鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

個展への最終章、忙中「佐助のプチ散歩」

2011-11-18 08:12:10 | 陶芸
本日、鎌倉は朝から一日中、雨模様。それでもまずは個展のご案内からです。あしからず・・。


昨日は早朝から、来るべき個展に向けて素焼きしたお皿への絵付け、うわぐすり掛け、そして窯焚き・・。けっこう忙しく動きまわりました。

とはいうものの、午後3時の「おやつ」は欠かせません。昨日は「心におやつを・・」ということで、佐助の街をプチ散歩。ウチから「甘味処 こまめ」さん、「ブンブン紅茶店」さん、「サスケストア」さん経由ウチ着の計7分ほどの散歩です。

「サスケストア」では「SASUKE STORE EXHIBITION 2011 AUTUMU」の最終クールとして「中津川ゆう子 イラストレーション展」を展観しています。ご近所の顔見知りのご婦人も足を止めて作品に見入っていました。

サスケストアの大将・井上さん(写真・左の男性)は、とても流暢に、そしてとてもわかりやすい作品解説をしています。まるで名だたる美術館のキュレーター(学芸員)のようです。思わず、「その名調子でお店で売っている三浦野菜の商品説明をして!」とお願いしてしまいました。大将、お見事!

プチ散歩の後は、午後5時過ぎから個展に向けての最後の窯焚きです。ここまでの数ヶ月、長かった・・。昨夜は日付けが変わって午前1時頃まで電気窯につきっきりで、温度管理、です。最近の電気窯はスイッチを入れたらあとは全てコンピュータが温度管理してくれます。しかし、ウチの電気窯のコンピュータは旧式のため、「人の手」と「勘」で温度調節しています。まあ、これがまたそれなりに面白いのですが・・。

そして今朝8時。昨夕5時に窯を焚き始めて以来15時間経過。

そっと少しばかり窯の上蓋を開けてみました。通常、こんなことはしませんが、今回はこのブログへのアップのためにやらかしました・・。デジタル温度計によると窯の中の温度は1214度となっています。ご覧のように、窯の中は真っ赤というかオレンジ色の灼熱世界です。ここから終着の1245度到達までの道のりがまた長い・・。

1245度に到達したのは本日の正午頃。

この後、1245度の状態で約2時間キープし、じっくりと作品を焼き入れて窯焚きの終了となります。今回の窯焚きに要した時間は約22時間。ほぼ標準の時間内での作業となりました。

窯焚きの後、窯内の温度が常温に下がって作品を取り出せるようになるまで、ただただジーッと4,5日間待ちます。予定では個展の前日・22日に窯出しの予定です。

どのように仕上がっているのかなあ。窯出しの時、いつも期待と不安でいっぱいです。結果はいましばらく・・。

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