フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

JUMP

2009-10-25 14:54:27 | ハロプロ(℃)

 今日で「℃-uteの梅田えりか」さんとはお別れです。まだピンと来ないけれど、いや多分現場に居たとしてもピンと来なかったかもしれず。
 明日からは「ソロ」の梅田えりかであり、モデルを目指す梅田えりかなのですね。ふと、昔の事を思い出します。

 Berryz工房が2004年1月、中野サンプラザを貸し切って華々しく結成式を行い、その日からハロプロキッズは二つに分かれました。ハロプロコンサートの出演者紹介では、現在の℃メンだけが「ハロープロジェクトキッズ」と呼ばれ、関係者やヲタからも「非ベリ」だの「キッズ」だのと、名無し扱いをされてきた7人。原宿竹下通りに並んだベリの宣伝ペナント、一編成の車内全てがベリ広告で飾られた小田急ベリーズトレイン。これらのものを7人がもし目にしたら? そう思うと切なくなりました。

 この時期、どうやってメンバーが励ましあってきたのか?大いに興味があります。今年の910の日イベントで梅さんが、「℃-ute会議というのを開いて、メンバー内で悪口や陰口は言わない。移動の席割りはランダムなどの決め事を作っていた」と語っていました。メンバーの気持ちを一つにしていく事で、心が折れないようにしてきたのでしょう。舞美梅さんめぐが中心になってメンバーをまとめてきた。そして、途中加入の栞菜を温かく迎え入れた。

 時は流れ、2007年℃-uteメジャーデビュー。当時のテレビ映像を見ていると、梅さんが非常に頼もしい。思い出してみてください。うたばん(出演時はスペシャルウィークで、とくばんでした)での「でも嘘なんだよ」。HEY3での「Berryz工房に入れなかった余り者」など、インパクトある発言を残し、トークでも中心になっていた事を。梅さんが、やっと掴んだ℃-uteのメジャーデビューを盛り上げていこうと張り切っていた事がわかります。

 メジャーデビュー直後に行われたファーストコンサート、ラスト部分のメンバー挨拶で客席から自然発生な「℃-ute最高」コールが起こりました。それは、この日を待ち侘びていたメンバーとファンの想いが一つになった瞬間でした。感極まって涙を流すメンバー。「たとえ、回り道であったとしても、最後に笑う事が出来れば、その回り道は無駄ではない」そう実感出来た瞬間でした。

 (梅さんの挨拶のあたりからメンバーが泣き始めますが、そこがコールが始まった部分です)

 メジャーデビュー曲「桜チラリ」のC/W曲である「JUMP」の歌詞は、デビューまでに長い時間を掛けてきた℃-ute達の気持ちを歌ったものだと思っています。
 「いつまでも諦めない」、「負けなんて認めない」、そして梅さんが歌います「最後は絶対笑ってやる」。

℃-ute JUMP!

 (ファーストコンサートの映像。この曲が一曲目でした)

 梅田えりかさん。新しい道でも、最後に笑っていられるよう、「キューティーJUMP!」というツアータイトルの如く、力いっぱいJUMPしてください。応援しています。


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5 コメント

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憎い (Jasmine029)
2009-10-25 16:16:37
こんにちは。
初めて管理人さんの記事が憎いと思いました。
卒業と分かっていてもあまりしんみりしないようにと思っていのですがJUMPのピアノVer.を観ていたら目から噴水ドバー!!です(涙か
メンバーにとってもファンにとってもたくさんの思いがつまっている今日のコンサート。会場が涙よりも笑顔で埋め尽くされるように。
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忘れられたくない夏 (森のクマさん)
2009-10-26 00:32:48
卒業SPとしてアンコールの2曲目に、
この曲を梅さんがメンバーに見守られながら
ソロで歌いました。
泣き崩れるメンバー、そして最後は梅さんも涙で声が出なくなると、会場が歌を続けて最後は
大合唱に・・・

ダブルアンコールでは、「明るく楽しいのが私」と
いうことで、会場全員で「MAX,MAX」
ステージを最後に引き上げるとき、舞美が引き留め、
「みんなで『キュートでした』を振り付けでやろう」ということで
「たしかこの振りはメジャーデビューの頃に梅さんが
アイディアを出したはず」と思いながら卒業式を締めくくりました。
返信する
℃-uteらしい卒業 (J)
2009-10-26 20:24:06
最終日、昼夜と参戦してまいりました。

