桂川には二度と行かない。
近くて遠い
***
「水に流す」という言葉があるが、この街にはいまだにマヂで川にゴミを捨てている奴がいる。
どうやら目の前から無くなれば良いと思っているらしい。
そのせいで桂川には生活ゴミやペットボトルが散らばり、時にはビニールシートや農業用ビニール等までも
水中に没してその景観を破壊している。もう徹底的に。
そんな川で誰が釣りしたいのか?
富士山麓を第二の地元としてから早ウン十年。残念ながら全く改善される予兆はない。
だから釣りしない。
だが遠方の方々にとって山梨県桂川と言えば関東屈指の河川として名高く、その現実との矛盾はいつまでも咀嚼出来ない。
河川の釣りを管理する都留漁協は積極的な放流事業をし、確かに魚は居るのだろうがそれでもネ。
ないものねだり・・・では決してない。捨てなきゃいい。たったそれだけ。
そんな長年降り積もった愚痴を封印し再び河原に立ったのは先日の富士急行線の車窓からの眺めだ。
小さな鉄橋から一瞬見えた川を信じてみようとここに来た。いや何処だよ?
多分ここ
***
まだ肌寒い中、イエローバイクを操り一路大月方面へ下って行く。ドゥルルルルという4ストローク音がちょっと新鮮。
とにかく近所は原チャこそが最強説。どこにでも入れてどこにでも停められる。そのメリットはデカい。
行先は上記にある小さな鉄橋なのだがそれが何処だったか正確に理解してないので大体なのだが
禾生駅を左折し少し下ると恐らくその橋と思われるとこにぶつかった。
うむやはり(車での)駐車は難しいの。バイクで正解。
さぁ釣れるのだろうか?
雰囲気詐欺か
***
釣れません
何故なのか?
ハイもう説明不要ですが全く結果が出ません。ゴミ問題はやはりあるもののこの辺りは悪い雰囲気じゃない。
寧ろ良いのだが反応ゼロ。川を下る得意のダウンストリームでかつかなり正確にフードレーンを狙っているのだが無視。
ちなみにルアーは私のパイロットルアーであるチェンクラフトアバロンスプーン。これで反応なきゃ私に釣れる魚イナイ。
しかしムムム・・・やはり北の大地とは違う。
あちらはネイティブに(魚が)日々供給されるけどこちらは獲ったらただただ居なくなるだけだもの。
もしかして解禁から随分経過したしもう全て刈り取られたのだろうか?
本当の岩清水
インターセクション
上記でフードレーン云々と書いたがそれが1級ポイントなら竿抜けしそうな小さな落ち込みやヨレの2級ポイントでも出ない。
もちろん瀬でもない。ウヌヌどこなのか?
ここにもいない
うーんうーん
そんな事を自問自答しながらどんどん下ってゆく。時には道路に出て歩いて歩いてまたエントリーしてを繰り返す。
禾生から田野倉ぐらいまで川を下って来たのだがここでトラブル発生。
今回チェストハイではなくヒップウェイダーを着用していたのだが水中で転んだw
このヒップウェイダーはフェルト底ではなくラジアル底であり水中の苔と余り相性が良くない。
川に入ってそれは気が付いていたが案の定ズルりと滑り両足浸水という大惨状に。
いえ実はコレ笑い事ではないのだ。
たまたま悪い状況ではなかったがウェーダー浸水の事故はかなり危なくて最悪立てなくなり流される可能性はある。
着脱手軽なヒップウェーダーだがやはり遠征ではチェストハイを履こうかと。単騎行動だし何があるかワカラヌもの。
そんなこんなで戦意喪失し一旦上がる事に。あー足ビショビショ・・・
水を抜いて靴下を絞ってようやく一息。さてどうしべぇ?
もう帰ろうかな
***
とりあえずテクテクと歩いてバイクまで戻り考えたのだがもう下る案はないのでそれでは戻る事に。
道中釣りするかどうかは不明だが後学の為に色々見て回ろうと。
どこでもストップできるのはアドバンテージ
水面までクソ遠い
片道バンジージャンプなら可
まぁそれでも道と川は近づいたり遠ざかったりで中々難しい。橋があれば覗き込むのだがエントリーは簡単ではない。
特に都留付近は谷深く川は崖の下でたとえ凄く良く見えようと降りれる気がしない。
もちろん橋の袂らには獣道があるのがお約束だがそれを使ったら死にそうな予感しかないから遠慮しておくw
そんなこんなで西桂付近でようやく里川らしくなり橋と水面が近くなった。が、それでも降りるのはチョイ困難である。
それでも護岸にステップを見つけ降りてみる。因みにヤル気度は2%ぐらいかw
この手の何度アゲサゲしたか
!
プルルンっ!とここで待望のバイトだが2秒で上がってきたチビ魚さん。ありゃこの子はイワナっぽいけど何となくパーマークが違う?
