goo blog サービス終了のお知らせ 

今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

6月の図書ボランティア

2017年07月04日 | 「図書ボランティア」のひきだし
6月の本読みです。
今回は短めなので3冊持って行きました。
時間の都合で読めたら読もうと思って・・・  廊下で出会った男の児が「今日は何冊持ってきた?」って聞くんです。
う~ん 今年の6年生は無邪気でかわいい! がんばって3冊読みました。

一冊目

ブクログより


少年は日曜日になるとおばあちゃんとバスに乗って、教会とボランティア食堂に出かけます。
雨の日はバスより車のほうがいいと思う少年ですが、バスの乗客からいろいろな学びをおばあちゃんから教わります。

肌の色が違う人、体が不自由な人、若い人、お年寄り・・・
バスの中はまるで世界を凝縮したかのようです。

ボランティア食堂のあたりは暗くて汚くて少年は嫌いですが、そんな中でもおばあちゃんはきれいなものを見つけるのが上手、ビルの間にかかる虹、しなやかに通り過ぎる猫・・・

ボランティア食堂ではいつもの友達が待っています。
ボランティアする人も受ける人もそこではみんな友達なんです。


2冊目

同じく


韓国の作家さんなので、日本の銭湯事情と少し違うところがありますが、あかすりとか水風呂とか。

とにかく絵がすごい! インパクトありすぎです。
すべて粘土細工で作られているようです。ですので立体的、リアルです。
特に天女が素晴らしい? 天女のイメージが変わってしまいますが。

そして訳が長谷川義文さんなので、面白くないわけがありません。
シリーズ化していただきたいくらいです。

韓国にもヤクルトってあるんですね。
日本だったらお風呂上りは牛乳なんですが。


3冊目

同じく

ケチャップマンは何かの役に立ちたいと街を歩く。
フライドポテトのお店で働き始めたケチャップマン、来る日も来る日もポテトを揚げる。ケチャップの出番はない・・・

ある日現れたトマト頭のトメイト博士、ケチャップマンのケチャップを注文。
トマトがケチャップを食べたらどうなる?

絵が愉快な本です。





生活クラブで鮮魚BOXというのを注文しています。
月一回、近隣の漁港から上がった魚が届きます。
届く日の夕方は、容易万端でドキドキしながら待ちます。今日は何が入っているかな~?
最適の食べ方が書いていますが、新鮮なのでできれば刺身にします。
台所中鱗だらけ、身のいっぱいついたあらの山・・・
あら汁が主なのか刺身が主なのかわからない献立です。
今回は、ハチビキ(手前の赤いの)と平アジでした。ハチビキて・・・初めて聞きました、白身かなと思いきや、青背の魚のような感じでした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新学年の本読みです

2017年05月16日 | 「図書ボランティア」のひきだし
新学期が始まり早5月も半ば、今年は6年生に本読み入ります。
私にとって、本読み最後の年になりますか・・・
とにかく気分も新たに1年間楽しみたいと思います。

またしても本の選定に悩むところですが、今回選んだのは

ブクログより


狂言の演目「附子・ぶす」を絵本にアレンジされたもの。

主人から留守を頼まれ、ぶすなるものの見張りを頼まれた、太郎冠者と次郎冠者。
上を吹いてきた風に当たるだけで死ぬ、という物騒なぶす。
そのぶすの正体を見破り、全部食べてしまった二人が立てた作戦、
さて主人は許してくれるでしょうか・・・

「一口食べても死ねないの、二口食べても死ねないの・・・」
とぼけた家来たちであります。

一休さんでも出てきたお話しですが、セリフが狂言らしい言い回しや、(読み手が狂言らしく読めているかどうかは疑問)
長谷川義文さんのとぼけた絵で楽しんでもらえたのではないかと思います。

平成29年5月9日(火)
6年1組

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6年生最後の本読み

2017年03月30日 | 「図書ボランティア」のひきだし
6年生最後の読み聞かせに集大成として、何かやろうということになり、1組2組合同でボランティアが集まりペープサートをすることになりました。
※ ペープサート・・・紙の人形劇、紙に人物などの顔を描き、棒を付ける。


