仕事帰りにブックオフに寄ったら、安倍なつみさんのエッセイ「ALBUM 1998-2003」が105円コーナーにあった。この本、例の一件で回収になってしまったので、今や新品で手に入れるのがほぼ不可能になってしまった一冊。実はまだ持っていなかったので、本の状態もまずまずだった事もあり、すぐさま購入した。
この本、発売前は非常に楽しみにしていた本だったのだけど、発売後に友人から借りて読んでしまった事もあり、ぐずぐずと買わないでいたら回収だ。例の一件の時に慌ててAmazonで注文したのだけど、時既に遅しで出荷準備まで行って突然在庫無しになり、結局注文取り消しになってしまった。
この本には、二つの嬉しい出来事があった。なっちがこの本の中のプライベートショット撮影に使っていたデジカメが「ミノルタ ディマージュXi」だった事がひとつ。
このデジカメ、自分も買おうと思っていたので、この件で購入本決まりになりました。今でも町写真撮り用に、この小さなデジカメは良き相棒になってくれています。
そして、なっちの愛用のパソコンが、私も持っているAppleのiBookだった事は自分には大事件でした。しかも、iBookを撮った写真に付けられたキャプションによると、買った時期も私と同じ2002年春!
なっちの娘。卒業コンのサイリウムの色がそうであるように、なっちと白はイメージ合う。白パソコンの元祖iBookはとてもお似合いだと思う。ちなみに、私のiBookはこのブログの記事「京ぽん2が出たわけだが」に写真で登場しております。
昨日の夜は、月曜日にAmazonから届いたなっちのCDを聴いていた。遅まきながら「恋の花」と、先日に「千」という名義で発売された「たからもの」の二枚です。
恋の花、改めてイイ!音が今までのハロプロ風味と違うのです。プロデューサーが、島谷ひとみを手がけている人に変わったのですが、歌い方に力みがなくて自然体な感じが心地よいです。私は小室全盛の頃から日本の女性歌手に増えた、声をヘンに絞り出すような歌い方が好きではなく、以前のなっちもそのような小手先な歌い方をしていた印象なんですが、今回のは変な力みが取れた分、以前より巧く聞こえます。
小手先系の本家みたいなエイベックス所属の歌手を出かけてきたプロデューサーによって、なっちの小手先が影を潜めるというのも皮肉ですが、確かに今のエイベックスで私が唯一買いたいなと思う歌手が「島谷ひとみ」でもあります。
C/Wの「愛ひとひら」もイイ!音響系というか、広がりのあるアレンジ。私は「音響系」フィッシュマンズがプロデュースを手がけた「MARI MARI」という歌手のCDを持っていますが、愛ひとひらはMARI MARIに近い系統のサウンドで「こういうのを、なっちにやってほしい!」物のひとつだったので、素直に嬉しいです。
千の方は、私はまだドラマを見ていないため、曲の世界にまだピンと来ない点も若干あるのですが、恋の花の延長線上にある曲としては正常進化を遂げていると思いました。
C/Wの「青空」もさりげなく良曲。なっちの曲のタイトルには「空」が付く曲がいくつかあるけど、どの曲も良い曲揃い!そういうスレがあったそうだけど、この曲も同様です。なっちのイメージとしては、白い雲に青い空というのは、ストレートすぎるほどにハマる情景だと思います。
この2枚聴いた後に「夢ならば」聴くと、この曲はやっぱり寺田サウンドだなと思う。つまり、ハロプロ風味。
なっちの新しい道といては、恋の花~たからものの流れはとても良い感じ。そう考えるとDEF.DIVAの活動は余計だなと思えてくる。さらに、今日の狼を賑わしている紅白に新旧モーニング娘。勢揃いなんて苦笑ネタも、なっちには不要だなと…
秋ツアー観たかった。
今晩のBGM 恋の花 / 安倍なつみ
私のiBookは内蔵電池が切れていつも20世紀のままです(苦笑)。
なっちとMac OS Xはホノボノとしていて好きです。