土曜日(2/25)、新宿のミノルタフォトスクエアに、カメラの点検と修理を依頼してきました。
ミノルタによる修理受付は三月いっぱいで終了し、四月からはソニーが引き継ぐ事になっています。修理・検査を行う委託業者は変わらないらしいという話も聞きますが、やはりソニーによる新体制がどこまで受け付けてくれるか不安もあり、所有品のうち、ちょっと昔の機種で不調のカメラを持って行きました。元気になって手元に戻ってくる事を楽しみにしています。
ミノルタでの用を済ました私は、新宿西口の中古カメラ屋巡りを開始。昨今のデジカメの新機種のサイクルの早さに辟易しつつある私は最近、古いカメラを買ってリバーサルフィルムで撮影し、スキャナでパソコンに取り込んだ方が写真趣味としては楽しい!という結論の下、1960~80年代くらいの機種をいろいろ物色しています。
デジカメの手軽さも肯定していますので、操作性が良くレンズ描写の良い(これが案外難しい)コンパクトタイプを一台買い増ししたいなと思っています。
とは言うものの、趣味というのは手軽さが一番大事などというようなものではないので、こうして店にやってきて眺めるのは大体が昔のカメラばかりです。
何店か回って、今日はこの店で終わりにしようと思い入った店で、珍品を見つけました。「ミノルタ16P」というその超小型カメラは、上の掲載写真でおわかりいただけるように、大きさは相当なコンパクトさです。
実はこのカメラ、16mmフィルムという今では入手困難なフィルムを使っているため、実用性はゼロに近い。したがって、値付けも妥当に1,525円でした。
レンズにカビがあるものの、コレクションとして買う分には充分という訳で、結局買ってしまいました。実は、別な店で「取説および専用ケース付き8,000円」というのをネットで発見し、見に行ってみようかなと思っていたので、付属品は付かなかったものの予算的には安く済みました。
実用性無視、コレクションのためだけの買い物をしたあと、友人とハロショ渋谷店で合流。私は写真9枚(愛、ガッタス梨華美貴、なちかお2ショット、友理奈、桃子、雅、ベリの2ショット&3ショットものなど)に、発売されたばかりのトレーディングプリクラ風シール3枚を購入。
友人はそのトレシールを5枚買って、早速喫茶店にて結果発表会。
私 紺野(^^;) 飯田さん 吉澤さんと、娘。新旧リーダーを引き当てました。
友人 稲葉(…) 大谷(……) 岡田 清水 須藤
友人、佐紀ちゃんに茉麻とベリメンを2枚出したのに、他三枚がネットオークションで売り捌くのが困難(らしい)なメンバーなので落胆の色を隠せません。結局、私の吉を岡πに交換しましたが、慰めになったかどうか…。
改めて、トレ物恐るべし。やはりジョーカー混入率は今回も俄然強めでした。そして、プリクラ風と謳っておきながら肝心のシールは、貼りたい部分を自分で切って貼れ!というセルフサービス仕様である事に後から気づき、こんな実用性のかけらもない代物を買っている自分に苦笑してしまった土曜の夕方でした。
趣味というものは時として、実用性などという枠組みから大きく逸脱していき、それを楽しめるかどうかで、自分とその趣味とにある思い入れの距離感が試されるものなのでしょう。
今回のBGM 西新宿で逢ったひと / 前田有紀