鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

鎌倉佐助にて、ぶらりアートの時間はいかが・・

2011-10-30 20:30:50 | ニュース
つい2日前の10月28日の夕刻、ウチの奥さんがご近所の三浦野菜のお店・サスケストアさんに買い物に行った折のこと。ストアの大将・井上さんから「こんなイベントやりますので・・。そちらの工房にも置いてくださいね」とのことで、サスケストアさんでのアートイベントのチラシをたんまりといただいてきました。

題して「SASUKE STORE EXHIBITION 2011 AUTUMN]。すごい、全部英語のイベントです。

チラシを見てみると、レイナ・ブルームーンさん、高橋利哉さん、中津川ゆうこさんの3名のアーティストが約1ヶ月余にわたって順繰りにサスケストアさんで展観する企画のようです。

でもって期日はいつからと思ってあらためて眼を凝らすと、なんと29日。すなわち、チラシを手渡された次の日からです。

んー、まったくサスケストアの大将・井上さんったら・・。いつもパシパシと商業展開しているのに、ことイベントの告知に関してはなぜか毎回ドタバタ。たとえばこの夏の「佐助のさんぽ市」の時もチラシが出来上がったのはイベントのわずか2日前でした。でも、その「隙あり」な感じがウチの好みにぴったりなんですね。大将、愛してるよ~。

というわけで、午前の作陶を終えて本日のお昼ご飯の前にプチ散歩がてら、サスケストアさんへ。

ウチの奥さんがたんまりと手渡されてきたチラシがストアの扉に光輝いていました。

サスケストアさんの店内はもちろん、お店全体がレイナ・ブルームーンさんのアートで彩られています。


サスケストアさんから鎌倉駅方向にほんの20歩ほど歩いたところのブンブン紅茶店さんでは「サカモトセイジ個展」が開催され、本日は最終日。

サカモトさんはご覧のようにとても若くてスリムな作家さんでした。

とてもポエジーな構図とやさしい色遣いがとても印象的な作品が並んでいました。

サカモトさんの作品はブンブン紅茶店さんが販売してる紅茶のラベルデザインにもなっています。


「芸術の秋 at 佐助」。


私も11月下旬の個展に向け、鋭意準備中。というか、日々、バタバタと格闘、ではなく作陶しています。

個展の折にはよろしくお願いいたします。

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佐助の杜の「気配」を見守るクロネコ・チー坊

2011-10-28 21:13:30 | ネコ
この秋、11月下旬に個展を予定しています。目下、作品の制作、ならびに陶芸教室の方々の作品制作のご指導や仕上げ、焼成等にて毎日バタバタと動きまわっています。

少しばかり困ったことに、このところ毎日のように午前2時過ぎ眼が覚めてしまい、仕方なくまだ夜も明けぬ3時ころから一日の行動を開始しています。毎日毎日、昼過ぎにフワーンと眠気さんがやってきて「♪こっちの布団はフワ~だよー」と耳元でささやいてくれます。その睡魔との闘いは、あたかも修業のように辛いものがあります。

それでもいつもならば、夜7時ころには作業も一区切りしているのですが、どうしたものか、本日は素焼き等の工程が続いて気が休む時間がやってきてくれません。

そのような状況なのですが、げに恐ろしきはブログなり。気がつくとパソコンのキーボードをパシパシと叩き始めています・・。

ともあれ、素焼きの窯の様子も気になります。このような時は、ウチの奥さんの「たまにはチー坊の写真もアップしてやってよ」とのお言葉にしたがって、つつましやかに「チー坊写真館」の始まりです。

まずは、とにかく眼が大きい、そして丸い。ウチの奥さんの眼よりも確実に「存在感」があります。


うーん、いつもなんとなく見張られているような感じが。

ふと気がつくと足元にいることも。いったいいつの間に・・。

たぶん、当人なりに何かの気配を察知しているのでしょう。一日に何度も窓の外の様子をうかがっています。


おっと、チー坊がしきりに気にしていたモノの正体は・・。

一見、イヌのように見えるその正体はタヌキ。この写真は昨年10月3日に我が家の庭先で撮影したものです。真冬になると体全体が長い冬毛に覆われてモコモコの、あのタヌキの姿になります。

