今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

海峡

2016年09月12日 | 「本」のひきだし

ブクログより



1991年発行、ずいぶん古い本です。

伊集院静氏、気にはなる作家さんですが今まできちんと読んだことはありませんでした。
今回縁があり(大げさな・・・)手に取った本は伊集院さんの自叙伝といえる作品でした。

舞台は瀬戸内海のとある町、4人目にしてやっと産まれた男の子が主人公です。手広く商売をしている父のおかげで家には大勢の人たちが始終出入りし(その中には韓国人や中国人もいる)、寝起きをともにするという環境の中で育った正雄は10歳。

親しい人や親友との別れ、理不尽な死などに苦悩しながら少しずつ成長していくところです。

感動する場面があるわけでもないし、心がふるえる出来事があるわけでもない、ああ伊集院さんはこういう環境で、こんな風に育ってこられたんだな、という興味で読み進めました。

続編もあるので引き続き読んでみようかな。



海峡 / 伊集院静
☆☆☆




「ポポー」という果物です。
最近新聞で読んでいたところ偶然産直店で見つけました。
ちょっとえぐみがありますが甘いです。十分熟れてから食べるほうがえぐみが少ないかも。
ねっとりした食感は南国のフルーツを思わせますが、このあたりで収穫されたものです。
結構種が多くて、一個につき8個ほどあります。植えて栽培してみようかなと目論んでおります^^


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