木偶房 日日録

江上之清風 山間之明月

三度、ピタゴラス音階

2012年04月01日 | 書画記
前に、絵画の画面構成にピタゴラス音階の比を
使用するアイデアを語りましたが、
レの8/9やシの8/15は、実際の使用に耐えられません。
そこで再考し、使用に耐えられる5音階に限定しました。
しかも、明るい感じの長音階と、暗い感じの短音階を区別します。

長音階の時、
ド(C)は1/2、ミ(E)は4/5、ファ(F)は3/4、ソ(G)は2/3、ラ(A)は3/5

短音階の時
ド(C)は1/2、ミ(E♭)は5/6、ファ(F)は3/4、ソ(G)は2/3、ラ(A)は3/5

とします。

これをハ長調とハ短調に置き換えて考えると
ハ長調の交響曲の代表は、モーツアルトの交響曲41番「ジュピター」
ハ短調の交響曲の代表は、ベートーベンの交響曲5番「運命」
で、違いが明確にイメージできます。

このところ、日曜画家をさぼり気味でしたが、やっと方法論がつかめたので
今年は、このピタゴラス絵画に挑戦してみます。
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