そして、こんなヤツも・・。

陶芸作業の間に食したお弁当の残りを見つけて、抜かりなく平らげたアライグマです。この写真は昨年10月13日の撮影。アライグマはとても獰猛のようで、窓を隔てて至近距離からカメラを構えると、逃げるどころか逆に威嚇してきます。

このほかにも、ハクビシン、マムシ、ムカデ、カラス、リス・・。

タヌキもアライグマも、今年はまだその姿を見せていません。しかしながらこのところ、チー坊は「監視」に余念がありません。

さながら「佐助動物園」の園長さんのようでもあります。
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七里ガ浜で「こまめ」に朝食『シェア』しましょッ!

2011-10-25 19:49:39 | 日記
本日、本来ならばご近所の「甘味処こまめ」のかえさん、ならびにウチの奥さんとともに朝5時に佐助を出発して三浦半島方面へ朝ごはんを食べに行く予定でした。正確な場所は、三浦港の三浦市三崎水産物地方卸売市場2階の「三浦食堂」さん。ふ~、どこもそうですが、公共の市場の名前ってホントに長い・・。

この「三浦食堂」はウチのご近所にある美味しい三浦野菜のお店「サスケストア」の大将・井上さんがこの春に新たにオープンした食堂です。「お刺身定食をはじめ、みんなおいしい」ととにかく評判なので、かえさんとかねがね「行ってみようね」と日程を調整し合い、ようやく本日お出かけの予定でした。

But,But.昨夕、私がサスケストアにキャベツを買いに行った折にひょんなことから、三浦食堂は本日休業とのことが判明。「ガーン、ショック!」ということで、急遽かえさんと連絡を取り、三浦行きは延期。されど、かえさんから「前から一度行ってみたいと思っていたお店が・・」とのお言葉。行きます、行きます。ウチのふたりとも「かえさんの頼みとあらば京都でも、宝塚でも、月へだってお供します」。

というわけで、ご希望の地を尋ねると「七里ガ浜・・」。 あら、なんと近い!

で、今朝7時にサスケストアの前でかえさんと集合。「なにもこんな日に三浦食堂、休んじゃって。大将のバカ野郎!」とストアの扉に向かってにっこりと笑いながらつぶやいて、ウチの愛車ルノー・メガーヌを駆っていざ出発。15分ほどで七里ガ浜に到着です。

行ったお店はここ。「七里ガ浜 ビルズ」。

鎌倉、江ノ島あたりを紹介するサイトの数々が「世界一の朝食」と賞賛するリコッタパンケーキで有名なお店、らしいです。そういえば、ウチの陶芸教室に来るお嬢さんたちも「七里ガ浜のビルズ・・」と言ってましたっけ。近年、この手の情報に疎くなってきました、ちょっと反省・・。情報によると「朝8時の開店前には行列が・・」とのことでしたが、一番乗りです。ホッ。

お店の横の壁面にはこんなスペースインフォが。

現在位置は、まさしく点々が交差する丸印の所。


山側を臨めば、七里の丘の上に瀟洒なお宅が・・。 


南側の海を臨むと七里ガ浜の浜辺にいつのまにか、かえさん(左)とウチの奥さんが・・。

ほとんど、「気分はすっかり小学生」という感じです。

七里ガ浜の秋の空を見上げると
トンビが「ピーヒョロ」鳴きながら、潮風とランデヴーしています。

お店の前で待つこと約45分の後、開店。ビルズさんのパンケーキやスクランブルエッグ、お料理のことはよくわからないのですが、クリームをふんだんに使っているのかな。とってもクリーミーな口当たり。かえさん、ウチの奥さんと3人で対峙、ならびにメニューを「シェア」しながらのブレックファスト at ビルズ。これって「両手に花」?。うーん、なんとも微妙・・。

かえさんもウチもともにお仕事が控えているので、10時前に早々に佐助に帰還。

降り注ぐ陽光と青い波がきらめき、潮騒の響きに耳をかたむけた海辺の充実のひととき。それでもなんだか、あらためて佐助の杜と緑がしっくり感じる今日、この頃。

かえさん、貴重な休日をご一緒させていただき、ありがとうございました。これからも、どこへでもついていきます!。

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鎌倉駅近に新穴場発見、プチパーティに「寄ってミテ」GOOD!

