先週、「握手のスピードの問題点」という記事と「ハロプロ魂を受け継ぐ流れ」という記事を書きましたが、その記事に関連した話題がありますので今回はそれを書いてみます。
先週、朝日新聞に保田圭さんが載っているという話題を聞きました。なんでヤススが朝日に?と首を傾げながらどんな記事かと想像してみましたが、これだという話題が思い付きません。
大体、今の自分は「朝日」と聞くと、朝日新聞やテレビ朝日やアサヒビールではなく、「朝日奈央」を思い出してしまうので想像は膨らみません(苦笑)。
記事は、そんなおちゃらけ気分を吹き飛ばす重い話でした。
http://news.livedoor.com/article/detail/4641947/
圭ちゃんがそんな病気になっていて、その病気を隠しながら歌手を続けていた事。歌に賭ける熱き想い。読んでいて胸が熱くなりました。
実は私は娘。ヲタになりかけの頃から、保田圭ちゃんは大好きなメンバーです。厳しさと優しさを併せ持った人。今でもモーニング娘。を卒業した時のコンサートの、あの熱気と後輩達が流した涙はハッキリと思い出せます。良い卒業式が出来るという事は、それだけ皆に慕われていたという事。
記事を読んで、ここまで強いプロ意識を持った圭ちゃんに敬意を表するとともに、モーニング娘。というグループが今でもこういう心意気をちゃんと受け継いでいる事を思い出しました。
モーニング娘。は体育会系気質なグループですから、昔からメンバーが簡単に休まないのです。ヤグチがテレビで言っていましたが、みんな一回は高熱のままステージに上がった経験を持つそうです。
高熱にならない事が一番ではありますが、生活リズムが不規則な芸能人。必ずしもベストな体調でステージに上がれるとは限りません。
今でもモーニング娘。メンバーはツアーになれば、足を痛めても腰を痛めてもステージに立つ。そして何事もなかったかのように踊る。おそらく、そうでなくてはいけないという考え方が、ずっと受け継がれているのでしょうね。
私は見落としていました。ちゃんと先輩から受け継がれているものもある。圭ちゃんや他のメンバーの歌やダンスに対する取り組み方は、ちゃんと受け継がれている。ハロプロの中にも、ちゃんと先輩から後輩に受け継がれている魂があった。改めて、そう記します。
ハロプロの握手のスピードに対する疑問についても、先日書かせていただきました。ファンを有難いとメンバーが思う以前に、まず運営側はそう思っているのか?そういう疑問から書いた記事でした。その気持ちの向ける矛先が曖昧なまま、違う場所で胸を熱くさせられる光景に出逢えました。
昨日、後楽園ラクーアにて行われたアイドリング!!!の3rdアルバム発売記念イベントに行ってきました。先週真野ちゃんイベントでラクーアに来ていますから、二週連続でこの会場に来ています(苦笑)。
イベントの内容は敢えて書きませんが(知りたいよ!というリクエストがあれば書きます)、ステージ終了後の握手がなかなか良い体験になりました。
握手が始まる前にスタッフの方がマイクでこんな事を言いました。
「今回はアルバムイベントなのでシングルイベントよりスピードは遅めです。次の方に迷惑になるほど長く粘らない限り、こちらから背中を押したりはしませんので、メンバーとの会話をお楽しみください」
ビックリしました。更にビックリしたのは握手のスピード。メンバー一人に10秒は普通に掛けられます。ハロプロ以外のアイドルの握手会は低速と聞いてはいましたが、これは正直驚きました。
私は一回目は握手はせずライブだけ参加でしたので、気持ちを切り替えて二回目に臨みました。二回目は握手をする事になっています。
握手が始まる前にメンバーがステージに再登場するとメンバー一人ずつ、ファンに改めてお礼の挨拶をしました。「寒い中ありがとうございます」というコメントと、笑いを誘う話などが各人から繰り返されました。
そして、握手が始まりました。握手列は整理番号順ではなく、それぞれがおもむろに列の最後尾に着きます。
その列がなかなか動かない(笑)。低速握手だから当然です。自分の前には300人いたかどうかな人数でしたが、自分の番が来るまで40分以上かかったと思います。
(余談ですが、この日のイベントは、中学生~大学生の学生ファンは一人がCDを買えば、付き添いの学生ファンはCDを買わなくても握手に参加出来るサービスを行なっていました)
ステージにいるメンバーは皆、低姿勢で、キラキラした笑顔でした(何人かは寒さと疲労で大変そうに見えましたが)。フジテレビに自分達の番組を持つとはいえ、まだメジャーとは言い難いポジションの彼女達。「ファンの有り難み」を痛いほど知っているのでしょう。その熱き心意気、充分こちらに伝わりました。
ただ握手が低速なだけではなく、メンバーが明るく笑顔でファンを迎える。アイドルは大変な仕事でありますが、アイドルとしての大切な心をちゃんと意識している彼女達でした。
色々大変な事があっても、自分で決めた道「職業:アイドル」を頑張ってほしいと思います。それは、ハロプロだろうと、アイドリング!!!だろうと、AKB48だろうと、他の皆さんも、みんな同じです。
以前、このブログで紹介していますが改めて貼らせていただきます。
アイドリング!!! 職業:アイドル [PV]
(映像の中でメンバーが色んな事をしていますが、これは各メンバーの特技だそうです。)
保田さんの病気は自身のブログても何回かにわけてそのそのことについて書いてありましたね。
アイドリングについての握手ですがスッゴイ低速ですね。こんなに遅いとメンバーたちも本気の姿勢ですのでファンも軽い気持ちではなくなると思います。ハロプロも真似しろとは言いませんが少しは見習って欲しいですね。
こんばんは。アイドリング!!!の握手は凄く丁寧でした。なんというか、エッグの握手に似てます。ファンを掴みたい。そういう気持ちなのでしょうね。
ハロプロの場合は、既に自分達のファンになっている人が来ているという安心感がどこかにあるのではないかと思います。
℃の握手がベリに比べて評判がいいのも、この人達は多分他のグループと掛け持ち応援なんだと、メンバーも意識していたからだと思っています。
握手で好印象を与える。アイドルの基本ですが、アイドルって大変ですね。