「たなぞう」という読書コミュニティーで知り、早速図書館で調べるとすでに予約者が十数人。すごい!
私はこの作者の名前すら初めて知ったのに(単に無知ですかね)この小さな片田舎(失礼)で、この本を読みたい!と言う人がこれほどおられることに、驚きまた、こんな町に住んでいることが嬉しくもあるのでした。
ずいぶん前、「この図書館の利用者数は全国でも有数なんですよ」と司書のおねえさんがおっしゃってました。
まあ人口密度とかいろいろ統計の取り方があるのでしょうが。
ところでこの本ですが、著者があとがきで書いている「偶然に見えるすべての出会いが必然である」という言葉通り、1人の高校生が思いがけなく旅をすることになり、そこで出会った人々から、今で生きてきた人生を覆すほどの感動を与えられる、という物語。 人は、より多くの人に出会えば出会うほど、人生は拓けるし内容の濃いものになっていく、ということです。
あ~こういう本にもっと早く出会いたかった~
新学期や新しい学校に変わるたび、憂鬱になっていたあの頃の私に読ませてあげたかった~
「また、必ず合おう」と誰もが言った。
喜多川泰 著
サンマーク出版 ★★★★
私の読書の頼みの綱の「たなぞう」が9月に閉鎖になるらしいです。
どうしよう・・・どうしよう・・・