2011年9月30日のブログ記事一覧-やんごともなく

幻の大地は幻のままに終わった海賊船の行きつく先とは？もしくは流刑扱いか

2011-09-30 07:02:45 | 日々の戯言

この旅のテーマは両親に船釣りをさせて「自ら捕獲した新鮮魚を食べて感動してくれ！」
ってアイデアから発祥したものだ。そしてどうせなら秘境離島でと言う事で幾つかの
パーツを寄せ集めた結合企画なのです。

そのアイデアの象徴的存在が伊豆七島の中でもマイナーな利島である。

島の船宿民宿の寺田屋さんに数ケ月前からメールで段取りを組み
船の手配やレンタルタックルの用意等色々仕込んでもらってます。

しかしそんな気持ちの良い船長さんにも自然だけはどうしようも出来ない。

そう、数日前から観察していたが台風以後利島へのジェット船が着いていない。
東京上空の天気は悪くないのだが海上は波風強くウネリが残っているようだ。
ＤＡＹ１の出発日がジリジリと近づいてくる。さてどうなることやら・・・

***

その願いはあっさり霧散した。

案の定通過島に決定

当日朝６時の東海汽船ＨＰには無常にもジェット便欠航の×印。
この旅程の大黒柱がブチ折れた瞬間である

あーあやっちまった～残念無念。

ジェット便欠航を正確に記するなら「利島に入港出来ないが他の大島と新島には行きますよ」
という話だ。その二島には港が２つあり、どちらかに接岸できるのだが外洋に１つだけ
防波堤を突き出した利島は少々の荒れで難しいのである。

ちなみに利島へのルートは東海汽船の大型船、ジェット船、そして大島からのヘリコプターだ。
イレギュラーで利島の漁船チャーターって方法もあるがこれは現実的じゃない。

こうゆう事態は日常茶飯事であるし自然と共に暮らすのが島の掟
だろうがなかなか予定通りに行かないのは考えモンであろう。

***

１０年振り？のラッシュに揉まれて浜松町の竹芝桟橋に着いたのは８時。
メイン企画が消滅し急遽代案を脳内で立案する。

竹芝も久しいのぅ

突き抜けて新島行きも有り・・・でもここは大島のんびりで妥協としますか？
親に了承を得て利島の宿へキャンセル詫びの電話をし、返す刀で大島の
レンタカー屋に予約の連絡を入れバタバタと乗船手続きを済ます。

東京も曇天

大島はもっと曇天

利島－大島間の予約便も当然キャンセル。カード決済なので後で面倒だが仕方なし。
しかしあの何もない島で１日プラスされたらどーすべぇｗｗｗ

***

大島へはジェット便で１時間４５分の行程。今日の入港はサブである岡田港。
何でも朝８時時点で本日の入港が決定されるらしく、その決定に従って送迎
やらレンタカー屋らが大挙して押し寄せる・・・今日はそれほどでもないかな。

おっ！くじらではなくレアキャラの潜水艦発見！

でもシーズンならもっと歓迎ムードなんでしょう。

本来なら明日の午後３時から借りる筈の車を早々と入手。４０００円/日で満タン返しと
昔に比べたらレンタカーも安いよね。福岡でも３０００円/日だったし価格破壊中かもな。

ブサ可愛らしい軽の箱バンが相棒だよ！これから三日間世話になりやす♪

早速本日の宿の手配をすべく観光協会のありかを聞けば岡田には無くて元町に行けと。
では慣れない箱バン君でドライブと行きましょう～

岡田から元町までは２０分弱。大島自体が周囲５０ｋｍでその周遊道路は４０ｋｍ程度
とかなんとか。フルマラソンに丁度良いなｗｗｗアップダウンは結構あるが面白いコースかも。

おっと話が逸れたがここ最近船が着かず過疎化している元町で紹介して貰ったのは
徒歩５分のこじんまりした民宿交楽。交楽？いにしえに聞き覚えがあるが？

地図通りに歩いて行けばやっぱり１０年前にＩＷＡＺＯＵ君とボディボードに
来た際に泊まった宿だ！全然変わってなくて実に懐かしいねぇｗｗｗ
※お部屋は普通の民宿だがお食事はメチャ旨いっすよ～好きですよココ！