二十四節気の第十二番目で「暑さが最も厳しい時期」にあたる「大暑」となった7月23日 火曜日、当地はまさに「暦どおり」の猛暑の一日でした。陶芸教室においても、通常はめったに使用しないエアコンをこの夏はじめて稼働させて室温をぐっと下げた環境下で作陶していただきました。とっても快適、です。されど、少々の汗をかきながらの作陶であればこそ、手がけた作品に「気」が入るような感も‥。なんとも複雑、な気分でもあります。
さてさて、朝からジワッと蒸した「大暑」の夕刻、この街の夏一番のイベント「鎌倉花火大会」が開催されました。「夕方から小雨‥」などという天気予報のもと、昼日中から工房に立ち寄ってくれた友人知人の皆さんととともに「今夜の花火はあるの?」などとおおいに気を揉みながら、どうにかこうにか定刻の午後7時20分に「ドカーン」と花火の炸裂する音が街中に響き渡りました。
かれこれ、当地に移り住んで以来、四回目の「花火」となります。例年ならば、歩いて約15分ほどの由比ヶ浜海岸にて真近から花火を愛でることを常としていました。しかしながら今回はちょうど窯焚きのスケジュールと重なったために、自宅工房脇の窯場にて窯焚きしながらの花火見物となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/06/9a1cea64b9d07538103cb13ae77db9b1.jpg)
昨年の花火大会の際には、同居している母から「思いのほか、花火がよく見えたのよ‥」という言葉を聞いてはいたのですが、今回、はじめてわが家の庭から観察してみると、「なるほど‥」という感じでそこそこに夜空に鮮やかに撥ね躍る花火を楽しめるのでした。ご近所の里山の奥に広がる花火に「ちょっと感激。そして花火見物に訪れる方々の喧噪を離れて、しかも窯焚きしながらゆっくりと眺められるのがなんともありがたい‥。
ある時は「ポワ~ン」と、そして、時に「ポショポショ‥」と、硬軟織り交ぜつつ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cc/26e483ced315cca2f136014bd1997f28.jpg)
ふと思い出したかの如く「ドカ~ン」という大音響とともに、佐助の街の夜空まで花火の光輪が舞い降りてきそうなほどの大迫力‥!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/62/ae48fd6db4e40b329cf1c6a3a2605838.jpg)
ご近所に住む方々の「うわぁ、きれい!」という歓声を聴きながら、午後8時過ぎには2500発が競い弾けた花火の宴も「ジ・エンド」。
そういえば、大学時代の友人が今も新潟で花火師として活動していたような。アイツ、今頃、毎日どこかで花火打ち上げてるんだろうなぁ‥。
閑話休題。
夏の景色をもうひとつ。過日、かねがね「プチライブ」に一緒に顔を出したりしている若いお譲さんから「倉田さんご夫妻へ。知り合いの家でパエリア・パーティします。ぜひ、お越しください」との連絡をいただき、その言葉に甘えてノコノコと出かけて行ってしまいました。知らせてくれた住所を訪ねていくと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e3/8732af2ff1c618b032d21d0e11fff4e2.jpg)
思わず「こっ、これは見事‥」とつぶやいてしまうほどの、昭和モードいっぱいの民家に辿りつきました。
おそらく国産の松材をふんだんに使った外壁や銅製の雨トイ、そして精密な彫をほどこした調度の数々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fc/86dbcdf25b0b4f9b148ab68465c6fbb7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/1f/5521d0c935535f59b6d29311d2f9f677.jpg)
このお宅の佇まいには遠く及びませんが、私が育った東京・葛飾の家もその雰囲気はまさに同一のものがありました。「今は無き、あの葛飾の家が懐かしい‥」と、ちょっぴり感傷に浸る一幕も。
昭和の息吹を伝える木造家屋、そして、夏の日の午後とくれば、コレもまた欠かせないアイテムのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e3/8bd1076a964ea122025464ce715a265f.jpg)
知り合いの女性がご挨拶代わりに携えてきたこのスイカは、まさに夏の旧家の風情にジャストフィット。畳と兜が妙にマッチして「昭和の香り」ここに至れ、なんて一人勝手に悦に入ってみたり‥。
