先日オンエアされたハロプロTIMEを見ていたらマイマイが出演していた。マイマイは舞台出演に向けて台本読みに余念がないという感じだった訳ですが、ちょっと視線を落とし気味にして台本を読むマイマイが可愛かった。照れている訳ではないのだろうけれど、目が照れ笑いのようなはにかんだ瞳がラブリーであります。
マイマイというと強気なキャラが特徴と思われてきたのも今は昔、最近のマイマイはすっかり自虐キャラが板についています。今のマイマイだけを定点観測すると「そこまで自虐的にならなくてもいいじゃない」と思ってしまったりする訳ですが、以前のマイマイを知っている人、今のマイマイのキャラの向こう側にあるものを理解している人には、その振り幅が面白い。私も「マイマイ姐さん」な頃を思い出しながら今のマイマイとを重ねて楽しんでいる。
アイドルというものはファンが求める顔を常に映し出していかなくてはいけないと同時に、本音の顔もチラチラ見え隠れするくらいの振り幅は大切。マイマイは真逆な二つのパブリックイメージを同時に使い分けながら、しっかりとアイドルを表現している。
台本読みの際の、顔の角度の斜め具合の絶妙さに感心しながら、こういう子がアイドルニュータイプと捉えられる時代の到来を待ちわびています。