木偶房 日日録

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煤竹茶筅

2015年05月26日 | 茶湯記
今までお茶屋さんによくある白竹の茶筅で稽古してきましたが、
「表千家は煤竹の茶筅」と聞き及び、竹茗堂左文から入手しました。

この高山茶筅は、五百年前からつづく由緒ある伝統工芸品のようです。

見ただけでも美しい姿です。
茶筅は、みんな同じ形かと思っていたらさにあらず、
流派によって使用する材も形も全く異なります。
表千家は煤竹、裏千家は白竹、武者小路千家は紫竹です。
形も皆異なるので、「茶筅を見れば流派がわかる。」ということでしょう。
節なしの茶杓も入手しました。

濃い茶の時に使ってみようかなと思います。
これでやっと表千家流で茶を点てることができそうです。
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