携帯新機種から学ぶアイデアの尊さ

昨日、auとソフトバンクから携帯新機種夏モデルの発表がありまして、ネットでの情報収集に躍起になっておりました(^_^;)
私はauユーザーなんで、auの新機種が気になるところ。発表された新機種は予想を覆す内容でした。
カシオの500万画素カメラ搭載のデジカメ的機種。サンヨーやカシオが出した防水ワンセグ携帯は、風呂でTVな人に向けた新機種。ソニーの新しいウォークマン携帯…etc
中でも個人的に目を引いたのは、ソニーのもう一つの新機種がジョグダイヤルを復活させた事です。
私は以前、ジョグダイヤル付きのソニー エリクソンの携帯を使っておりました。賢い文字変換、サクサク操作感、そして慣れると使いやすいジョグダイヤル。ジョグダイヤルによる文字変換のやりやすさは、これを味わうと他の携帯に移れないのではと思ったほどでした。
それほど便利な筈のジョグダイヤルが、いつしかソニー エリクソンの携帯に(ドコモにもauにも)搭載されなくなった理由は、きっと十字キーを使う事が前提となっているゲームアプリが、十字キーがないジョグダイヤル機では楽しめないのが理由ではないかと推測します。
そこで今回の新機種は、十字キーの真ん中にジョグダイヤルを配置するという「ジョグダイヤルと十字キーの共存」を実現しました。わかりやすく言うと、十字キーの真ん中にある決定ボタンがジョグダイヤルになったデザインというところです。
いざ目にすると、誰でも考えつきそうなデザインなので、何故これに行きつくまでに年月を費やしたのか理解に苦しみますが、アイデアという物は得てして実現してしまえばあっけないもので、そこに行き着くまでの生みの苦しみが大変なのでしょう。
世の中を眺めて見ると、結果を見て「なぁーんだ」と拍子抜けするくらいのシンプルなアイデアこそが、ヒットに結びついたり、末永く愛されたりする物が多いように思えます。

そんな時にふと、今の「アイデア空回り気味」なハロプロを思い、もう少しシンプルなところに打開策あるんじゃないだろうか？と、私もプロデューサーになった気分で考えるのですが、なかなかシンプルに良いアイデアというのは簡単に閃かないものでした、

そんなハロプロも「そろそろ反撃」してほしい気もするのですが、アイデアより、反撃より、今は足元をしっかりする事が大事ですね。
スキャンダルが続きませんように…。


今日のBGM 思いのままに / 南野陽子