フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ももち、ソロで歌う

2012-07-26 23:33:52 | ハロプロ(ベリ)

 先日のブラックバラエティにて、ももちの「許してにゃん体操」が披露されました。まあ、いつものように堂々とやりきっているももちなのだけれど、彼女のすごい所は「やりきる」気持ちに一寸の迷いがない事。恥じらいもない。彼女は画面を通して観ている人達に笑われる事を前提に動いている。そこに迷いがないからこそ、動きに強さがある。

 普通に考えれば、年頃の女の子が笑われる事を前提にテレビカメラの前に立つ事には、それなりの勇気がいる。しかも、ももちはアイドルなのだから本来はお姫様のような扱いを受けるべき存在。彼女はBerryz工房の中心的メンバーですから。

 さゆの場合はモーニング娘。の存在をテレビ市場に更新させるために自らが道化となり宣伝をしてきた訳ですが、ももちはあくまでももちのために動いている。勿論、Berryz工房の宣伝をする時もあるし、Berryz工房という名前を知らしめる役割はそれなりに果たしている。しかし、彼女からはさゆみたいな「悲壮感とある種の決意」はあまり感じない。笑われてナンボな立ち方をしている。

 私はさゆはとても頑張ったと思っています。敵も生まれたかもしれないけれど、一定の効果はあったと思うし、さゆのファンも増えた。それを前置きした上で、ももちは凄いと敢えて書きます。おそらくももちは一人のタレント「ももち」としての成功をイメージしながら振る舞っているから、全ての責任は自分で背負っているような孤高感がある。使命の方向が違う。

 だからこその「ソロデビュー」なのでしょう。ももち、おめでとうございます。

ももち 『ももち!許してにゃん?体操』(MV)

コメント (8)
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