Nonsection Radical

撮影と本の空間

表題作

2016年05月02日 | Weblog
絵とか写真とかの展覧会を見に行こうと思ってネットで検索したりする時に、見に行こうかなと思わせるきっかけとなるのはやはり「表題作」の具合からだろう。
「表題作」という言い方が正しいかは知らないけれど、そういう言い方しか今思い出させないのだから勘弁。別の言い方があるはずだけど。
それは展覧会のDMやネットの紹介で使用される作品で、その”出来次第”で食指が働くかどうかを左右する。
DM画像と何点かの作品紹介で”これは”と思えば行くわけだから、かなり重要な役割を果たす。
かといって、その作品が「代表作」であるとはかぎらない。
どうしても注目を集めやすいもの、受け入れやすいものというはあって、本意でなくてもそういう作品を前面に押し出してきて注目を集めるということも必要であるとは思う。
逆にその結果、もっとお気に入りの作品を後方に控えさせたり、あるいは見る側にとってお気に入りとなる作品を見逃す結果になることもあろう。
痛し痒しの世界なのだが、トータルすると見に来てくれる人が増える方向に振るのは仕方ないだろう。
そういう役割を持った”先頭バッター”だから、その役割を見せる方も見る方も承知して慎重に見極めなければならない。
そんなことをネットで検索してふと思った寝不足の今日。

というのも近頃動画の世界ではフラッシュモブというものが流行っていて(実際はずっと以前からあったけど)、昨夜それらを見ていて、最近の日本のものはすっかり商売っ気が先行して驚きも楽しさもないなあと思って海外のものを漁っていると、やはり最近のものより数年前のものが上出来で、それでもクラシックやオペラ、タンゴなんかがすごく楽しくて見続けていたら朝が来たという状況であった。
やはり海外でもオペラやタンゴなんかはみんなが興味を持っているわけではないのだろう、わかりやすい有名なものを取り上げているのがシロートのアタシにもありがたかった。



奈良井宿 4
長野県塩尻市奈良井
撮影 2015年12月29日 火曜日 13時10分
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