鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

今年も皆さまに支えられ、盛況のうちに個展がスタートしました

2014-10-05 17:00:57 | 陶芸
昨日10月4日から自宅工房「佐助Roon114」にてワタシにとって年に一度の個展がスタートしました。2日目となった本日5日は台風の影響を受けて朝から強い雨が降っています。


絶え間なく降り続く雨の中、本日もオープンと同時にお客様がお越しいただき、まさに恐縮至極。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと作品を観ていただき、そして雨の鎌倉の風情も味わいつつ秋の一日を…、などと思っています。

それにつけても、昨日の個展初日は朝から夜遅くまで、多くの方々とお会いしながらとても楽しく濃密な時間を過ごすことができましたこと、あらためて御礼申しあげます。


オープン前、つかの間の静寂の時間。ちょっと早めにお越しの方々がゆったりと…。


昨年に続いて今回もリビングでの展観を行なってみました。

ご覧いただいた方々からは「テーブルセッティングのヒントになります…」と、おおむね好評を博しているようにも思います。

同時開催「高岡雅之写真展 夜風に消えたカーニバル Streaming version」では、ワタシの心の友・高岡さんが、アメリカの大地に突如あらわれる移動遊園地の様子を身振り手振りで熱く解説していました。

可能な限りクリアな映像に、そして、よりスムーズなストリーミングを求めて数々の工夫をこらしてくれた高岡さんの姿に学ぶべき点が多くあり、ワタシ自身にとってもとても有意義な展観です。

さてさて、初日は「ささやかながら軽飲食をご提供」ということで、ウチの同居人さんの友人でもある料理研究家・藤本洋子さんの協力のもと、せっせせっせと!?「陶芸窯で焼いたフォカッチャ」作りにも手を染めてみました。220℃にセットした陶芸窯で焼成すること約10分。ふっくらとしたフォカッチャが焚きあがります。

それを洋子さんがチャチャッと切り分けて、お越しの方々に提供してくれます。

庭先での熱々フォカッチャとワイン、そしてご近所のお店仲間「ブンブン紅茶店」さん特製キーマカレーがジョイントすると、個展の「Artな雰囲気」とともに「Eatな気分」がグ~ンと盛り上がってきます。


個展オープンの午前11時から午後6時の終了まで、陶芸とフォカッチャ焼きという二つの役目をこなしつつまさに「あっという間の7時間」。個展初日、最後までおつき合いいただいたご近所の方々との「夜の部」は、市役所駐車場を舞台におりしも開催されていたビールの祭典「オータムフェスタ」へ。会場は落ち着くテーブルを探すのが難しいくらいの大盛況で、この街であれほどたくさんの酔っ払いさんに出くわしたのははじめて!!という感じでした。

ちょうどほろ酔い気分の頃、フェスタ会場の一角でご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」のかえさんとバッタリ。

一同、「一緒に飲もうよ!」と誘ってみましたが、かえさんは「明日の仕込みがあるぅ…。残念だけど…」ということで、惜しくもお別れ。そういえば、個展2日目の日曜日 本日5日にウチの個展でお出しする甘味はかえさんの手になる「黒かん」と「白玉」でした。かえさん、ありがとうございます…。

というわけで、本日5日の日曜日 朝10時、かえさんの「おはようございま~す」の声とともに、可愛く、そして美味しそうな「黒かん」と「白玉」がやって来ました。

雨の中を展観にお越しいただいた方々からの「美味しいね」との言葉に、こちらの頬もついつい緩んできます。

今年もさまざまな人たちの助けを借り、そして多くの方々に支えられて個展が成り立っていることをあらためて感じる秋の雨の午後。今回の展観は10日 金曜日までとなっています。お時間がありましたら、秋の鎌倉散策かたがたお立ち寄りくださいませ。皆さまのお越しを心よりお待ちしています。
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