チビッ子や学生さんたちの夏休みはまだ始まったばかりですが、ワタシとしてはなんともこの数日間でしっかりと「夏の思い出作り」を果たしてしまったような気分‥。というわけにはまいりません。来たる8月2日(金)から4日(日)までの3日間にわたって「第4回 鎌倉佐助のさんぽ市」で皆様をお待ちしています。
炎暑盛りの候ではありますが「夏の思い出作り」へ向けて、「さんぽ市」へお出かけださいませ。
さてさて、朝からジワッと蒸した「大暑」の夕刻、この街の夏一番のイベント「鎌倉花火大会」が開催されました。「夕方から小雨‥」などという天気予報のもと、昼日中から工房に立ち寄ってくれた友人知人の皆さんととともに「今夜の花火はあるの?」などとおおいに気を揉みながら、どうにかこうにか定刻の午後7時20分に「ドカーン」と花火の炸裂する音が街中に響き渡りました。
かれこれ、当地に移り住んで以来、四回目の「花火」となります。例年ならば、歩いて約15分ほどの由比ヶ浜海岸にて真近から花火を愛でることを常としていました。しかしながら今回はちょうど窯焚きのスケジュールと重なったために、自宅工房脇の窯場にて窯焚きしながらの花火見物となりました。
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昨年の花火大会の際には、同居している母から「思いのほか、花火がよく見えたのよ‥」という言葉を聞いてはいたのですが、今回、はじめてわが家の庭から観察してみると、「なるほど‥」という感じでそこそこに夜空に鮮やかに撥ね躍る花火を楽しめるのでした。ご近所の里山の奥に広がる花火に「ちょっと感激。そして花火見物に訪れる方々の喧噪を離れて、しかも窯焚きしながらゆっくりと眺められるのがなんともありがたい‥。
ある時は「ポワ~ン」と、そして、時に「ポショポショ‥」と、硬軟織り交ぜつつ
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ふと思い出したかの如く「ドカ~ン」という大音響とともに、佐助の街の夜空まで花火の光輪が舞い降りてきそうなほどの大迫力‥!?
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ご近所に住む方々の「うわぁ、きれい!」という歓声を聴きながら、午後8時過ぎには2500発が競い弾けた花火の宴も「ジ・エンド」。
そういえば、大学時代の友人が今も新潟で花火師として活動していたような。アイツ、今頃、毎日どこかで花火打ち上げてるんだろうなぁ‥。
閑話休題。
夏の景色をもうひとつ。過日、かねがね「プチライブ」に一緒に顔を出したりしている若いお譲さんから「倉田さんご夫妻へ。知り合いの家でパエリア・パーティします。ぜひ、お越しください」との連絡をいただき、その言葉に甘えてノコノコと出かけて行ってしまいました。知らせてくれた住所を訪ねていくと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/e3/8732af2ff1c618b032d21d0e11fff4e2.jpg)
思わず「こっ、これは見事‥」とつぶやいてしまうほどの、昭和モードいっぱいの民家に辿りつきました。
おそらく国産の松材をふんだんに使った外壁や銅製の雨トイ、そして精密な彫をほどこした調度の数々。
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このお宅の佇まいには遠く及びませんが、私が育った東京・葛飾の家もその雰囲気はまさに同一のものがありました。「今は無き、あの葛飾の家が懐かしい‥」と、ちょっぴり感傷に浸る一幕も。
昭和の息吹を伝える木造家屋、そして、夏の日の午後とくれば、コレもまた欠かせないアイテムのひとつ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/e3/8bd1076a964ea122025464ce715a265f.jpg)
知り合いの女性がご挨拶代わりに携えてきたこのスイカは、まさに夏の旧家の風情にジャストフィット。畳と兜が妙にマッチして「昭和の香り」ここに至れ、なんて一人勝手に悦に入ってみたり‥。
チビッ子や学生さんたちの夏休みはまだ始まったばかりですが、ワタシとしてはなんともこの数日間でしっかりと「夏の思い出作り」を果たしてしまったような気分‥。というわけにはまいりません。来たる8月2日(金)から4日(日)までの3日間にわたって「第4回 鎌倉佐助のさんぽ市」で皆様をお待ちしています。
炎暑盛りの候ではありますが「夏の思い出作り」へ向けて、「さんぽ市」へお出かけださいませ。