鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

それぞれの秋、木枯らしに吹かれて ひたひたと風に舞う…

2015-10-27 00:08:00 | エンタメ
「食欲」や「スポーツ」、そして「読書」に「芸術」…。「秋」を語る際にじつにさまざまな枕言葉があります。わが身に置きかえていえばつい先ごろ、「芸術の」というよりは「実用の秋」という表現がぴったりの感じのワタシの陶芸展「いにしえと水玉がより添う食卓のカタチ」も、ほどほどの盛況のうちに終了。そして、ワタシが生業とする陶芸をはじめ、芸術、アート、実用の立ち位置からさまざまな活動をしている方々の「表現の場」が目白押しの秋…。

たとえば当地から少々離れた静岡県掛川市の「茶菓きみくら」さんにて、知り合いのイラストレーター・影山直美さんの『柴犬さんと楽しむ ほのぼの日本の12カ月』原画展 が28日(水)に始まります。詳細はこちらから。

数年前、ワタシもこの「茶菓きみくら」さんで個展を開催させていただいたことがあります。掛川名産の深蒸し茶やさまざまな茶菓を味わいながら「影山ワールド」を愛でるひと時を是非…。掛川城周辺の落ち着いた佇まいの中の散策もおすすめです。

ワタシの知り合いの輪・第二弾、と申しましょうか…。先週末の金曜日、愛車メガーヌを駆って東京都心のオアシス 日比谷公園で開催されていた「日比谷公園ガーデニングショー」に足をのばしてみました。お目当ては、こちら。

わが家の庭を手入れしていただいているお庭師・大熊真一郎さんとその仲間の方々が制作した「ウミガメが孵化してグリーンを届けに」という作品です。公園内にさまざまなアレンジメントが展示されていましたが「キレイキレイ」な作品ばかりの中、このカメのトピアリーがひときわ異彩を放っていました!

華のお江戸に足をのばした先の金曜日、ワタシの作品の「納品ツアー」という大目的も擁していました。銀座、青山、恵比寿を経て、納品の〆はいつも、港区三田の輸入雑貨セレクトショップ「イル ヴィアッジョ」さん。今回はワタシではなく、ウチの同居人さんが鎌倉スパイスをお納めさせていただきました。

駐車違反を取り締まる「緑のオジサン」出現に注意しながらのワンショット。どのアングルから撮っても「絵」になる秀眉なお店です…。

この港区三田界隈は高層ビルの合間に、まだまだ「いにしえの風情が色濃く残る一角でもあります。「イル ヴィアッジョ」さんのお隣リの仏具屋さんは、モダンに、そして旧き良き時代も…」という感じが満ち溢れています。

そしてお寺さんは、あくまでも 厳かに、厳かに…。なんだか、ワタシを育ててくれた祖母が唄う子守り歌が聞こえてきそうな風情です。

「納品ツアー」の道すがら、同居人さんの元へ頻繁に「足の具合は?」という感じのメールや電話が届いているようでした。ケガの痛みが引かないこともあり、「やっぱりアイツに診てもらおう」という結論に至りました。そして翌土曜日、ワタシの古くからの友人で整骨医のイッコウ君のもとを訪ねてウチの同居人さんのケガの具合を診てもらうことにしました。

超音波診断や画像のプリントアウトを経て、イッコウ君がくだしてくれた診断は「二分靭帯損傷」。骨のヒビよりも厄介な症状なのだとか。

しばらくは、お仕事も少々セーブしてじっくりと養生してもらいたいところなのですが、どうなることやら…。

イッコウ君はお弟子さんの養成にも熱心です。さまざまな診断画像をお弟子さんに見せながら、あれやこれや熱烈講義しています。その間、ウチの同居人さんの傷んだ左足はほとんど「放置プレイ」状態。

これも医学の進歩のためならば、ちっとも苦痛になりません。

二日連続で華のお江戸に向かう道すがら、首都高から見えるスカイツリーのクールな青いライトアップを思わず「パチリ」。

後日 聞くところによれば国連創設70年記念の一環として国連のシンボルカラーであるブルーにライトアップしていたとか。常日頃、スカイツリーに対してはあまり心惹かれることが無かったのですが、この夜の蒼いツリーは大いに心に響きました…。

わが家へ戻る首都高の車中、普段はスピード恐怖症の同居人さんは名医・イッコウ君に診てもらった安ど感からか「休息の秋」よろしく、軽い寝息とともに寝入っています。

この写真を「パチリ」と撮った後、ワタシは「求速の秋」の絶好のチャンスとばかり、久方ぶりに時速〇〇〇キロ超えの世界を一人静かに満喫したのでありました…。

ここで一句。 鬼の寝る間に ココロの洗濯…

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「いにしえと水玉」により添っていただき、心より御礼申し上げます。

