Aa! First Kiss
カラオケに行くと機種問わず、選曲用の本が置いてありますが、アーティスト五十音順のトップにくる歌手名は誰だと思いますか?
答えは「あぁ!」です。田中れいな、夏焼雅、鈴木愛理。今見ると凄いメンバー構成ですね。ワンダ系各ユニットの中心人物ですよ。正直、今CD出したらHigh-Kingより売れたりして。
そんなワンダフルハーツ豪華選抜ユニット「あぁ!」ですが、2003秋に結成された当初のヲタの反応はイマイチでした。先行してデビューしたキッズユニット「ZYX」には娘。の人気メンバーである矢口がいた分、まだヲタも大目に見ていた部分がありましたが、「あぁ!」は娘。加入後まだ半年弱の田中れいなにキッズ二人。売れる訳ねえと叩かれていた事を憶えています。何しろ当時はキッズへの風当たりが強く、貴重なユニット枠をキッズに使うな!という批判が凄かったと記憶しています。
私は、子供で商売するのは何だかなあ…と思いつつも、まずは曲ありきでしたので、「ZYX」のCDも買っていました。「あぁ!」に関してはメンバーに興味は持てなかったのですが、曲が良ければ…と考えていました。雅ちゃんは当時、私にとって顔と名前が一致する数少ないキッズメンバーでしたので、その実力のほども気になっていました。
そんな気構えで、デビュー曲「FIRST KISS」を聴いた訳です。
そのデビュー曲の初聴のインパクトは絶大でした。れいなが結構出来る子なのは、あの「シャボン玉」でわかっていたので、れいなに関しては驚きは小さかったのですが、メインで歌っている鈴木愛理とかいうチビっ子に驚きました。何者だ?こんな歌える子供がキッズにいたのか!
キッズ初レコーディング曲「がんばっちゃえ!」では、娘。やごっちんに混じって「町内の子供合唱団」のような歌を披露していたキッズに、こんな出来る子がいたとは驚きでした。勿論、当時は愛理がアップフロントスクールの優等生だったなどというデータは知りません。茶髪小学生雅ちゃんの事より、鈴木愛理!とばかりに、私は周りに「あぁ!」は曲もいいし、鈴木っていうキッズの子が将来性を感じさせる歌姫なんだよと宣伝しました。効果は勿論ありません。何しろ、その鈴木ちゃんは当時9歳。歌を聴く前に拒絶されても仕方ありません。
当時、都内で「あぁ!」の握手会が行われました。私は内容に興味津々で、狼に立った握手会スレをROMっていましたが、在宅組は「この現場は9歳と握手したい奴らが集まる犯罪予備軍集会ですか?」とか、「警察は入口にカメラ設けて客の顔を資料用に撮影しているな」とか、参加者をからかい、参加者は「おまえら安心しろ現場はイケメンしかいない」とか、「おまえら誤解すんなよ俺はれいなと握手がしたいだけなんだよ」とか書いて、「れいなだって中2だから世間からみりゃ充分ロリコン」とやり返され笑いを誘ったり、愉快な空気がスレに流れていました。
握手会は結局無事に終わり、当時からヲタを楽しませようとサービス精神の強かったれいなが盛り上げ、イベントは楽しかったようでした。9歳も茶髪小学生も、しっかりと握手会を完走し、ヲタへの対応もしっかりしていたと評判になったりもしました。いい感じにスタートを切ったのです。
「あぁ!」は寺田氏も気合い入ってたようで、当時「あぁ!」デビューを報じるスポーツ新聞記事にも、凄い良い曲が出来たとコメントをしていました。
しかし、ZYXみたくうたばんに出る事もなく、セールス的にはベスト10入りせずに失敗と終わりました。
やはり、まだこの新人三人だけでユニットを組ませるのは早かったのかもしれません。
しかし、曲の良さ、歌の上手さ、更にPVも結構良かった「あぁ!」は、一部のヲタには評価も高く、ZYXが事実上矢口のユニットではなく村上愛のユニットになった事と併せて、来るべくキッズだけのユニットが案外しっかりしたユニットになりそうな予感を感じてさせてくれたのでした。
そのキッズだけのユニットは、翌年春に「Berryz工房」として世に出てくる訳ですが、そのBerryz工房に夏焼雅が加入した事もあってか、「あぁ!」のセカンドシングルは出ないまま、活動は自然消滅となりました。我々が歌姫鈴木愛理の歌声を堪能出来るようになったのは、そこから二年ほどの時間が過ぎた頃でした。
当時は多くのヲタから「売れる訳ねえ」と思われたこの人選も、今や三人とも各ユニットの中心的存在。冗談抜きに今「あぁ!」の新曲を出したら、High-KingやBuono!より売上が上になりそうに思えるほど。
ハロプロコンサートでは2006正月に再結成が実現していますが、「新曲」を見てみたい!