2011-10-22 20:39:03 | 日記
つい先日の10月16日から29日まで、鎌倉駅西口・ほとんど線路脇の「ビストロ・ランティミテ」というライトなフレンチ感覚のお店にて、ウチの奥さんの仕事上の「後輩」だった飯島クンとわだチャンのカップルが二人の作品を展示・発表しています。

本日まではワダちゃん、明日からは飯島クンの作品がお目見えの「二部構成」です。ちょうど真ん中の本日夕方、「ふらっと立ち寄ってミテ」という企画で展示会場の「ランティミテ」さんでプチパーティが開催されました。

本日、ちょうど陶芸教室に来てくれていた葉山と東京・代々木からのお嬢さん二人も立ち寄ってくれまして、私よりひと足お先にカウンターでワインをクイクイやってました。こんなラフな感じがとってもうれしい今日このごろ・・。

主役のわだチャンみずから手書きのメニューでおもてなしです。


わだチャンの企画主旨はこんな感じ。

なにやら文字がたくさん書いてありますが、要約すると「四コマ漫画を描いてます。皆さん、よろしかったら見てくださいネ」ということでしょう。ワダちゃんは漫画のほかにも、布の小物を作ったり、ウチの工房で陶製のアクセサリーを作ったりとなかなか面白い活動をしています。

ちなみに四コマ漫画はこんなテイストです。


飯島クンの人となり、そしてイラストレーションの「芸風」は、このウチのブログの8月27日アップをご参照ください。(すみません、お手数おかけします・・)。

でもって、会場の「ビストロ・ランティミテ」さんの本日のパーティメニューはお肉のパテや、サーモンのフリットその他、軽いタッチながらしっかりとした味付けのお料理がいっぱい。この、「びんちょうマグロと鎌倉シラスのバター醤油風味」というような名前のお料理は絶品でした。うーん、食材、ならびに料理名、正しいかどうか心もとない限りです。飲んでいるうちに、酔いがまわってきて・・。「ランティミテ」さん、すみません。居心地、良すぎです。

マグロさんとお野菜の間にこっそりと鎮座しているタイ米とおぼしき長米が果てしなく香ばしい。クセになりそう・・。

「ビストロ・ランティミテ」のマスターと奥さん。マスターはかつてアフリカのモロッコのお店でも腕をふるっていたそうです。茅ヶ崎で生まれ育ち、あちこち移り住んだ末に鎌倉にお店を開いたとか。「やはり、この辺りがいちばんシックリきます」とのことで、このマスターもご他聞にもれず「ユルユル星人」のようです。

おっと、私の手元もユルユル。またも手振れの「それは無いすショット」でした。マスター、奥さん、すみません。

お店の出がけに記念写真。歳回りからいくとほぼふた回りほどしたの若い皆さんに相手してもらって、とっても楽しい秋の夕暮れでした。


みんな、迷惑だったかな・・。これからも相手してね。



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佐助に「アルファ・ミラノ」がやって来た!

2011-10-20 19:17:22 | クルマ
昨夕、陶芸のお仕事を終えて工房の窓から秋の夕空をボーッと眺めていたところ、ウチの奥さんから「ブンブンの小木曽さんから電話ですよー!」との声が。

ブンブン紅茶店のオーナーマスター・小木曽さんからお声がかかるということは、これすなわち「クルマ」のお話しに違いありません。

急いで受話器に耳をあてると、「あっ、倉田さん。今、ウチのお店にSさんがアルファに乗ってきましたよ。見にきませんか」と、小木曽さんのまるで少年のように弾んだ声が・・。

もちろん「よろこんで!」、いざブンブンさんへ。驚いたことにウチの奥さんも「私も行く」と言ってついてきました。というか、ブンブンさんまでの早足にて1分ほどの道中、終始、私を先導するかのように前を歩いていました。

夕闇迫るブンブン紅茶店さんの駐車場にたたずむビンテージ・アルファ・・。

1934年製 6気筒2300ccエンジン搭載、とのことです。 

今から約80年前弱、ちょうどドイツでヒトラーが独裁政治を始めていた頃にイタリアではこのような美しいクルマが生み出されていた・・。まさに西欧社会の歴史と文化、そして「底力」が偲ばれます。

