やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

100kmの道も一歩から?脚に刻む痛みと気持ちを形作る記憶の先に見る風景とは如何に?

2014-10-02 00:53:57 | 日々の戯言
9月もあっと言う間で残暑もなく秋も曖昧にしながらもう寒さが忍び寄るここ富士山麓。
イベント山盛りの色々あった月だったけど改めて楽しかったなと思ふ。


そしてそこの貴方!毒神って奴は遊んでばかりいると思ってませんか?



そのとおり!ウソヤネン



いや、それは嘘で実現化するのは来年の話だからここでは一応否定しておく。


ちゃんと仕事してますよ?しかも正職はもちろんだがバイトでも怪我で欠員中の
クローザー(閉店作業人)の代わりに連日厳しいシフトをこなしております。


そして更に厳しい状況に自分を置く。


***


Road to 四万十川」って事でいよいよ本格的に練習をしているのだが
基本は毎朝6時前からの10kmラン。


そして休日には無理矢理の50kmランと怠けていた身体と脚に力を注入中でありんす。
とりあえず遠征先でリタイアだなんて大恥をかくわけにはいかない。


たとえタイム的結果が悪くても精一杯楽しく完走出来れば良いし
その為には少なくともそれなりの練習が必要だからね。


あの屈辱の富士登山競争をアウェーで再来させる訳にはいかんのさ。


サロマ以来の遠征ランニングだが普通の旅行とは違うテンションで
これはこれで期待するものであります。


走った距離は裏切らない」と野口みずきセンセエは言ったが
ランニングに関しては100%その通りだと思う。


他のスポーツでは元来持つセンスや身体能力だけでどうにかなってしまう人もいるがランにはそれがない。


もちろん子供も頃から足が速い子はいるがそういう意味ではなくてさ。
そんな才能も素質もないワラクシは本当に一歩一歩の練習しかないもの。


さぁ履き替えろ

イエローからイエローに


***



このコースレイアウトは美しいのだ


今回の練習課題はゴールタイムではなく脚にこの距離を覚えてもらう事。


根拠はなく勘からの発言だが本番から一ヶ月前以内に経験した距離の負荷は脚が記憶する。
つまり「そこまで到着できる脚力が保障される」って感じ。心理的にも大丈夫と思えるしさ。


とにかく強い脚と強い気持ちで本番に挑みたい。


***


50kmランのスタートは河口湖畔駐車場。


留守番しててよ赤兎馬君

曇天のスタート

開始予定より16分遅刻


朝イチのヒンヤリする空気がなんか懐かしい。
昔は一生懸命練習してたけど今は忙しさにかまけてサボり放題だもん。


加齢と老化(←認めない)は退けられない事実だけど今後トレーニングとの折り合いをどうつけてゆくかは課題ね。
なーんて考えながらも淡々と行くだけ。張りきる必要はなくかといってダラける事もない。


大橋を超えて行くよ

コスモストンネル!秋だね


50kmラン練習をするのは久しぶりで大抵4月に開催される
富士五湖ウルトラ用でつまりその前の月の2~3月の厳寒期のみ。


ニットキャップや二重手袋など重装備なのだが今回はソコソコの軽装備で楽チン。
逆に陽射しが強くなってくればこれでも熱いかも?


当たり前だが単独の練習なので水分補給などは自分で考えるのだがこのコース上には
100円の格安自販機「ハッピードリンクショップ」なるものが点在する。


押せば命の泉湧く

ようやく到着


そこを仮想エイドに見立ててジュースを買うのでありんす。


これも楽しみの一つで今時期ならとある冷たいドリンク
逆に冬なら温かいおしるこ一択と既にお約束事象なのだ。


ちな最初のエイドストップは23km先www


起床後に何も食べずにスタートするので時間にして2時間半程度は
自分の脂肪を栄養にして走らなければならぬ。


でもでも本番は逆。


前日午後から水分は極力摂取せず翌朝3時にめいっぱい食べて
(ここでも飲まない)走るのであります。


走り出しはやや重いがこれが燃料になるので中盤までは空腹感なしで走れる。
ちな水分は走り出せばどんどん飲んで良し。どうせ汗になるからね。


調整方法は人それぞれだからオススメもしないが、初期のウルトラでは
後半胃痛で転げまわって胃薬飲みながら走っていたのにここ最近ではケロリです。


身体軽さのフィールを求めるのは理解するが余りカラッポにしない方が良いと思う。


***


とりあえず淡々と走る。


超長距離練習の目的は脚力をつくる事がもちろんだが気持ちをつくるの意義も重要。
ここまでやったんだ!という記憶は力になるのであります。


それは過去の実績等ではなく次のレースの為にこの瞬間に積み上げている
練習からくるものですネ。


できればあと2回の50km走をしておきたい。


そうすれば完走のもう一つ先の結果へ自分が届くかもしれないもの。


伸び悩むと言うよりもしかして既にピークを越えたか?と疑う自分自身を試してみるのだ。


ルート前半は河口湖~西湖~精進湖と各湖南岸を走り本栖湖で折り返しだが
その最初のエイドに到着したのが少し遅れているがフィールは悪くない。
この調子で行けばいい。


んで待望の給水だが「プリンシェイク」
もうここ数年来マイブームのランニングドリンク。旨すぎるwww


微妙な固形具合が朝食になる


プリンシェイクに力を貰いまた気持ちを入れて走ったら折り返しの本栖湖まではわりとスグ。
国道を渡る地下道を潜ってのUターンで来た道をまた戻ってゆく。


誰が使うのかは不明

鹿とかムジナとかか?


本番では60km地点。


それまではひたすらゴールに背を向けて遠ざかっていたのだが
ここからゴールに向かって走る事になる。


その少しづつ近づく気持ちがこれがまた力になったりする。
脚力も当然必要だがそれ以上に実は気持ちのスポーツなのだ。


次のエイドは西湖のトンネル前で42km地点くらい。


カヌー教室開催中

アケビの紫色に萌える


ここではプリンシェイクと双璧のマイブームである夏みかんゼリーの出番だ。
これがクッ○旨い!!焦って余り振らないで開封してしまったので飲みずらかったがなwww


激ウマのみかんゼリーももう撤去されちゃうかな?


さぁあと一息!


***



河口湖大橋をくぐればあと数十メートル

曇ってた空も晴れ晴れ

まぁ時間かかったわ


到着したのはスタートから6時間半後。


もう脚どころか身体全体ガッタガタwww


でも気持ちは悪くなくてやりきった感で一杯です♪



だがしかし



驚愕の事実が



50kmとは







まだ半分なんですけど!ムリムリアリエナイ



***


夕方18時から夜中24時までのシフト。


上記にもあるようにクローザーが怪我の為、中継ぎのワラクシは急遽の火消屋。
脚がバキバキと文句を言うが無視黙殺。


だがそれもこれも自分の為未来の為。苦しめ!そして楽しめ♪
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