湖上の人

朝から秋晴れの気持ちの良い日。見上げる富士山には先の大雨が
化けてちゃっかり冠雪してる。まるで黒いプリンだ。


チョイ雪化粧中。


そして滑らかな鏡の様な湖面を切り裂いてバスボートは進む。
秋を飛び越して冬の様な空気だ。寒っ！


プレーンを紐解きアイドリングで湖底の変化を見てゆく。
ローランスが水中ハンプを丸裸にしてゆく。成る程こうなのね・・・
表水温１６℃。まだまだ寝る温度じゃないぜ魚達よ。


ミドル～ディープは一先ず置いといてシャローの水と魚を確認。
水色悪く滅多に魚も見えない。少ないし小さい。サイトで押せる程
強くないのが理解できた。


しかし秋らしい釣りが成立しない。本来なら巻き物が有効なのだが
猛暑の影響か？ボタンを掛け違えている感じ。問いと答が揃わない。


***


ここんとこ妙に河口湖に出船しているのは今週末の試合プラクティスの
為だが単に練習と言っても釣るプラと釣らないプラがある。
こうゆう作業を繰り返し試合での立ち回りを決定して行く。


師匠苦悩中


捨てるエリア捨てるパターン。


本戦は少ない時間と他選手とのバッティング、そしてなにより自分自身の
内面（焦りやイラ立ち）、そして予期せぬ出来事。様々な要素が交錯し
思い通りに行かない事多々であろう。そうゆうタラレバの壁が立ちはだかる。
そして苦悩を超えたアジャストという境地に勝利の実が成る。


今の湖はかなり難解だが必ずや一つの可能性（答とは言わない）を
土曜日まで見出しやってくれると思う。なんせ師匠は「河口湖星人」だかんね♪


え？私？チビ釣れましたがデカ釣れませんでした。


ヒントの一匹になるのか？



*****



ウチの店は定休日が週一であるのだが曜日が不安定でとても「定」ではない。


因みに１１月は４、９，１５，２３，３０日と蛇行しまくりである。
別に大きな不都合は無いのだが気を付けてないとノコノコ行きそうで怖い。
しかもシフト希望を出すと言うより明日明後日宜しくと目前のみ決定してるので
予定が難しい。たまたま私は何も無い人なので構わないが・・・


そして勤務時間も１９時入りは決まっているが帰りはバラバラでお客さんの
引き具合で２時間のときもあれば５時間のときもある。
帰りが決まってないからあと少しだから頑張ろう！という気持ちも湧かない。
それでも忙しければそんな事も考えなくて良いのだが暇で余剰気味だといつ
お帰りの宣告をされるか・・・こちらにも稼ぎたい希望のラインがあるからね。


このペースでざっと計算すると週４×３．５時間×４週＝５６時間で出来ても
５万。前バイトの半分だ・・・投資システムを再考しなきゃイケマセン。


要は上手く使われているだけだが・・・暫く我慢我慢。


でも随分覚えてきたのでバイトへ行くのも嫌々から少しは前向きに解消され
マシになった。指の傷も大体塞がったしね。もっと一通り出来れば楽しくなる
のだろうな。この辺を今のモチベーションにして戦っていきたい。


言わば補欠からレギュラーに上がる瀬戸際なので今を頑張らなければと思う。