このクルマのオーナー・Sさんは鎌倉在住で、小木曽さんと私(二人は同年齢)よりも若く、おまけにとてもスキッとした男性です。さきに小木曽さんに連れていってもらった大磯での「La Festa」のイベント会場にて、小木曽さんに紹介してもらったばかりでした。

お互い挨拶もそこそこに、小木曽さんの「暗くなる前に写真に収めたらどうですか」とのお言葉に甘えて、ヴィンテージ・アルファのプチ撮影会。

丸いお馴染みのフロントエンブレムの下部には「MILANO」の文字が。この「MILANO」はアルファ発祥の地に由来するのか、はたまた、ミラノを政治基盤としアルファを愛用していたムッソリーニに敬意を表したのか・・、自分勝手に思いは尽きません。

Sさんはこのアルファを普段の「足」として、コンビニへでもどこへでも鎌倉の街中をドライブしているとか。素敵過ぎます・・。

秋の夕闇の中、控えめな照明に照らされたブンブンさんのお店と、アルファのシルエットにしばしうっとり。


撮影終了後、小木曽さんとSさんのクラシックカー談義にそっと仲間入りさせてもらいました。私がクラシックカーの分野においは門外漢ということを踏まえながら、お二人はクラシックカーの歴史やメカニカルシステム、はたまたそのドライビングテクニックの特殊性その他、やさしく、深く解説してくれました。

「クルマ」としての構造やドライビングの話を聞くにつけ、「へぇー、そうなんですか」という驚きと、「まったく同感」という共感を得た1時間余。至極のひと時でした。

小木曽さん、Sさん、ありがとうございました。

ちなみに、本日のブログをアップするにあたって撮影した写真を整理していたらこんな写真を見つけました。ビンテージ・アルファのコックピットがくっきり。メーター周りのソリッドな質感、シートのヤレ具合、いい味出ています。


はて、撮影者は?。 うーん、どう考えてもウチの奥さん以外にはいません。どうやら、こっそり、しっかり、激写していたみたいです。

この調子でいけば、ウチの奥さんもささやかな「クルマ馬鹿」の仲間に巻き込めるかも。

どなたか、ウチの奥さんの「クルマ馬鹿化計画」へ向けてお知恵拝借!、願います・・。







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鶴岡八幡宮さんの御計らいにて・・

2011-10-18 19:43:33 | 日記
世の中のかなり多くのご家庭がそうであるように、我が家でも日々のゴミ出しの担当は男でありますところの私の役目となっています。

本日・火曜日は書籍、雑誌類を含めた紙ゴミ類の収集日。この一週間の間に読み終えた雑誌類を束ねてゴミ集積所へ運び、家の玄関前に戻って来た時に「ン、何かが違う」ような気配が・・。

特に変わった様子は無い、ような。


いえいえ、ありました。よーく観察しなければわからないのですが、玄関ドアの上の「おはらいさん」の水色の御幣の前にあるはずの「鶴岡八幡宮大払・・・」と記された短冊のような紙が無くなっていました。9月21日の台風の時には何の異常もなかったのに。


これはきっと、本来は振りかかる筈だった災いをはらってくれたのだ、ありがとうございます、と勝手にありがたがってみました。しかしながら、本来はある筈の短冊がない「おはらいさん」は、なんとも収まりが悪いものでして・・。

「はて、どうしたものか・・」と思い悩み、ウチの奥さんに状況を説明させていただいたところ、即、「鶴岡八幡宮さんに連絡してみれば」とのお言葉。なんの根拠もないほとんど反射的な発言なのでしょうが、思わず「なるほど」と唸ってしまいました。

さっそく鶴岡八幡宮に問い合わせてみると、なんと、まるごと新しい「おはらいさん」に交換してくれるとのこと、です。急遽、この夏に買ったばかりのルノーの白い自転車で八幡宮に駆けつけて新しい「おはらいさん」を頂戴してきました。

余談ですがルノーの自転車、速い!。我が家から八幡宮まで徒歩約15分の道のりですが、ルノーはたった5分でクリアしてしまいました。思わぬ発見というか、収穫と呼ぶべきか。これも「おはらいさん」のおかげです、ありがとうございます。

