ブクログより
だいぶん前にラジオ深夜便の中で紹介されて、絶賛されていました。
忘れていましたが先日見つけて読んでみました。
どれも犯罪を扱った短編です。犯罪と言っても万引き、放火、泥棒、殺人、どれも身近で起こりうる事件ばかりで怖いです。
目が覚めたら、夢だったんだ、よかった。って思えたらいいのに。
辻村深月さん、初めて読む作家さんです。この作品で直木賞受賞されました。
鍵のない夢を見る / 辻村深月
★★★☆☆
NHKのラジオ深夜便、平日の11:20分から5時までオンエアーされています。
長距離の運転手でもなく、受験生でもなく、寝付けない高齢者でもない私は、なかなか聞く機会がないのですが、好きなのです、この番組。
1ヶ月に1回くらい、夜中にふっと目が覚めるときがあります。
そうすると喜び勇んで、ラジオのスイッチを入れるのです。何時でも誰の担当の時でもかまわないのです。興味のないテーマのコーナーの時はいつしか眠ってしまいます。
2時台、3時台の音楽のコーナーで、懐かしの昭和歌謡なんかだったら、どうしよう、どうしようと思いながら、結局最後まで聞くことになります。
そんなに聴きたかったら、録音しておいて昼間聴いたらいいじゃないか、というようなものですが、
これは深夜に聴くからいいのですね。
コーナーごとのテーマ音楽や耳元でささやくようなアンカーの心地よい声、目をつむりながら聴くからいいんだと思います。これ昼間に聴いたらきっと間が抜けています。
そういう状態で、今回の本も知りましたが、何しろ夢うつつですから翌日ホームページで再確認したのでした。