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今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

晴れた日に是非! 錫杖ガ岳

2012年05月07日 | 「山」のひきだし
ある日何気なく「滋賀の山」という本を見ていて、鈴鹿の山ってこんなもんだったっけ・・・?
しばらくして閃くものがあり、本屋さんへ。「三重の山」に載っていました。
当然と言えば当然のことですが。

そこで早速三重の山に登ってみることにしました。わかりやすくて、あまり行程の長くない、そしてなにより姿が良い、錫杖ガ岳に決定!

三重に入り山に近づくにつれ、その先鋒が見え隠れしてワクワクしてきます。
コースはガイドブック通り、東登山口から登り、本法寺に下りてくるコースで、下りてから数分で駐車場に行けるのでまことに都合の良い周回コースです。



まさにガイドブックと同じ場所からの錫杖ガ岳。





下之垣内東登山口の看板。 



山の中に入った途端、くしゃみ連発のパートナー。彼は花粉症持ちなのですが、まさかもう花粉が飛んでいるとは・・・
ゴソゴソとしていたと思ったら、すばやくマスクを装着。すごいやん!そこまで読んでいるとは。



「ここまでして山行かなあかんかなぁ」と言いつつ。


植林帯の中をしばらく進むとT字路になった尾根に出て、左に行くと木の根っこや岩がごろごろの急登になってきますが、自然林になり、いい感じです。ところどころにベンチやテーブルが配置されていますが、これいつの?というぐらい苔むして、朽ちています。横目で見ながらどんどん行きます。
割とりっぱな東屋が見えてきたら頂上はもうすぐでした。


なんだかメルヘンチックな山頂の標識。



頂上より。


あいにく当日は曇りで、頂上からの展望は良くありませんでしたが、晴れたら360度ぐるっと見渡せます。
676mの山にして、これほどの眺望を得られるところはまず無いだろう。とガイドブックも言っています。残念でした。

下の東屋でお昼を食べていると、どんどん登って行かれます。下りてこられたら賑やかになるな、と思っていたのに、ひとり来られただけでした。どうも別のルートに下りられたようです。
後日、○たまごさんとお話ししていたら、休憩していたら目の前の柵かなにかをひょいとまたいで行った人たちがいてビックリした。地元の人だけが知るルートがあるらしい。とのことでした。

下りは、ガイドブック通り急な階段の連続で、大泣きする膝をなだめながらの歩きでした。



最近、階段がつらいと思ったことはありませんか。



本法寺に着くと、猫がお出迎え。


お天気も悪く、寒かったのでそそくさと下りてきましたが、またお天気をみて出かけたい山です。
途中に経ガの峰の登山口の案内もあり、結構近くなので、セットで登るのもいいかもしれないなと言ったら、「僕はもうごちそうさん」と花粉症持ちに言われてしまいました。

平成24年2月12日(日)曇り
錫杖ガ岳 / 676m








コメント (2)
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