八幡宮ではまず、本殿を参拝する前にあの大銀杏にご挨拶。

観光の方々も「二代目」とともに記念写真を撮ったり、なかには手を合わせて何かをお願いしているような人もいます。この国広しといえども、こんなに大事にされている樹は他にはないのでは。私もその「新芽」を記念撮影し、本殿横の受付にてめでたく新しい「おはらいさん」を授与されて・・。


編みこんだ稲藁も青々と、そして「鶴岡八幡宮大祓・・・」と記された短冊も燐なる「おはらいさん」。


これから大晦日まで、よろしくお願いします。







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鎌倉の朝市、いざ「長谷」参じました。

2011-10-16 19:18:10 | 日記
風の噂にもれ伝え聞き、ご近所で親しくお付き合いしている「甘味処こまめ」のご主人・石坂かえさんからも「こんな催しがありまして。ウチも出店することに」とお話しを聞いていた秋のイベント。題して「第十七回 かまくら 長谷の市」、ならびに「鎮守の甘縄神明宮 朝市」。本日、開催ーーーぃ。

事前の取り決めにて「雨天の場合は中止」とか。ゆえに昨夕、「こまめ」さんに立ち寄った時、かえさんは「今夜から雨みたいだし、明日どうなるのかなあ」と心配顔でした。

ウチの二人とクロネコもなんとなく、今朝は4時前に目が覚めました・・。なんと外はかなりの雨模様。「今、これだけ降れば、まもなく雨も上がるよね」との思いが通じたのか、7時頃には雲もだいぶ晴れて・・。

「こまめ」さんが出店している「甘縄神明宮 朝市」開始の8時前には、会場近くの長谷に到着。

いつもなら観光の人とクルマで大混雑の長谷交差点付近もさすがにこの時間は人影もまばら。さわやか・・、過ぎます。

し、しかし、由比ガ浜通りを一歩、曲がると、

さっそく「甘縄神明宮 朝市」開幕を待つ人の列が。交わされる会話から推測すると、みーんな、地元の人みたい。普段はなにかとユルユルな鎌倉の人たちが朝も早くからこんなに「アクティブ」だったとは・・。

「甘縄神明宮 朝市」は8時に開場。まずは真っ先に「甘味処こまめ」のかえさんの元へ「長谷参じ」?ました。黒いエプロンのかえさん、今日は屋外にて、アタマに「カブリモノ」はしていません。新鮮な印象です。ウチはおにぎりと黒かんをお買い上げ。


開場からほんの5分で神社の境内はまさに、人、人、人。


おっと、この人ごみの中、ウチの陶芸教室に来てくれているちびっ子陶芸家・ヒロちゃんと妹のマーちゃん、そしてお母さんを発見。ヒロちゃん、赤いTシャツがやたら目立ってます。

ヒロちゃん親子とは、鎌倉の街でおこなわれる数々の催しのたびに出会います。お子さんとともに「鎌倉日記」を綴り続けるお母さん、偉大です。

「朝市」を堪能し、帰途に着くべく甘縄神明宮の鳥居をくぐって境内の外に出ると、凛とした佇まいを見せる加賀谷邸がお見送りしてくれているかのようでした。

この加賀谷邸は今から約80年以上も前の大正時代末期に建てられ、現在は鎌倉市の景観重要建築物に指定されているとても貴重な建物とか。

内部の造りは、調度品は・・。なんとも気になります。

本日は午前10時過ぎからお教室のため、この日のメインである長谷寺境内での「長谷の市」はあえてパス。パンフによれば、長谷寺をはじめ、かの井上蒲鉾店や駅弁の大船軒のみならず、「食」と「飾」の新しいお店も数多く出店しているみたい。

来年の秋こそ、是非とも「長谷参じ?」てみたい「長谷の市」。

その折には、大仏さまにも会いに行こっーと・・。
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笹目二朗氏とルノー・メガーヌの「北極圏」に寄せて

2011-10-14 20:08:47 | メガーヌ
去る10月11日にこのブログにアップしたとおり、「ブンブン紅茶店」のオーナーマスター・小木曽さんに誘われて、クラシックカーのイヴェント「La Festa Autunno 2011」の走行中継拠点である大磯プリンスホテルへ行ってきました。

