ブクログより
前作「風の影」に続いて【忘れられた本の墓場】が登場する第2弾。
今回も舞台はバルセロナ、年代は1917年から始まる。
主人公の少年の不幸な生い立ちから大人になって、執筆業に携わるようになるいきさつ、そこに現れたのが謎の編集者と曰くのある謎の館、ダビット(少年だった主人公)はいつしかその数々の謎に足を踏み入れてしまう・・・
前回も書いたかもしれないけれど、バルセロナという街、街自体がミステリアスです。私の中でですけど。
一昔という年代の設定でもあるかもしれませんが、一言で言い表せないような・・・でも魅力的。
佐野元春の歌の中にも出てきましたがそのイメージとも重なります。
天使のゲーム・上 / カルロス・ルイス・サフォン
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