なんだろうか?でもまぁイワナだろう。チビだけど嬉しい一匹。ありがとうございます。
イワナモドキ
でも何だろう?感激しないんだけどw
秋田で出会った一匹の山女魚(ヤマメ)には心底感動したのだが・・・やっぱり近所じゃドラマが足りないかな?
いやいやそもそも久しぶりの魚ではないか。春のトラウト三連戦での惨敗をもう忘れたのか?
感謝感激感涙せい!と脳内委員会は叫ぶがそこまででは・・・
さて最終局面。
西桂エリアも過ぎ、いよいよ富士吉田に入ってきて家まであと少しだがラストポイントにエントリー。
ここは解禁日には大人気ポイントになる淵だが当然誰もいない。とりあえず流してみるがやはり無反応。そりゃそうだ。
だが今回のクライマックスはそこにあった。
その淵を颯爽と見切り土手沿いを下って行ったのだが何と護岸工事中?!
橋脚の裏のヨレ
狙いたい場所だったのだが少し外してキャストするとまさかのビッグバイト!!
うぉマヂか!!
魚はそのまま流心に乗り下って行くので私も追いかけて走ってゆく。そんなに巨大ではないけどヤバいぞコレ。
とにもかくにも下ってみたがどうにもこうにも足場は5mくらいあるし水面には簡単には降りられない。
ウーンではイチかバチかで上げましょうとパワー勝負に出ましたが何とか08PEとフックが耐えてくれました。
そしてネットに入れて急いで水辺へw
それがこの子。
傷だらけのローラ
サイズは30cmぐらいだが良く太ったボインレーで丸い放流魚顔だが鰭は整っている美虹鱒でした。
ありがとうございます。もう帰ります。
***
結局朝6時から昼2時までで3バイト2フィッシュ2チェイスにて終了。
その貧果から考察するところ桂川トラウトとは1キャスト目が全て。それで出なければいないと判断セヨ。
そしていかにもってトコは余りいなくてえっ?ソコ?!ってトコにいるような気がする。
それは北で鍛えた心眼のせいかワカラヌが素直じゃない魚は素直じゃない攻めが効くと結論。
そんな裏技巧派になるつもりは1ミリもないんだけどこれが関東屈指河川の限界なのでしょうか?
釣りだから釣果は嬉しい。
でも本当に欲しいのはその奥にある感動。魚の形をした。だから釣りをやってる。
さてスレたのは私か魚か?どちらなんでしょう・・・
お疲れ様イエローサブマリン楽しかったネ
近くて遠い
***
「水に流す」という言葉があるが、この街にはいまだにマヂで川にゴミを捨てている奴がいる。
どうやら目の前から無くなれば良いと思っているらしい。
そのせいで桂川には生活ゴミやペットボトルが散らばり、時にはビニールシートや農業用ビニール等までも
水中に没してその景観を破壊している。もう徹底的に。
そんな川で誰が釣りしたいのか?
富士山麓を第二の地元としてから早ウン十年。残念ながら全く改善される予兆はない。
だから釣りしない。
だが遠方の方々にとって山梨県桂川と言えば関東屈指の河川として名高く、その現実との矛盾はいつまでも咀嚼出来ない。
河川の釣りを管理する都留漁協は積極的な放流事業をし、確かに魚は居るのだろうがそれでもネ。
ないものねだり・・・では決してない。捨てなきゃいい。たったそれだけ。
そんな長年降り積もった愚痴を封印し再び河原に立ったのは先日の富士急行線の車窓からの眺めだ。
小さな鉄橋から一瞬見えた川を信じてみようとここに来た。いや何処だよ?
多分ここ
***
まだ肌寒い中、イエローバイクを操り一路大月方面へ下って行く。ドゥルルルルという4ストローク音がちょっと新鮮。
とにかく近所は原チャこそが最強説。どこにでも入れてどこにでも停められる。そのメリットはデカい。
行先は上記にある小さな鉄橋なのだがそれが何処だったか正確に理解してないので大体なのだが
禾生駅を左折し少し下ると恐らくその橋と思われるとこにぶつかった。
うむやはり(車での)駐車は難しいの。バイクで正解。
さぁ釣れるのだろうか?
雰囲気詐欺か
***
釣れません
何故なのか?
ハイもう説明不要ですが全く結果が出ません。ゴミ問題はやはりあるもののこの辺りは悪い雰囲気じゃない。
寧ろ良いのだが反応ゼロ。川を下る得意のダウンストリームでかつかなり正確にフードレーンを狙っているのだが無視。
ちなみにルアーは私のパイロットルアーであるチェンクラフトアバロンスプーン。これで反応なきゃ私に釣れる魚イナイ。
しかしムムム・・・やはり北の大地とは違う。
あちらはネイティブに(魚が)日々供給されるけどこちらは獲ったらただただ居なくなるだけだもの。
もしかして解禁から随分経過したしもう全て刈り取られたのだろうか?