その日の午後、ウチに来たお客さまと打ち合わせかたがた「ブンブン」さんを来店した帰りがけ、小木曽さんから「これ、読んでみてください」と一冊の文庫本を手渡されました。


写真を見れば一目瞭然なのですがタイトルは「北極圏の夏を走る」。サブタイトルは「スカンジナビアのクルマ旅」。著者の笹目二朗氏はヨーロッパ車、特にフランス車に造詣が深い自動車評論家。

氏は日産自動車を経て「CAR GRAPHIC」編集部、その後はフリーの自動車評論家として第一線で活動し続けています。

しかしながらお恥かしいことに、私は氏のことをほとんど知らずにいました。私は「CAR GRPHIC」よりも「オートメカニック」や「モーターファン」という、よりベタな自動車雑誌を好んで読んでいたためでしょう。

そんなことはさておき小木曽さんは、かねてより笹目氏とクルマを通してとても親しい関係であること、さらに私がルノー・メガーヌに乗っていることから「北極圏の夏を走る」を紹介してくれたのか、と・・。

この本は、笹目氏が奥様とともに地球の北の果て・スカンジナビアのノールカップにてミッドナイトサンを経験すべく、ルノー・メガーヌを駆って北極圏を走行した23日間・全1万1590キロの旅の様子をしたためた、全編にしっとり感漂う一冊です。

さらに掲載されている写真の一点一点すべてが一遍の詩のように美しく。この写真を見ているだけでも、旅の全容が伝わってくるようです。

全編を通じての北欧紀行とは別の観点で、13~15ページ目に書かれている「シートに関しては、フランス車のシートにして、ルノーのシートにして、なぜこうなってしまったのだろうか、旧型のオーナーでもあった身には信じがたいことだ。・・・」というクダリには、「えっ?」という思いと「やはりそうか」という感覚が入り混じってアタマが「ガーン」・・。このクダリを読んだ瞬間から、早や、すっかり「笹目ファン」になってしまっている自分がいました。

なぜなら、毎日ルノーに乗っている経験から、「巷ではルノーのシートの評判がとても良い、いや良すぎるのでは?」とかねがね思っていたからです。つたない私感では、かつて乗っていたベンツ190E、あの「小ベンツ」のシートがジャストフィットでした。東京から大阪まで東名・名神をノンストップで走っても腰にノンストレスなシートが懐かしい・・。

ともあれ、笹目二朗氏。これからおおいにウォッチします。

さてさて本日、「ブンブン」さんにお立ち寄りした際、小木曽さんからこんなものをいただきました。

先日の「La Festa」のステッカーです。鼻歌まじりに「どこに貼ろうかな」などと、メガーヌのボディやウインドゥにステッカーの位置決めしているサマは、まるで小学生みたいだったことでしょう。いつまでたっても成長がみられません・・。

さっそく、ひそかに携帯の裏側に「La Festa」の小さなシールを貼ってしまいました・・。

うーん、シールの色合いはイタ車的でした・・。
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誘われて大磯、華やぎの「La festa」

2011-10-11 20:55:18 | 日記
つい先日、ご近所にある紅茶の名店「ブンブン紅茶店」にお茶しに行った際にオーナーマスター・小木曽さんからクラシックカーのイヴェント「La Festa autunno 2011」のパンフレットを手渡されて「これ、行きませんか」とのお誘いを受けました。そのパンフを見て、反射的に「喜んで!」と答える私がいました。

このイヴェントは1997年から「La Festa Mille Miglia」という名称で、これまで14年間にわたって秋の関東・東北路をクラシックカーで駆け抜けてきました。ちなみに「Mille Miglia」は1927年から57年までイタリアで行われていた伝統的な公道レースです。15年目を迎えた今年から、さらなる進化をめざしてイヴェントの名を「La Festa autunno」として、伝統を保ちつつ装いを新たにしたとのことです。

日程は10月8日に東京の明治神宮をスタート。以後、総勢約80台ほどが軽井沢や箱根を経由して再び明治神宮に戻る3泊4日のスケジュールです。

小木曽さんとお友達、そして私は、今朝8時半にクルマで鎌倉を出発。9時半前に大磯プリンスホテルに到着。小木曽さんとお友達は、かつてのクラシックカーレース仲間でもあるイヴェントスタッフの方々と再会を楽しんでいます。

