | 茶湯記
洋花で試してみました。
糸葉波斯菊(いとばはるしゃぎく)と阿蘭陀菖蒲(おらんだしょうぶ)です。

糸葉波斯菊は、別名 宿根コスモスと呼ばれている花で北米出身です。
阿蘭陀菖蒲は、別名 グラジオラスと呼ばれている花で地中海出身です。
洋花だとちょっと「バタ臭い感じ」は免れませんね!

いづれも庭から調達しました。
庭に色々な花を植えたくなりました。
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密教とマンダラ 読す

2014年07月09日 | 読後記
密教とマンダラ             頼富 本宏著     講談社刊

密教は、3~4世紀頃のインドで「初期密教」が成立し、
7世紀頃により体系的な「中期密教」が起こりました。
これが中国を経由して空海により日本にもたらされました。
中国で惠果により「大日経」と「金剛頂経」が総合されて両界曼荼羅が成立し、
日本で空海によって完成されました。
インドでは、その後「後期密教」が成立し、これがチベットにもたらされ現在に至っています。
現在、密教が行われている国は、日本とチベットだけです。
密教思想の基本は、「即身成仏」と「密厳国土」です。
特に、密教は、身体と言葉と心という三種の行為形態(三密)を総合した
全身的行法をそなえているので、三劫という無限の時間を要しなくても成仏できる
という点を従来の仏教思想(大乗仏教)に対する
差別化のポイントとしています。
密教を現代的な視点から明快に捉えていて、とても読みやすい、
とても分かりやすい解説に溢れています。
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山鳩 来る

2014年07月08日 | 日日録
塀に山鳩が一羽とまっています。
何かを狙っているようです。

幸い犬は小屋の中でお昼寝中です。

残した餌をいただきです。

うちの「さくら」(犬の名)は、餌を綺麗に食べるものだと思っていたら、山鳩が食べていた。
・・・ということでした。
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花 入れる

2014年07月07日 | 茶湯記
稽古場を作ったので、さっそく花入を試みます。
「花は野にあるように入れる」という心に従って、
庭から額紫陽花(がくあじさい)と鷹の羽薄(たかのはすすき)を取り、花を入れました。

案外、いいような気がします。

いずれも、庭にあった時に比べると見違えるようです。
「異化作用」が発生したということですね。
一度こんな経験をしてしまうと、路傍にある名も知らぬ花ですら黙殺できなくなってしまいます。
世界をよく見るということも・・・茶の湯ですね
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続・早川 描く

2014年07月06日 | 書画記
6月に箱根で取材した早川の絵ができました。
「早川・川畔」です。

キャンバスは、M8サイズです。
最近はいつもSMサイズだったのですが今回は一寸大きめに挑戦です。
画面が大きいと書き込めるので、少し水の質感が出せたような気がします。

Mサイズの縦使いに目覚めた感じです。
なんだか額が欲しくなってきました。
ピタゴラス絵画表記では、1/2×3/8 となります。
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稽古場 増やす

2014年07月02日 | 茶湯記
茶の湯を始めたら、あまりに多岐に渡る総合芸術なので、
点前の練習だけでは何もならないことに気付きました。
そこで、
書道の稽古場を作りました。

テキストは、「石川九楊の書道入門 石川メソッドで30日基本完全マスター」としました。
さらに
花入の稽古場も作りました。

テキストは、「宗匠に学ぶ はじめての茶花」としました。
茶の湯って、習うことが無尽蔵ですね。
八畳の和室が、稽古場だらけになってしまいました。
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