鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「ステイホーム」と言われても、ネコの存在はコロナよりも強し…

2021-05-03 21:05:47 | ニュース

風薫る5月の始まりはゴールデンウイークから…。ということで、現下の少しばかり窮屈な世情にあって「外出は控えて」、「我慢の連休…」と言われても、お出かけモードにストップがかからないのは無理からぬことのようです。

連休中は時おり「ゴールデンウイーク交通状況?」をチェックしていますが、本格的な長いお休みのスタートとなった5月1日・土曜日は朝から東名高速、中央道をはじめとする高速道、一般道路ともに交通量はかなり多めとなっています。この傾向は憲法記念日の3日も続いています。

おそらく、この連休中の人出のピークはこの3日となるのでしょか…。

陶芸のかたわら、連休中の市内中心部に向かうこともあります。鎌倉駅周辺の人気のお店や小町通りは若い人たちで賑わっていますが、全体的に人出は抑えられ気味です。若宮大路に歩を進めると、一カ月前には色鮮やかなピンク色の花を咲かせていた段葛の桜は青々とした新緑へと姿を変えています。

かのコロナ禍によって、「もう今までのライフスタイルは戻ってこない…」ともささやかれていますが、自然の営みは強くしなやか。これから街は緑が日に日に深みを増し、そしてあと一か月と少し経つと紫陽花の季節がやってきます。草木のしたたかさを見習って、コロナなんかに負けないぞ…。

連休ともなると医療機関も休診していることが多く、昨年来からずっと続いているコロナはもちろん、万が一の体調不良にはじゅうぶんに気を配りたいところです。連休も後半を迎え、幸いにも今のところ体調は万全で、仕事もボチボチ進行中。ただし、これって、連休でも何でもなく、通常の活動をしているということ…⁉

まあ無難に物事が進んでいるから良し、と思っていたところ、ウチの黒猫ノアールに若干の異常が…。右前脚、すなわち人にたとえると右手の肘と手首の間の内側部分をしきりに舐めていうことを同居人さんが発見。ノワールの右手をよく見ると、気にしている部分は黒い毛がゴワゴワに固まり、その周りは白っぽい皮膚が透けて見える状態になっています。連休でもあり、獣医さんも休診?、どうしよう…と腕組みして考え込み始めたところ、同居人が「ナベちゃんに症状を話して、対処法を聞いてみれば…」とグッドアイデア、です。

すぐにナベちゃんに連絡してノワールの様子を伝えると、「じゃあ、明日 診に行くよ」と、なんとも嬉しいお言葉が返ってきました。

一夜明け、ワタシの故郷・東京都葛飾区立石で渡辺整骨院を構え、そして幼馴染みでもあるナベちゃんが遠路はるばる横須賀線に乗ってやってきてくれて診療の始まり。

「腫瘍だったらどうしよう…」とか、あらぬ心配をしていたのですが、診察の結果は「潰瘍性の皮膚炎」ということで、固まった毛をきれいに刈り取り消毒して治療は終了。

名医との誉れ高いナベちゃんはもともとは獣医師でもあり、ウチでこれまでともに過ごしてきたオルカとチー坊、そして今いっしょに暮らしているノワールもみんな、ナベちゃんに治療を受けてきてます。

さらには今は亡き祖母と父から始まって、わが家に住む同居人と母や親戚、そして友人に至るまで、いわば親族・知り合い一同が健康に関するあらゆる面でナベちゃんのお世話になってきています。まったくもって、ナベちゃんが今も住む東京・葛飾の方向に足を向けて寝ることは間違ってもできません。

ナベちゃんは今回のノワールの診察後には、2階に住まう母のもとへ。さっそく母は近頃導入した酸素吸入器の使い方を指導してもらい、大満足。


日が改まって、治療を施されたノワールはつもの元気を取り戻し、そして指導を受けた母も心がすこぶる安心した様子をみせています。

それにつけても、体調異変を伝えるとすぐに東京から「究極の往診」に駆けつけてくれるおかかえ獣医?を擁するノワールがうらやまし限りです。たとえばワタシがギックリ腰になったとしても、ナベちゃんは手厚く養生の方法を示してくれますが、すぐには往診には来てくれないでしょう。

つくづく、ネコとは不思議な存在です…





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桃の節句に思うこと、あれこれ。そして、嬉し恥ずかしゴールドの輝き…

2021-03-03 20:37:05 | ニュース
本日は桃の節句。母が住まう2階のリビングには、今から約60年ほど前にワタシの妹が生まれた時から父と母が数年をかけて買い揃えた雛人形、




と言いたいところなのですが、90歳を超える母は昨年あたりから「お雛様はしまうのが大変だから、もう飾れない…」とやんわり宣言し、今年もこのお雛様は納戸の奥で静かに眠っています。