程なくして、箱根を出発したクラシックカーが到着し始めました。

いずれも超ディープ、超プレミアム。野暮な話ですがお値段を訊いてみたところ、気絶しそうな金額が飛び交ってました。

ボンネットを開けてエンジンを調整する様子がいたるところで。人もクルマも、古女房には手を焼きます。


おっと、ゼッケン27の赤いマセラッティのドライバーズシートに収まる堺正章さん発見。このイヴェントの常連です。

堺さんのほかにも、ラリードライバーの篠塚健次郎さんや元F-1レーサーの鈴木亜久里さんはじめ、名だたる方々のお顔も・・。

そして、楽しげに、いとおしそうにクラシックカーを見つめる小木曽さん。実にシブくていい感じです。


鎌倉への帰路、イヴェントに参加している旧車にトラブル発生。こんな光景が数回。ビンテージですから、どんな事態にみまわれても「想定内」?


それにしても、イヴェントの様子を記録するメディアスタッフのクルマがフェラーリですから・・。次元が違います。


「クルマ馬鹿」いっぱいの楽しいイヴェントにお招きいただき、小木曽さん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。





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F-1日本GP 「スズカはハード!」

2011-10-09 21:23:03 | 日記
いわゆる世の中的には、昨日、今日、明日と連休です。この秋、何回目の3連休でしょうか。なんだか3連休の有難みがグーンと減少しているような感じです。

ウチはいつものように、連休という概念とはまったく無縁です。本日も朝から夜まで、陶芸教室、ならびに友人、知人の方々が訪れていただき、まことに有難い限りです。

バタバタとあわただしい1日を時系列に従って追っていくと・・。

本日はウチの奥さんがとてもお世話になっている方が午前中に葉山からお越しになります。その方へのお土産代わりに鎌倉野菜をということで、まずは朝10時に鎌倉野菜を売っている通称「連売」へ。

「MEGANE」を凝らして、新鮮な鎌倉野菜を選びましょう。

まだ朝10時を過ぎたばかりだというのに、市場の中は人、人、人。


野菜のほかにも超お買い得な食材が目白押し。あの超メジャーなインスタントラーメン5袋セットがなんと158円で売っていました。普段、あまり食べることはないのですが、思わず「買おうかな」との誘惑にかられました。158円ですから。安すぎます。

「連売」に長居しているとついついお金を使ってしまそうなので、ほどほどに退散。鎌倉駅にて、お客さまをお迎えしてそのまま我が家へ。

お客さまはさすが、です。ウチ二人の大好物・葉山旭屋牛肉店のコロッケと焼豚をいただいてしまいました。私のお昼ご飯のおかずはもちろん、葉山コロッケで決まり、です。ごちそうさまでした。


午後からは、体験陶芸のお客さま。今年12月に挙式の運びという、矢土さんご夫妻です。挙式の際に自作の器をご両親にプレゼントしたいということで、ウチの工房で作陶に挑戦。

約2時間の格闘の末、ご覧のような力作が出来上がりました。

最近の傾向として、ご結婚されるカップルの方々が挙式の際に「自作の陶器を両親にプレゼントしたくて」ということで体験陶芸に来るというケースがとても増えてきました。今の若い方々はみな、私たちの世代よりも親思いなのかも。この国の未来もまんざら捨てたものではありません・・。

さてさて、夕刻からは横浜の知人宅へ納品かたがた夕食へ。滝のように降り出した雨の合間をみて帰途につき、午後9時過ぎにゴーホーム。やれやれ、長い一日でした。

あー、本日は一年間待ち続けたF-1日本GP決勝。このレースをリアルタイムで観たいがためにCSのフジテレビを契約しているのですが、これまで1回もライブでの中継を観る機会がないまま、今年も・・。

「自国グランプリは最高にエキサイティングだけれど、とてもハード」などと、あたかもF-1ドライバーが言いそうなことを思ってしまいました。

さて今から、私の2011 F-1日本GP決勝レースがスタートします。チェッカーフラッグが振られる頃は、とうに日付け変更線を超えています・・。
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