ずっと気になっていたBerryz工房の新曲の、イナズマじゃない方が先日公開されました。
Berryz工房 友達は友達なんだ!.
第一印象としては、「ライバル」の路線の延長線上にある曲調を、「No.5」くらいの頃のモーニング娘。テイストで仕上げてみました。って感じですか。聴きどころは、熊井ちゃんの芯の太い早口ボーカルかな。(敢えてラップとは言わない)
熊井ちゃんに限らず、全体的にボーカルを太めに仕上げていますよね。そのせいなのか、みんなの歌い方がいつにも増して「つんく歌唱」(笑)。
ちょっとこれはいただけない。今、小さなムーブメントではあるけれど、10代~20代のファンがハロプロに増えつつあります。AKBあたりが入口になって女性アイドルに興味を持ったり、或いは幼少期にモーニング娘。が好きだった人が改めてハマったり、そんな流れでしょうか。
更に新規ファンを増やしていくには、率直に言って「つんく歌唱」ってプラスにはならないと思っています。
ハロプロらしさを表現する事は大事で、他の歌手と同じような事をしてもつまらないとも言えますが、何事もやり過ぎは良くない。新規ハロプロファンの入口として、Berryz工房も大事なポジションにいるのですから、さじ加減は注意してほしい。ちょっとこの曲はつんく臭が強すぎ、そう感じました。
でも、Berryz工房は色んな曲を歌っているのが売り。それを考えると、お笑い方面では多少のつんく臭はあっても良いとも言えます。
そして、イナズマな方の曲はもっと凄い訳ですが(苦笑)。
Berryz工房 雄叫びボーイ WAO!
ある意味、ここまでやれば「潔い」とさえ思えてしまい、梨沙子スゴいよ梨沙子などと絶賛モードに突入してしまう訳なんですが、ちょっとメンバーに聞いてみたい事があります。
「みやびちゃん、この曲いかがですか?」
今、Berryz工房のメンバー誰か一人と10分お話が出来る権利というのを貰えたら、雅ちゃんと今のBerryz工房についての話をしてみたい。
そして、昨日はラジオ番組で、℃-uteのアルバムに収録される「四月宣言」が公開されました。先日、ブログに書いたように、この曲のビデオクリップがアルバム初回限定盤に付きます。
どんな曲なのか。期待をしていました。こんな感じです。
℃-ute 四月宣言
実はこれを聴く前に、ラジオを聴いたヲタが曲の出来について叩いているのをネットで偶然見てしまい、出来について心配していましたが、聴いて一安心しました。書いていたのはもしかしてアンチ?
℃-uteには今までこういう曲調がなかったので、この路線は大歓迎。ギターの音色が印象的で、歌い方もナチュラルというか、なんか「℃-uteがスタンドマイクを前に顔を寄せあい歌っている姿」が想像出来ます。
℃-uteは、つんく臭は極力消した方が良いと私は思っています。曲さえ(いや歌詞もですが苦笑)良ければ、モーニング娘。やBerryz工房はつんく臭があっても良いと思っています。「気まぐれプリンセス」辺りは好例かなと思います。
でも、℃-ute、Buono!、真野恵里菜ちゃんは、なるべくつんく臭は弱い方が良いと思うのです。つんくPもそう思っているみたいで、℃-uteやBuono!に書いている曲は、あまり「突拍子のない展開」をしないし、言葉遊びもほどほどです(苦笑)。これは賛成。
だから、この「四月宣言」はアリだと思います。どんなビデオクリップが出来てくるのか楽しみ。
この、よく言われる「つんく曲的世界」とは、ちょっと違う℃-uteのアルバム曲に対して、Berryz工房の今回の新曲は「これぞ、つんく曲」な感じなのだから、良いか悪いかはともかく、インパクトはそれなりにありますね。アニメの曲だから、それは間違いではないし、そのための演出としての「つんく歌唱」はアリでしょうね。
そのインパクトに対してメンバーはどう思っているのか。雅ちゃんだけでなく。徳永千奈美さん辺りにも本音を聞いてみたいです。いや、ここは嗣永桃子プロだな(笑)。プロなら、なんと答えるだろう?
突然思ったのは、逆に℃-uteに雄叫びを歌わせたらどうなるか?合う合わないはともかく、愛理がどう表現するか見てみたい。
いや、それこそここは岡井千聖ちゃんの出番でしょうか。萩原舞ちゃんも出番でしょうか。
℃-uteのセンター問題というのは、℃-uteのシングル曲における路線や方向性について語らないと始まらないと思っていますが、アルバムやC/W曲のように色んなメンバーがシングル曲の方で活躍するには、路線を固定しない事が前提になりそう。でも、℃-uteはインパクト勝負をするタイプとはちょっと違う感じもします。
今回の「四月宣言」は、今後のシングルの方向性に興味を持たせる一曲になりました。さて、次作はどういう方向性で来るか?