この際、C/Wは「FIRST KISS 2008ver」でもヨイです。それもそれで聴いてみたいし。
自分が思うに、「あぁ!」があったから、スタッフもその後、れいなを娘。の中心人物に置けたと思うし、雅ちゃんは横で愛理の歌を目の当たりにしたから、その後の伸びがあったと思うのです。そして、愛理は「あぁ!」のセンターでありながらBerryz工房に選ばれなかった事で挫折を味わい、本人曰く「生意気だった自分がある時期を境に変わった」事に繋がっていく訳です。まさに、℃-uteの土台を築く上でも「あぁ!」は大きな役割を果たしているんですね。
だからこそ、成長した三人の集まったパワーを見てみたいです。High-Kingもいいけど、こういう年月を超えたドラマ性がある方が思い入れもしやすいってものです。
事務所の方、「あぁ!」セカンドシングルをお願いします。夏のワンダフルハーツコンサートの目玉企画の一つにするのが、良さげな復活方法と思いますが、もう今年は間に合わないですね。残念ですが、いつかの復活を待っています。
あぁ!の「First Kiss」のPV
http://jp.youtube.com/watch?v=S4Rkm6SS0Cc&feature=related
カラオケに行くと機種問わず、選曲用の本が置いてありますが、アーティスト五十音順のトップにくる歌手名は誰だと思いますか?
答えは「あぁ!」です。田中れいな、夏焼雅、鈴木愛理。今見ると凄いメンバー構成ですね。ワンダ系各ユニットの中心人物ですよ。正直、今CD出したらHigh-Kingより売れたりして。
そんなワンダフルハーツ豪華選抜ユニット「あぁ!」ですが、2003秋に結成された当初のヲタの反応はイマイチでした。先行してデビューしたキッズユニット「ZYX」には娘。の人気メンバーである矢口がいた分、まだヲタも大目に見ていた部分がありましたが、「あぁ!」は娘。加入後まだ半年弱の田中れいなにキッズ二人。売れる訳ねえと叩かれていた事を憶えています。何しろ当時はキッズへの風当たりが強く、貴重なユニット枠をキッズに使うな!という批判が凄かったと記憶しています。
私は、子供で商売するのは何だかなあ…と思いつつも、まずは曲ありきでしたので、「ZYX」のCDも買っていました。「あぁ!」に関してはメンバーに興味は持てなかったのですが、曲が良ければ…と考えていました。雅ちゃんは当時、私にとって顔と名前が一致する数少ないキッズメンバーでしたので、その実力のほども気になっていました。
そんな気構えで、デビュー曲「FIRST KISS」を聴いた訳です。
そのデビュー曲の初聴のインパクトは絶大でした。れいなが結構出来る子なのは、あの「シャボン玉」でわかっていたので、れいなに関しては驚きは小さかったのですが、メインで歌っている鈴木愛理とかいうチビっ子に驚きました。何者だ?こんな歌える子供がキッズにいたのか!