2015-10-20 21:52:55 | 日記

去る10月9日から16日まで8日間にわたって開催いたしましたワタシの陶芸展「いにしえと水玉がより添う食卓のカタチ」ならびに同時開催のプチ黒猫展「チー坊がいた夏」に際しましては、友人知人やご近所の方々をはじめ、多くの方々がお越しいただきました。ここに、あらためまして感謝、ならびにお礼申し上げます。

ワタシの作品を観ていただくこととともに、年に一度 この秋という時期にお越しいただいた方々同士がさながら同窓会のような感じで「一年ぶりの再会」を喜び合う姿を見ることのなんと嬉しいことか…。昼間の個展の時間はもとより、夕刻から自宅リビングや駅界隈での「エクストラ・イニング」、すなわち、個展の「延長戦」も、この上ない楽しい時間です。

ともあれ、ささやかな芸術談議や近況報告、そして時には生存確認の役目も果たす個展の8日間を経た翌日。さっそく、以前に陶芸教室で作陶された方々のうわぐすりかけに追いまくられます。

個展終了の余韻に浸っている時間は微塵もありません。

個展ではテーブルの上に展示していた作品を大急ぎで片づけて、イベントなど何もなかったように、陶芸教室の時間が流れて行きます。

もっとも、工房の壁際の棚に積まれたワタシの作品が個展の名残りを伝えています。

今回、個展終了の16日(金)の夕刻、ちょっとしたアクシデントが…。今回もとてもお世話になったご近所のお店仲間2軒にお礼の挨拶に伺っている途中、ウチの同居人さんが歩道の段差に左足をつまづいて、ワタシの目の前で「スッテンコロリ」!。翌朝、病院で診てもらったところ、左足甲の骨に軽いヒビが入っているとの診断を下されました。

あらためて傷を負った場所の「現場検証」をしてみると、排水溝の蓋とアスファルト舗装部の傾斜が「あまりに素敵!?」過ぎるほどに、無神経な仕上げです。それにつけてもウチの同居人さんが「コロン」とスピンして転倒した時のカラダのキレはフィギアスケートの選手と見まごうばかりに見事でした。そして、カラダが歩道に投げ打たれた時の「グシャ」っという響きはいかように形容すればよいのか。その答えは永遠に出ないような気がします…。

同居人さんの「転倒事件」は伝言ゲームのように伝わり、ふと気がつくとご近所のお店仲間「ブンブン紅茶店」さんからワタシの大好物のドライカレーが「お見舞い」の品としてお届けしていただきました。

スパイシーなドライカレーの風味が鼻の奥を刺激したのか、涙腺がちょっぴり緩んでしまい、夕餉のお供「キリン淡麗グリーン」もついつい呑むペースが速まってしまいましたっけ…。

お話しはガラッと変わって、今回の個展のテーマ「いにしえと水玉がより添う食卓のカタチ」に際して…。

「水玉」に関しては、ポップに、そして、軽やかに、明解に…ということで、きわめてわかりやすい意匠を旨とし、今回もおおむね好評をいただきました。


そして、今回の展観期間をとおして、さまざまな方から「この『いにしえ』とは、どのような意味なの?」という問いをいただきました。今回の「いにしえ」とは、いわゆる「侘び寂び」に通ずる日本古来のテイストを感じていただけたらという思いを表わしたものです。具体的なカタチがこちらの作品。


「水玉」と「いにしえ」の作品群を同じスペースに展観した際、「全く別の二人が作ったかのように、異なるテイストですね」との言葉をいただき、今回の展観に際してワタシ自身が意図した思いを汲みとっていただけた気がしてとても嬉しく感じた一瞬でもありました。

そして、「普段、昼日中からぷらぷらと近所を歩きまわっているのに、いつの間にこれだけの作品を作ってるの?」との言葉もいただきましたが、これぞ、ワタシにとって最も嬉しく感じる「最高の誉め言葉」なのです。嬉しいお言葉、ありがとうございます。

ふと気がつくと、秋の夕暮れ。本日も、お客様の元へ発送する梱包作業に追われていました。

工房が通常の状態に戻るのは、いったい、いつの日になるのでしょうか…。

ひるがえって毎朝 工房に降り立った折、ワタシの個展と同時開催の「チー坊がいた夏」で展示したパネルに目を通しながら、今は亡きウチの黒猫チー坊の姿を思い出す日々が続きます。ワタシ自身、特に猫好きというワケでもなかったのですが。なんとも不思議な感覚です…。


先の個展の折、ご近所に住む猫をこよなく愛する人生の先輩の方がこのパネルにジッと見入り、「読み進むうちに、思わず心にウルウル来てしまいました」とか…。この方はなんと、猫をテーマとする雑誌の編集に携わっているとか。あらためて、チー坊がつないでくれる縁を大切にしながら、日々の暮らしを営んでいきたいと思う今日この頃。

この秋、ウチの同居人さんがサイトアップしたCHI-BOU NOIRも、開設以来さまざまなご縁を運んできてくれています。猫を取り巻く世界は本当に摩訶不思議、のひと言…。

小太りボディの同居人 傷身のヒビも 黒猫日和…
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いにしえと水玉と黒猫がより添う秋の日々。まだまだ続きます…