登場人物が多く、役割分担しやすいということで選んだ本が

ブクログより


ヌーのお母さんがライオンに食べられて裁判が行われることになりました。
裁判長、弁護人が任命され、証人たちも呼ばれて次々証言をしていきます。
ライオンはむやみに動物を襲うのではないこと、
ライオンに襲われるより、病気のほうが怖いことなど、
単なる弱肉強食の自然の掟と一言では表せない事実を分かり易く明らかにしてくれます。

児童書でありながら、内容はとても深く自然界の仕組みを解き明かしてくれます。
あべさんの描くダイナミックで力強い動物たちも素晴らしいです。

裁判が終わり「いいさいばんだった、いいさいばんだった」と
黄昏の中を帰っていく動物たちの満ち足りた気持ちが伝わってきます。



子供の学年が上がるのに合わせて、ボランティアも上がっていくのですが、高学年になるにつれやめていく人が多くなり確保に苦労すると聞いていたのですが、この学年は最後まで残られた人が結構おられてしかもみなさん仲良しばかり。
そんな中で、世代を超えた私を快く入れてくださり、6年間活動できたことに感謝しています。

6年前、初めて1年生の教室で読んだこと、読んだ本、今でもはっきりと思い出すことができます。
6年間で子供たちは心身ともにずいぶん成長しましたが、私も貴重な体験をさせていただき、たくさんのことを得ることができました。

一週間に一度の朝のほんのひと時に聞いたお話、これから先の人生に少しでも思い出し、力になってくれたらいいな。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

図書ボランティア

2017年03月08日 | 「図書ボランティア」のひきだし
2月に読んだ本です。



ブクログより



忍者のお話しなのに、文も絵も外国の人が書いている、このことに興味を持ち手に取りました。訳はご存知長谷川義史さんなので、登場人物は関西弁でしゃべります。
まあそれでだいぶん忍者らしくなっているのですが、背景の絵や、お母さんの服など
やはり日本離れしていて面白いです。

内容はいたって簡単、夜に忍者ごっこをしている男の子がお母さんに見つかって、早く寝るようにと促されるというものです。
この作者、日本通なのか忍者が好きなのかな。


2冊目

同じく


絶対に不可能と言われた無農薬リンゴの栽培に成功し、“奇跡のリンゴ”として大きな話題を集めた青森のリンゴ農家・木村秋則さんのお話が絵本になっています。

奇跡のリンゴという題名で映画にもなり、そちらも見ましたが絵本より、より壮絶で深刻だったことを知り、改めて木村さんすごい人だなぁと思わされました。

子供達には難しいことはわからないだろうけど、普段食べているりんごを育てる大変さを少しでもわかってもらえたらいいな。



平成29年2月 6年・5年






3月3日・めいほうスキー場にて






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

図書ボランティア

2017年02月20日 | 「図書ボランティア」のひきだし

ブクログより


最終学期の本読みです。
ちょっとさかのぼり、1月の本です。


1月ということで、おめでたいお話をと選んでみました。

小噺というのは、題に沿って作る面白い短いお話しです。
最後に落ちというものがあって、シャレだったり頓智だったりします、という解説を最初にしまして、十二支のトップバッター、ネズミから順番に読んでいきます。

落語のまくらなんかに実際ある話や、すごくしゃれた感心するようなのもあって、私的にはすごくよくできた本だなと、自信をもって読みましたが・・・
子供たちは、落ちの意味が分かっているのか、わからないのか、いまいち反応が鈍い・・・

今のわかる? わからなかったら言ってね、説明するから、とか言いながらなんとか十二支全部読みましたが、ちょっと失敗だったかなぁ。
なんせ6年生ですからね、低・中学年のような無邪気さを求めてはいけないのです。

たいして受けるでもなく静かに読み終えました、さぶ~~




2冊目

同じく


柳田国男さんの遠野物語を、京極夏彦さんが新に絵本にしたもの。
とっても絵がきれい、お話も不思議なおとぎの世界の出来事のような、そこはかとなく怖いような。
やっぱり大人の本かな。


ということで、6年生に私が読むのはあと1回となりました。
何を読もうかな~~ 悩む~~



平成29年1月17日(火)
6年1組




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする