鎌倉 佐助の風街便り

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個展へ向けて最後の窯焚き、お供は「ボジョレ」?

2011-11-15 20:47:18 | 陶芸
またまた、まずは個展のご案内から、です。


それは本日午前10時のこと。工房で息をつめて素焼きしたお皿に絵付けをしている最中に、時ならぬサイレンが街じゅうに響きわたりました。スワっ、一大事!。

いえいえ、そうではありません。

佐助自治会の「津波避難訓練」開始のサイレンです。このサイレンを合図にあらかじめ指定されている避難場所へ向かいます。途中、「ブンブン紅茶店」のオーナーマスター・小木曽さんはじめおなじみの方々のお顔が。

避難場所では集合した皆さんに対し、自治会役員の若尾さん(写真中央)が避難訓練の主旨や参加のお礼等を繰り返していました。若尾さん、いつも本当にありがとうございます。


避難訓練終了後、再び素焼きしたお皿への絵付けを再開。お昼前になんとか作業終了です、ホッ。そして午後からは家の裏側の一角において、絵付けを済ませた素焼きのお皿にうわぐすりを掛ける作業の開始です。

今回のお皿はうわぐすりを薄く掛けて繊細なテイストの仕上がりにしたいと思っています。そのため、コンプレッサーという機械を使って、お皿にうわぐすりを霧吹きのように吹き付けます。まずはコンプレッサーから継がっているスプレーガンのポットにうわぐすりを注ぎます。

ちなみに身に付けている上着は野球の審判の制服です。高校時代の野球部の先輩から譲りうけたものですが、秋から冬、春先までの気温が低い時期でのうわぐすりを掛ける時の必需品となっています。先輩からの贈り物ということで高校球児だった頃の「気合」がよみがえり、寒さをまったく感じずに作業できます。いえいえ、そんなことはありません。厳冬期はさらにダウンジャケットを着込みます・・。真冬はそれでも寒い。なにしろ私、体重50キロ弱の超ガリで、寒さは人一倍身に浸みます・・。

そして、素焼きのお皿にうわぐすりを掛ける作業となります。スプレーガンのコックを人差指でひねって霧状になったうわぐすりをお皿にかけます。  

うわぐすりの掛け具合に関しては特に数字的なデータなどというものは無く、「このくらいかな」という感じで超アナログ。このような作業が午後1時頃から夕闇に包まれる午後5時頃まで続き、なんとか本日の予定を終了することができました。腰が、背中が、目が痛い・・。

残りのさまざまな作業を経て、明日の午後から個展に向けての最後の窯焚きとなります。

結果はさておき、明日の夜は窯焚き、そして少しばかり「ボジョレ・・」かな・・。


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