TOKYO IDOL FESTIVAL 2011 ～バニラビーンズ 真野恵里菜～

　TIF2011レポートの続きです。

　スカイステージから降りて、物販エリアに移動しました。
　物販エリアでの握手会ゾーンを覗くと、川島海荷がいるグループ「9nine」が現れました。何も買わなくても握手出来た事を後から知りましたが、自分は握手はせず近くで見ておりました。いやあ、皆さんさすが女優オーラというのでしょうか、とにかく綺麗でスタイル良かったです。
　9nineを堪能したあと、アイドリング!!!の握手を眺めていたら、ちょうど東京女子流のメンバーがやってきました。これから握手会なようです。みんなステージを降りれば小柄で可愛い中学生。微笑ましいキュートさがありました。
　女子流に限らずですが、メンバーは基本的にはヲタの歩いているスペースを通って握手会ブースに向かうのですが、ヲタがマナーが良くて、がっつかないのが印象的でした。これ、もしハロプロが同じ事をやったらどうなるだろうか？なんて思ったり。

　物販エリアから降りてきた頃、少しずつ日が落ちていきます。野外の無料エリアであるスマイルガーデンのステージでは18:15からアイドリング!!!、THEポッシボー、YGA、さくら学院から選抜されたメンバーによるステージが始まりました。
　スマイルガーデンは小さなステージなのですが、このコーナーでは生演奏、つまりバンドが付きます。アイドリング!!!のホール公演、通称「ナンバリングライブ」で演奏をしているバンドが演奏をしました。曲は各ユニットの持ち歌をコラボレートしたり、昔のヒット曲をカバーしたり。さくら学院メンバーが可愛く歌った「タッチ」、アイドリング!!!河村唯さんとポッシボーメンバーがカッコ良く決めた「六本木心中」などが印象的でした。

　バニラビーンズ
　スマイルガーデンを途中で切り上げ、ホットステージに移動しました。真野ちゃんを確実に観るために、ひとつ前のバニラビーンズから観ようという作戦です。
　ところが現場に来てびっくり、入場規制がかかっていて列が出来ていました。とりあえず列に並び様子見。
　18:45にSUPER☆GIRLSのステージが終わり、お客さんの入れ替わりがあり列は動き出しましたが、バニラビーンズの一曲目には間に合わず。そうです、バニラビーンズのステージも楽しみにしていたのです。

　中に入るとトークが始まっていました。
「たくさんお客さんが来てくれていますが、皆さんマノフレですよね？マノフレの人～(と、挙手を求める)」
　多くのお客さんが手を挙げました(苦笑)。
　そこを上手くいなしながら盛り上げるのがバニラビーンズ。その後もトークの合間に、実はモーニング娘。の四期～七期追加オーディションまでを受けて
いたメンバーがいる話。「私達の曲は実はフリコピが簡単だって、皆さん気づきましたよね？次の曲は皆さんぜひフリコピをしてください」など、あくまでもここにいるお客さんの多くはマノフレなんだと自覚してトークを展開。
　そして言いました。「皆さん温かいですね」
　そうなのです。マノフレは楽しく、場の空気を壊さないようなノリ方でバニラビーンズのステージを盛り上げました。メンバーは最後にも、、
「皆さん次はラストの曲です。このあとは皆さんお待ちかねの真野恵里菜ちゃんです」(笑)。

　バニラビーンズはマノフレに向かい、「皆さんバニフレにもなってください」と煽っていましたが、少なくともマノフレの皆さんはバニラビーンズに好感を持ったと思います。そして、TIFを通じて真野ちゃんとバニラビーンズが仲良しになった事も付け加えておきます。

[PVフル]　バニラビーンズ「ニコラ」　Vanilla Beans


　真野恵里菜
　19:45、いよいよ真野恵里菜ちゃんが登場。出だしで音声トラブルはあったけれど、なんとかライブはスタート。
　この日の真野ちゃんの衣装はハロコンでも着ていた赤のラメのジャンパーにショートパンツ。あんどへそ出し(苦笑)。
　真野ちゃんはやはり普段のステージとは違うTIFというフェスティバルのステージに気合いと緊張で平常心ではいられないのでしょう、やや歌声が上ずっているように感じましたが笑顔は最高。
　「実は私、小さい頃からアイドルが大好きで、今日のイベントに出演が決まった時は本当に嬉しくて、とても楽しみにしていたんです。アイドルのパワーを見せつけられるようなイベントにしたいなって思っていました！」
　そして、真野ちゃんからこんな発言が出ました。
「実は一年前くらいから東京女子流さんが大好きで、今日は是非ステージが観たいなと思っていたんですが観られなかったんです」
　真野ちゃんの女子流ファン宣言が飛び出し、更には、
「今日初めて真野恵里菜を観たという方もいるとは思いますが…」
　ここでヲタが手を上げまくりです。それを見て真野恵里菜ちゃんが「皆さんはいつもイベントでお会いしている方ばかりじゃないですか(笑)」

　ライブはノリのいい曲を中心に展開され、途中で真野恵里菜ちゃんがジャンパーを暑くて脱ぐ一幕も。それにしても真野ちゃん、腹筋がすごくなってきていますね。かなり気合いを入れて鍛えているそうです。マネージャー曰く、真野ちゃんはストイックだそうなので、これからどんな風になるか楽しみです。

　今回のTIFはグループアイドルばかりですから、ソロアイドルとさてメインステージ会場であるホットステージに上がったのは真野ちゃんだけです。今の時代にソロで出来るという事、こうして大勢の人がライブに駆けつけるという事実。ソロアイドルとして輝く真野ちゃんの存在は孤高の星のようで、ライブが終わり夜空を見上げた私には、まだステージでの姿は幻想の彼方だったのかもしれません。でも、「アイドルは歌やダンスが上手い下手でステージは語れない。観た人に何を伝えられるかだ」と改めて思うのでした。　　私の胸には真っ赤で優しい輝きが突き刺さりました。

真野恵里菜 「世界はサマーパーティー」（MV）


セットリスト
01.世界は サマー・パーティ
02.My Days for You
MC：挨拶・エッグ紹介
03.ダレニモイワナイデ
04.OSOZAKI 娘
05.Ambitious Girls
MC
06.春の嵐
07.お願いだから・・・
08.21世紀的恋愛事情
09.青春のセレナーデ
MC
10.元気者で行こう！

（次回へまだ続きますが、多分その前に娘。秋ツアーの話をはさむ予定です）