最近いろんな話題があって、どれから取り上げようかと悩んでいるうちにまた新しい話題がやってきて、それは机の上に溜まっていく書類の如く宿題が増えていく。でも、話題が多い事はとても良い事。
サッカーのW杯アジア最終予選が始まりました。日本は幸先よいスタートを切りましたが、ちょうど二年前のW杯南アフリカ大会からだいぶメンバーも代わりつつある今のチームを見ていて、やはり世代交代は大切であると感じています。
私はグループアイドルがメンバーチェンジをしながら活動を継続していくつもりならば2年くらいのスパンで主力を代えていくべきだと思っています。つまりエースと呼ばれる人をそのくらいのペースで更新していく事でグループ内に活性化が生まれる。
モーニング娘。は今まさに世代交代が行われ、新曲は一応れいなは前には位置しているものの、事実上のエースは鞘師になりました。そして、鞘師とのコンビを構築しているのは石田。二人がポジションをくるくる変えながら踊る新曲のMVはフレッシュさと力強さに溢れた動き、本田香川の日本代表の攻撃が脳裏に浮かびました。
世代交代と言えば、先日行われたAKB48の人気投票大会。結果としてはああなるよりも渡辺さんが一位になり、指原さんがベスト3になって十代メンバーが躍進し、更にSKEメンバーも選抜メンバーにもっと食い込んできたら面白かったのにと思います。結局上位陣は前田さんが抜けただけで顔触れはあまり変わらず、次の時代に向けた息吹はあまり感じられませんでした。
AKBがあまりに巨大ビジネスになったがために人気投票が必然的に知名度選手権になってしまい、そこにはアイドルヲタのセンチメンタルな心情が入り込む隙があまりなくなった感を受けます。ヲタはもう少し変化を求めているのではないか?もっと下克上が見たいのではないだろうか?そんな想いのズレを想像しながら結果を見ていました。
幸いというべきか、モーニング娘。はまだヲタの思い入れがそれなりに反映される程度には向こう側には移っていないから、こんな風に大胆に世代交代が出来る。れいなのプライドが傷つかない程度に新しい活動も用意してあったりするし、なかなか心憎い。
そして、ここに落ち着かずに更にプラスさせるために歌えるメンバーを当てていこうとしている。「歌姫オーディション」とはなんとわかりやすく、そして今を求めたオーディション名である事か。未来を描けるグループは面白い。サッカーだって本田香川で打ち止めではなく、宮市など攻撃の新しい存在が迫ってきている。