キッズ初レコーディング曲「がんばっちゃえ!」では、娘。やごっちんに混じって「町内の子供合唱団」のような歌を披露していたキッズに、こんな出来る子がいたとは驚きでした。勿論、当時は愛理がアップフロントスクールの優等生だったなどというデータは知りません。茶髪小学生雅ちゃんの事より、鈴木愛理!とばかりに、私は周りに「あぁ!」は曲もいいし、鈴木っていうキッズの子が将来性を感じさせる歌姫なんだよと宣伝しました。効果は勿論ありません。何しろ、その鈴木ちゃんは当時9歳。歌を聴く前に拒絶されても仕方ありません。
当時、都内で「あぁ!」の握手会が行われました。私は内容に興味津々で、狼に立った握手会スレをROMっていましたが、在宅組は「この現場は9歳と握手したい奴らが集まる犯罪予備軍集会ですか?」とか、「警察は入口にカメラ設けて客の顔を資料用に撮影しているな」とか、参加者をからかい、参加者は「おまえら安心しろ現場はイケメンしかいない」とか、「おまえら誤解すんなよ俺はれいなと握手がしたいだけなんだよ」とか書いて、「れいなだって中2だから世間からみりゃ充分ロリコン」とやり返され笑いを誘ったり、愉快な空気がスレに流れていました。
握手会は結局無事に終わり、当時からヲタを楽しませようとサービス精神の強かったれいなが盛り上げ、イベントは楽しかったようでした。9歳も茶髪小学生も、しっかりと握手会を完走し、ヲタへの対応もしっかりしていたと評判になったりもしました。いい感じにスタートを切ったのです。
「あぁ!」は寺田氏も気合い入ってたようで、当時「あぁ!」デビューを報じるスポーツ新聞記事にも、凄い良い曲が出来たとコメントをしていました。
しかし、ZYXみたくうたばんに出る事もなく、セールス的にはベスト10入りせずに失敗と終わりました。
やはり、まだこの新人三人だけでユニットを組ませるのは早かったのかもしれません。
しかし、曲の良さ、歌の上手さ、更にPVも結構良かった「あぁ!」は、一部のヲタには評価も高く、ZYXが事実上矢口のユニットではなく村上愛のユニットになった事と併せて、来るべくキッズだけのユニットが案外しっかりしたユニットになりそうな予感を感じてさせてくれたのでした。
そのキッズだけのユニットは、翌年春に「Berryz工房」として世に出てくる訳ですが、そのBerryz工房に夏焼雅が加入した事もあってか、「あぁ!」のセカンドシングルは出ないまま、活動は自然消滅となりました。我々が歌姫鈴木愛理の歌声を堪能出来るようになったのは、そこから二年ほどの時間が過ぎた頃でした。
当時は多くのヲタから「売れる訳ねえ」と思われたこの人選も、今や三人とも各ユニットの中心的存在。冗談抜きに今「あぁ!」の新曲を出したら、High-KingやBuono!より売上が上になりそうに思えるほど。
ハロプロコンサートでは2006正月に再結成が実現していますが、「新曲」を見てみたい!
この際、C/Wは「FIRST KISS 2008ver」でもヨイです。それもそれで聴いてみたいし。
自分が思うに、「あぁ!」があったから、スタッフもその後、れいなを娘。の中心人物に置けたと思うし、雅ちゃんは横で愛理の歌を目の当たりにしたから、その後の伸びがあったと思うのです。そして、愛理は「あぁ!」のセンターでありながらBerryz工房に選ばれなかった事で挫折を味わい、本人曰く「生意気だった自分がある時期を境に変わった」事に繋がっていく訳です。まさに、℃-uteの土台を築く上でも「あぁ!」は大きな役割を果たしているんですね。
だからこそ、成長した三人の集まったパワーを見てみたいです。High-Kingもいいけど、こういう年月を超えたドラマ性がある方が思い入れもしやすいってものです。
事務所の方、「あぁ!」セカンドシングルをお願いします。夏のワンダフルハーツコンサートの目玉企画の一つにするのが、良さげな復活方法と思いますが、もう今年は間に合わないですね。残念ですが、いつかの復活を待っています。
あぁ!の「First Kiss」のPV
http://jp.youtube.com/watch?v=S4Rkm6SS0Cc&feature=related
ハロモニで見たのが最初だったんですが、曲良すぎだろ!というのと、綺麗すぎる顔の茶髪小学生(夏焼雅)、そしてやっぱり9才にしてセンターのちっちゃい子(鈴木愛理)のインパクトは凄かったです。
「生意気だった自分がある時期を境に変わった」。愛理はそんなこと言ってたんですか~。
確かに、℃-uteで久々に彼女を見たとき、ルックスもさることながら、雰囲気もガラリと変わっていたので、どうしたんだろうとは思いましたけど。
挫折が愛理を大きく変えたんですね。
成長した三人の再結成希望!
「FIRST KISS 2008ver」もすごく聴きたいです。
もうすぐ、あぁ!結成から5年。今や三人とも所属ユニットを背負って立つ存在ですから、凄くいい感じの歌を聴かせてくれそうです。成長した三人の「FIRST KISS 2008ver」、是非実現して欲しい企画ですね。
「Buono」が「甘め系」なら、「あぁ!」は「すっきり系」か「やや辛め系」と思ってます。ぜひ、再録希望します。
あぁ!確かにテレビ出ていましたね。その辺を端折って書いてしまいましたが、あの頃は今よりもハロプロは音楽番組に出られて幸せでしたね。
あぁ!は「すっきり系」か「やや辛め系」、そうですね。個人的には、れいなや雅のキャラで、「やや辛め系」かなとか思いました。
いずれにしても、何かの機会に再結成してほしいものです。雅ちゃんの今後が心配な今日ですけど。