本当の岩清水
インターセクション
上記でフードレーン云々と書いたがそれが1級ポイントなら竿抜けしそうな小さな落ち込みやヨレの2級ポイントでも出ない。
もちろん瀬でもない。ウヌヌどこなのか?
ここにもいない
うーんうーん
そんな事を自問自答しながらどんどん下ってゆく。時には道路に出て歩いて歩いてまたエントリーしてを繰り返す。
禾生から田野倉ぐらいまで川を下って来たのだがここでトラブル発生。
今回チェストハイではなくヒップウェイダーを着用していたのだが水中で転んだw
このヒップウェイダーはフェルト底ではなくラジアル底であり水中の苔と余り相性が良くない。
川に入ってそれは気が付いていたが案の定ズルりと滑り両足浸水という大惨状に。
いえ実はコレ笑い事ではないのだ。
たまたま悪い状況ではなかったがウェーダー浸水の事故はかなり危なくて最悪立てなくなり流される可能性はある。
着脱手軽なヒップウェーダーだがやはり遠征ではチェストハイを履こうかと。単騎行動だし何があるかワカラヌもの。
そんなこんなで戦意喪失し一旦上がる事に。あー足ビショビショ・・・
水を抜いて靴下を絞ってようやく一息。さてどうしべぇ?
もう帰ろうかな
***
とりあえずテクテクと歩いてバイクまで戻り考えたのだがもう下る案はないのでそれでは戻る事に。
道中釣りするかどうかは不明だが後学の為に色々見て回ろうと。
どこでもストップできるのはアドバンテージ
水面までクソ遠い
片道バンジージャンプなら可
まぁそれでも道と川は近づいたり遠ざかったりで中々難しい。橋があれば覗き込むのだがエントリーは簡単ではない。
特に都留付近は谷深く川は崖の下でたとえ凄く良く見えようと降りれる気がしない。
もちろん橋の袂らには獣道があるのがお約束だがそれを使ったら死にそうな予感しかないから遠慮しておくw
そんなこんなで西桂付近でようやく里川らしくなり橋と水面が近くなった。が、それでも降りるのはチョイ困難である。
それでも護岸にステップを見つけ降りてみる。因みにヤル気度は2%ぐらいかw
この手の何度アゲサゲしたか
!
プルルンっ!とここで待望のバイトだが2秒で上がってきたチビ魚さん。ありゃこの子はイワナっぽいけど何となくパーマークが違う?
なんだろうか?でもまぁイワナだろう。チビだけど嬉しい一匹。ありがとうございます。
イワナモドキ
でも何だろう?感激しないんだけどw
秋田で出会った一匹の山女魚(ヤマメ)には心底感動したのだが・・・やっぱり近所じゃドラマが足りないかな?
いやいやそもそも久しぶりの魚ではないか。春のトラウト三連戦での惨敗をもう忘れたのか?
感謝感激感涙せい!と脳内委員会は叫ぶがそこまででは・・・
さて最終局面。
西桂エリアも過ぎ、いよいよ富士吉田に入ってきて家まであと少しだがラストポイントにエントリー。
ここは解禁日には大人気ポイントになる淵だが当然誰もいない。とりあえず流してみるがやはり無反応。そりゃそうだ。
だが今回のクライマックスはそこにあった。
その淵を颯爽と見切り土手沿いを下って行ったのだが何と護岸工事中?!
橋脚の裏のヨレ
狙いたい場所だったのだが少し外してキャストするとまさかのビッグバイト!!
うぉマヂか!!
魚はそのまま流心に乗り下って行くので私も追いかけて走ってゆく。そんなに巨大ではないけどヤバいぞコレ。
とにもかくにも下ってみたがどうにもこうにも足場は5mくらいあるし水面には簡単には降りられない。
ウーンではイチかバチかで上げましょうとパワー勝負に出ましたが何とか08PEとフックが耐えてくれました。
そしてネットに入れて急いで水辺へw
それがこの子。
傷だらけのローラ
サイズは30cmぐらいだが良く太ったボインレーで丸い放流魚顔だが鰭は整っている美虹鱒でした。
ありがとうございます。もう帰ります。
***
結局朝6時から昼2時までで3バイト2フィッシュ2チェイスにて終了。
その貧果から考察するところ桂川トラウトとは1キャスト目が全て。それで出なければいないと判断セヨ。
そしていかにもってトコは余りいなくてえっ?ソコ?!ってトコにいるような気がする。
それは北で鍛えた心眼のせいかワカラヌが素直じゃない魚は素直じゃない攻めが効くと結論。
そんな裏技巧派になるつもりは1ミリもないんだけどこれが関東屈指河川の限界なのでしょうか?
釣りだから釣果は嬉しい。
でも本当に欲しいのはその奥にある感動。魚の形をした。だから釣りをやってる。
さてスレたのは私か魚か?どちらなんでしょう・・・
お疲れ様イエローサブマリン楽しかったネ
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