そして我が家にはもうひと揃い、今からだいぶ昔にウチの同居人さんが生まれてはじめてのお節句の折に彼女の両親が買いそろえた七段飾りの雛人形があります。こちらは今年もカフェスペースの一角にお内裏様とお雛様だけ飾りつけて、気分は少しだけでも「雛祭り…」。

ちなみに我が家では雛人形の飾りつけに際しては、父の好みで向かって右側にお内裏様が位置する京風に親しんできました。ゆえに、今もその流儀にしたがっています。

一年ぶりにお雛様とご対面して、ふと「今年はテレビで雛人形のCMを観た記憶がない!?」ことに気がつきました。昨年来からのコロナ禍での「自粛」によるものか、はたまた、年頭1月7日の「松の内」明け1月7日にかのコロナ「緊急事態宣言」発令が災いしたのかは知る由もありません。されどまもなく、いろいろな学校の卒業式も佳境を迎え、そのあとにはお花見、歓送迎会や入学式をはじめとする行事が控えています。首都圏1都3県の「緊急事態宣言」解除の行方も含めてさまざまな意味において、なんとも気になる春待つ気分…。

という中、きわめてきわめて個人的なささやかな喜びも…。このたび、何回目かはわからないくらい数を重ね続けてきた自動車免許更新手続きを行なってきました。10年前の2011年からの5年間ははじめてのゴールド、そして今年2月までのブルー免許を経て、このたび再びめでたく栄えあるゴールド免許取得に至りました。

ゴールド免許となっての直接的な利点としては、自動車任意保険の掛け金がいくらか減免されるくらいしか恩恵はないのですが、それでもゴールド取得は少なからず心躍ります。鈍く光る金色の帯が光る免許証を眺めながらビールを飲んでいると、ウチの黒猫ノワールがわざと目の前をよぎります。


さしずめ、「今日は雛祭りなのだから、もっと気にかけてよ!」といったところでしょうか…。

「明日、朝一番でキミの大好きなカニカマ味のソフトなご飯を買ってくるね」となだめつつ、桃の節供の夜は暮れ。それほど特段の猫好きではないハズなのに、猫に翻弄される我が身、可笑しき…。








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家具のプロショップ・横浜「ウッディハート」リニューアルに「黒猫展」同時開催

2015-12-14 23:09:03 | ニュース
暮れの慌ただしさに背中を押されるようにただただ時間ばかりが過ぎ行き、ふと気がつくと師走も早や半ばを迎えていました。「暖かい、暖かい。今ごろになって紅葉か見頃だなんて…」とささやき合っていた穏やかな初冬も、昨日あたりからようやく本来の冬らしさをチラホラと見せ始めました。

冬ざれつつある夜空の下、鎌倉駅西口から由比ガ浜方面に向かう御成通り商店街のクリスマス・イルミネーションも、その青白色の輝きを増しているように思います。

まばゆく輝く光の波を見上げる人たちが楽しそうに浮かべる笑顔がとても印象的でした…。

年の瀬ということもあり、テレビやラジオ、新聞、そして普段の会話の中でも「年末年始」の話題で持ち切りです。そのような中、ふと、目に止まった新聞記事…。

浅見れいなさんが抱っこしている「ぽんず」という黒猫に目が向かった時、この夏に天国に行ってしまったウチの黒猫チー坊を思い出してしまいました。知り合いがfacebook等で「黒猫」の写真をアップした際にも「ウチにもチー坊がいたよね…」となってしまいます。いわゆる「ペットロス」ということではないのですが、特段の猫好きというわけでもないワタシでさえ、時おり、今は亡き「チー坊」を思い出しては「ふ~む…」と思い出にひたることもしばしば。根っからのネコ好き・イヌ好きの方々にとって、「愛する同志」とのお別れはさぞや後まで尾を引くのだろうなぁ…、と思わざるを得ません。

ふり返れば黒猫チー坊と暮らす中でウチの同居人さんが、今年4月に「黒猫ten」、10月にワタシの個展に際して「黒猫展」を開催してきました。そしてこのたび暮れも押し迫った20日(日)から27日(日)まで、今年最後の「黒猫展」が開催されることをここにそ~っとお伝えさせていただきます。

会場は横浜市青葉区桜台の家具屋さん「ウッディハート」。今から約20年前、同店にてダイニングセットを購入したことが縁で、お店とお客の垣根を越えてほとんど「同志」的なおつき合いをさせてもらっています。

この秋「ウッディハート」は大規模な店舗改装に入り、20日(日)にめでたくリニューアルオープンを迎えます。その記念すべき再出発にあたり、「黒猫展」を同時開催させていただくことになった次第です。

今年、ウチの工房にて開催した「黒猫展」と同様、刺繍やエッグアート、版画をはじめとする各分野で活動する知り合いの方々の「黒猫」やチー坊ノワールから発売されている「鎌倉スパイス」や「鎌倉紅茶」が一堂に会します。

