やんごともなく

日常・・あぁ日常。
ブログに書くこと何もなし。

衆議院占拠

2009-08-28 09:08:15 | 日々の戯言
自民、民主のマニフェストを読ませてもらった。


「額面通り」に受け止めるとどちらも甲乙付け難い。しかし政治的物事や
言葉には必ずその裏の意味がある。それを行間から読み取る作業だ。
普通は野党が与党のアンチテーゼを主張するものだが、現在劣勢の与党が
口撃に回っている。アララこれじゃ逆だべさ。


特に国民への直接的な負担(増税や助成廃止)は巧妙に言葉を変え、
差し込まれて表現されている。ズルいよなぁ~
どちらにしても100%実現される訳ない御伽噺なので4掛ぐらいで
伺っておきます。


ただし誰かの主観が入った週刊誌みたいな叩き方の文章は意味がない。
あくまで自身の考えでその意味を汲み取り決めたいと思う。


大前提あるが民主主義とは民意が反映されなくてはならない。
しかし直接全国民があだこだ言うシステムは効率が悪すぎる。
ゆえに選挙で代表を選び市町村→県→国そして世界へと意見が
波紋の様に広がってゆければと思う。


しかし実際は私達の選択肢は余りにも少なく、
その一つ一つの声は途中で曲がり捻れ枯れて行ってしまう。


それもまた民主主義の弊害なのだろう。


支持したい意見と同意できない主張が同じ候補者からでた場合、
私達はどうすれば良いのだろうか?そのジレンマを抱きながらも
誰かを小選挙区から選ぶことで国勢に参加したことになるのだろうか?



例えば100議席のうち51を占めれば与党として議決できる。
そしてその中で派閥として26名いれば、その派閥の意見が最終的に国の
意思という事になる。勿論実際はこんなパワーバランスじゃないが、
単純化すればこうなる。そこに本当に民意があるのだろうか。



義務を果した人が権利を主張できるシンプルな社会であれば良い。



新たな源流の出発に立ち会うのか、古の大河は相変わらず緩やかに流れるのか?
大局はまもなく決する。
コメント
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