今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

「また、必ず合おう」と誰もが言った。

2011年06月18日 | 「本」のひきだし


「たなぞう」という読書コミュニティーで知り、早速図書館で調べるとすでに予約者が十数人。すごい!
私はこの作者の名前すら初めて知ったのに(単に無知ですかね)この小さな片田舎(失礼)で、この本を読みたい!と言う人がこれほどおられることに、驚きまた、こんな町に住んでいることが嬉しくもあるのでした。

ずいぶん前、「この図書館の利用者数は全国でも有数なんですよ」と司書のおねえさんがおっしゃってました。
まあ人口密度とかいろいろ統計の取り方があるのでしょうが。

ところでこの本ですが、著者があとがきで書いている「偶然に見えるすべての出会いが必然である」という言葉通り、1人の高校生が思いがけなく旅をすることになり、そこで出会った人々から、今で生きてきた人生を覆すほどの感動を与えられる、という物語。                                                     人は、より多くの人に出会えば出会うほど、人生は拓けるし内容の濃いものになっていく、ということです。

あ~こういう本にもっと早く出会いたかった~
新学期や新しい学校に変わるたび、憂鬱になっていたあの頃の私に読ませてあげたかった~
 
「また、必ず合おう」と誰もが言った。
 喜多川泰 著
 サンマーク出版    ★★★★

私の読書の頼みの綱の「たなぞう」が9月に閉鎖になるらしいです。
どうしよう・・・どうしよう・・・


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