目下のところウチの工房では、ワタシが出品させていただく予定の作品が本焼きに向けてスタンバイ状態にあります。

この茶色のネコは約24時間の本焼きを経て「黒猫」に変身します。

そしてこのボウルは、本焼きした後には「黒猫」の絵がくっきりと浮かび上がる! 予定です…。

焼き上がってみるまで、結果が判らないところが「妙味」というか「怖さ」というか、焼き物とはまことに厄介なものでもあります。

チー坊のプニョプニョしたカラダを彷彿させる柔かな手触りの作品も…。


リニューアル前の「ウッディハート」は多様なオーダーに応えながら、広い展示スペースと豊富なアイテムを擁していました。

リニューアル後どのように「進化」しているのか、今から「その日」を楽しみにしています。

そして「黒猫展」というカタチで、栄えあるリニューアル・オープンのお手伝いをさせていただけることがワタシにとって何より嬉しいかぎりでもあります。

あらためまして「ウッディハート」ならびに「黒猫展」の詳細は下記のとおりです。


お近くにお住まいの方はもとより、素敵な家具をお探しの方や黒猫好きの皆さまは是非お立ち寄りいただければと思っています。よろしくお願いいたします。
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鎌倉佐助にて、ぶらりアートの時間はいかが・・

2011-10-30 20:30:50 | ニュース
つい2日前の10月28日の夕刻、ウチの奥さんがご近所の三浦野菜のお店・サスケストアさんに買い物に行った折のこと。ストアの大将・井上さんから「こんなイベントやりますので・・。そちらの工房にも置いてくださいね」とのことで、サスケストアさんでのアートイベントのチラシをたんまりといただいてきました。

題して「SASUKE STORE EXHIBITION 2011 AUTUMN]。すごい、全部英語のイベントです。

チラシを見てみると、レイナ・ブルームーンさん、高橋利哉さん、中津川ゆうこさんの3名のアーティストが約1ヶ月余にわたって順繰りにサスケストアさんで展観する企画のようです。

でもって期日はいつからと思ってあらためて眼を凝らすと、なんと29日。すなわち、チラシを手渡された次の日からです。

んー、まったくサスケストアの大将・井上さんったら・・。いつもパシパシと商業展開しているのに、ことイベントの告知に関してはなぜか毎回ドタバタ。たとえばこの夏の「佐助のさんぽ市」の時もチラシが出来上がったのはイベントのわずか2日前でした。でも、その「隙あり」な感じがウチの好みにぴったりなんですね。大将、愛してるよ~。

というわけで、午前の作陶を終えて本日のお昼ご飯の前にプチ散歩がてら、サスケストアさんへ。

ウチの奥さんがたんまりと手渡されてきたチラシがストアの扉に光輝いていました。

サスケストアさんの店内はもちろん、お店全体がレイナ・ブルームーンさんのアートで彩られています。


サスケストアさんから鎌倉駅方向にほんの20歩ほど歩いたところのブンブン紅茶店さんでは「サカモトセイジ個展」が開催され、本日は最終日。

サカモトさんはご覧のようにとても若くてスリムな作家さんでした。

とてもポエジーな構図とやさしい色遣いがとても印象的な作品が並んでいました。

サカモトさんの作品はブンブン紅茶店さんが販売してる紅茶のラベルデザインにもなっています。


「芸術の秋 at 佐助」。


私も11月下旬の個展に向け、鋭意準備中。というか、日々、バタバタと格闘、ではなく作陶しています。

個展の折にはよろしくお願いいたします。

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第2回 鎌倉佐助のさんぽ市のお知らせ 

2011-08-03 20:30:23 | ニュース

鎌倉佐助のさんぽ市。
あさって8月5日(金)から8日(月)までの4日間、鎌倉佐助のご近所のお店が思い思いの「モノ」を販売し、日頃の感謝の気持ちを表現する「さんぽ市」を開催します。
ミニ縁日を開催する「甘味処 こまめ」さん、縁台でランチ&かき氷の販売をする「ブンブン紅茶店」さんをはじめ、どのお店も趣向を凝らした「メニュー」でいっぱいです。
私ども佐助Room114では、素焼きのお皿かマグカップにお好きな絵を描いていただき、後日陶器となって焼き上がる「プチ絵付け体験」を開催します。
 

たとえば直径約12cmのお皿の出来上がりはこんな感じです。この直径約12cmのお皿2枚、または直径約18cmのお皿1枚、もしくは高さ約8cmのカップ1客に絵付けしていただいてお一人様1500円です。
この週末、鎌倉市佐助ヶ谷界隈の「鎌倉佐助のさんぽ市」ののぼりが立っているお店は要チェック! してみませんか。
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