木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

2月 稽古す

2016年02月08日 | 茶湯記
2月のお稽古です。
お軸は、「梅花和雪香」(ばいかゆきにわしてかおる)でした。

厳しい寒さに耐えて梅花は気高い香りを放つ。
人も世の時流に流されず苦難に耐えて精進してこそ高潔な人格が得られる。
という意味です。
江岑棚でお稽古です。

三木町棚と江岑棚の違いは、なんでしょうか?
三木町棚は4代江岑が紀州の三木町で作らせた棚で、
点板と地板は杉、柱は檜、引き出しは樅、摘みは竹 の寄木造りです。
一方、江岑棚は6代覚々斎が、江岑のオマージュとして作った棚で,
総桐造りで、摘みだけが桑です。
それぞれの道具に理由があります。
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