Nonsection Radical

撮影と本の空間

見た気にならずに

2018年10月17日 | Weblog
上海にお住いの写真家である海原修平さんの写真展が東京・銀座で開催されたのでさっそく見に行った。
20世紀終盤の上海の街をパノラマ写真で写し取った傑作集である。
この写真の写真集はすでに購入しており、いつもいいなぁ、いいなぁと思って見ているんだけど、それがプリントで見ることができるのだからいかないわけにはいかない。
幸いにも仕事が休みだったので、下北沢でスナップをした後に銀座へ向かった。
写真プリントと写真集の印刷とはどちらが優れているとかの話ではなく、それぞれに特徴があり別の楽しみ方がある。
またモニター上で見る画像も別のものである。
だから写真集で見た、あるいはネットで見たというのは写真を見たということの一部であり、DVDを家で観るのと映画館で観るのとの違いと同様である。
かなりジックリと見ることができ、また海原さんともお話しできて楽しい時間を過ごせた。
会場の様子を動画撮影して紹介するけれど、これを見て行った気にはならないでほしい。
下手な動画で雰囲気を少し紹介するだけ。
今はもう見ることのできない上海の街と人の姿を実際に楽しんで見てほしいものだ。



2018/10/16~11/2
IG Photo Gallery 企画展 海原修平展 「老上海」
IG Photo Gallery 東京都中央区銀座3-13-17
辰中ビル 3階
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございました (かいはら)
2018-10-21 22:24:38
当日は、忙しい中ありがとうございました。
昨日のトークショーも無事終了。
こちらこそ素敵な写真を (satobo)
2018-10-26 00:46:20
トークショーに行けずに本当に残念でした。
またの機会を楽しみにお待ちしております。

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