公演が始まる直前に「ドドンガドン音頭」が流れ、会場は一気にヒートアップしました。
これは憎い演出だったと思います。

そして昼公演でスペシャルとして「忘れたくない夏」が始まった時点ですでに目から汗が止まりませんでした。
この曲がくるのではと予想してはいたのですが、やはりメンバーが泣きながら歌っている
のを見てしまうと胸が詰まってしまいました。

そして夜公演。メンバーみんなが梅さんのことを思っていたんだなあ・・と改めて感じました。
普段クールなマイマイの号泣。人文字で「えりかちゃん大好き!」と大の字を作って自爆して大泣きしてしまった愛理。
そして視界がぼやけてステージを正視できない自分がいました。
でも最後はMAX!MAX!で締めるあたりが梅さんらしくてとても爽やかでした。
これで℃-uteは5人になりましたが、5人の心の中にはいつも愛、栞菜、そしてえりかがいるのだと思います。まだまだこれからですよ、℃-uteは。

返信する
飛翔 (ガコちゃん)
2009-10-28 22:13:37
こんばんは。

梅さんの旅立ちを直接見て、しばらくは気持ちの整理が出来ず、今日まで自身のブログもこちらのコメントも控えていました。

各サイトのブログや管理人さんの仰る通り、とても温かいコンサートでした。

JUMPは私にとっては大切な曲なので、紺で歌われるたびにいつも胸が熱くなっています。
さらに今回は特別なステージでしたから一緒に歌いながらも身体が震えっぱなしでした。

コンサートの内容はいろんな方々のコメントで述べられている通りです。
ですからそれ以外をお話しすると、我がチームの企画でパネル(梅さんの)への寄せ書き(梅さんへのメッセージ)をしました。会場の多くの方々に協力してもらい、スタッフの方から本人へ手渡してもらいました。コンサート中は最前列の席にそのパネルを置いて、時より梅さん本人も視線を送ってくれました。パネルへ記入してくださった方の中には、号泣しながら書いている人もおり、ファンの優しさを実感した瞬間でもありました。
また、チームメンバーの多くは学生なのでチケットが無かったのですが、会場推しの形で階下から声援を送りながら、泣いている子もいましたよ!

コンサート後、いつもの清掃活動を行い、いろいろ悩んだ末、新大阪まで見送りに行きました(あまり出待ちや見送りは本意ではないですが=本人達に迷惑になるかも)
駅の改札、エスカレーター、ホームを歩く、梅さんの姿は凛として、輝いていました。ファンからの声援に笑顔でうなずき、そっと手を振ってくれた梅さん・・・。
彼女の笑顔は一生忘れないでしょう!!
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Unknown (管理人)
2009-10-29 00:02:36
コメントありがとうございます。

>Jasmine029さん
こんばんは。憎いとか言うから焦りました。何か悪い事でも書いたかと思いました(汗)。
このピアノverの動画は大好きで、以前から紹介しようと思っていました。実際は観客のコールで泣いているのですが、自分も当時現場で、三年分(2004~2007)の思いを込めてコールしました。
コンサート、明るく涙なコンサートだったようです。DVDが待ち遠しいですね。

>森のクマさんさん
お疲れ様でした。昨日書いた記事にこの音源を貼りました。大合唱に至るまでの観客の反応の早さが素晴らしかったです。
「明るく楽しいのが私」。さすが梅さんです。明るく旅立つ姿こそ相応しい。梅さんは、アイデア豊富な人でもありました。「キューティーランド」というFCイベントの名前も梅さん命名です。

>Jさん
お疲れ様です。BGMまで気を遣ったスタッフGJ!出だしから盛り上がるというまさにラストらしいコンサートになったようですね。
「忘れたくない夏」の選曲はベストでしたね。この曲なら、歌詞、曲ともにこの場に合っていると思います。
メンバー全員の思いもこもって、それが形になり、そしてファンが盛大な拍手と応援で見送る。明るく泣けるラスト。まさに名作映画のようです。
℃-uteはこれからも「らしく」走っていきますよ。メンバーは5人だけど、8人分の思いが詰まったグループです。

>ガコちゃんさん
こんばんは。お疲れ様です。会場の外にも色々なドラマがあったのですね。大勢の人の思いが梅さんに届いたと思います。
そのようなコンサートですから、最初から最後まで非常に充実した濃いコンサートになったのだと思います。
新大阪の話、このような日ですから、通行の邪魔になったり、他の乗客の迷惑にならなければ、見送りもアリだと思います。もうしばらく会えないかもしれない人を見送るのですから。
梅さんの今後も期待して見守っていきましょう。
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