2015-10-14 19:21:02 | 日記
当地に移り住んできて以来6年、毎年 秋のこの時期にワタシの個展を開催してきています。これもひとえにワタシのまわりの友人知人、ご近所の方々を始めとするこの街の方々、そしてワタシの作品作りを支えていただいている多くの方々のお陰に他なりません。

6月の夏至の頃、太陽は南天の軌道に沿って進むため、工房の南の窓から陽射しが入ることはありません。毎年秋が深まってきた頃、ワタシの個展のふとした一瞬に陽の差し方がかなり傾いてきたことを実感します。

花器に生けたススキも秋の陽射しを浴びて、黄金色に輝いています。

個展に訪れるお客様との語らいの中、午後ともなると、工房西側の窓からは眩し過ぎるくらいの陽射しが降り注いできます。

常日頃、自らの作品は「日常の生活の中で使ってもらってこそ…」と思っています。そうした思いとともに個展という「非日常」の場において自らが手がけた作品を眺めていると、「日常と非日常の境界は?…」というような難問にもつき当たってしましそうです。ややこしい課題から極力「エスケープ」…。

四月の「黒猫ten」、そして8月の「鎌倉佐助のさんぽ市」にて出張参加していただいた「占い処 星の間」星井サトルさんの算命術占いは、今回も大好評。

占ってもらった方々すべて、晴れやかな笑顔が印象的です。

個展の間にも、世の中は絶えず動いています。そして…。

「勝っても決勝トーナメントには進めないしなぁ」ということで、観るつもりのなかったラグビーワールドカップでしたが、早朝の試合開始時間にパッチリと目が覚めて、ボーっと しっかり応援していました。

試合後、インタビューの途中で感極まって言葉につまる五郎丸選手の姿を見て、思わずこちらも「うっ…っ」と、もらい泣き。このところ、ちょっと歳をとってきたせいか、妙に涙もろくなってきています。たとえば個展でも、久しぶりに会った友人と目と目が合った瞬間、お互いに「おう、ううぅ…」と瞳がうるうるしちゃいます。そしてそろって二ガ笑い。困ったものです…。

自らが手がけた作品と来廊のお客様に囲まれて楽しい時間を過ごしつつ、ふと気がつくと、わが家の裏のお宅の解体作業がしっかりと進んでいます。

かつて、愛車メガーヌの奥の奥には裏の家がド~ンと存在していたのですが、2,3日の間に姿を消しで木々の緑が望めます。はじめて会う方々が「この後、こんな感じがず~と続いてくれたらとっても居心地が良いよね」なんて会話も、みんなが集ってくれる個展なればこそ。

個展半ばの、とある午後。知り合いで北鎌倉在住の写真家・関戸 勇氏がそっと撮ってくれたワンショット。

ワタシのヒョロっちょいシルエットのかたわら、木の葉越しに投影された幾多もの太陽の丸いカタチにジッと見入っていました。

こちらも関戸氏の一枚。

窓ガラスにぼんやりと映り込む水玉が、えも言われぬくらい不思議な印象を伝えてくれます。

「ウチは二人とも、関戸さんの写真のファンですよ…」と伝えると、すかさず「倉田さんの作品は優しいね…」との言葉をいただきました。

穏やかな秋の陽射しに包まれて「いにしえと水玉がより添う食卓のカタチ」。16日 金曜日まで開催いたしております。





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今は亡きチー坊の思い出を語り合いながら、ワタシの個展と 黒猫展 開幕の時を迎えました…。

2015-10-09 22:30:13 | 陶芸

朝からまばゆいばかりの陽光が降り注ぎ、そしてキリッとした冷気に思わず身が引き締まる今日この頃、ワタシの個展がスタートしました。

個展開幕を目前に控えた工房…。

部分的に輝く陽の光がひときわ眩しく感じられます。

今年の個展も一番目のお客さんは、ご近所のお店仲間「ブンブン紅茶店」のマスター・小木曽さんです。

今から約60年前、ワタシと同じく2月に生まれた「昭和の同志」でもある小木曽さんは「今年もしっかり一番乗リです!」と、ちょっぴり嬉しそう…!?。

そして、今年も地元選出の衆議院議員・浅尾慶一郎さんが訪ねてくれました。

とても気さくな浅尾さんとともに、鎌倉や芸術の話しに花を咲かせていると、しばし 時の経つのを忘れてしまいます…。

今年の個展に際しては、まずは古風な風情の作品を…。


そして、ここ2年ほど集中的に取り組んでいる「水玉」をよりポップなテイストな方向に仕上げてみました。


さらに、こちらは 同時開催 プチ黒猫展「チー坊がいた夏」のパネル展示…。

ウチの友人知人の方々とチー坊の縁から生まれた 鎌倉スパイスや鎌倉紅茶をはじめとするさまざまなアイテムも勢揃いしています。
鎌倉スパイス、鎌倉紅茶に関する詳細はこちらをご覧ください。

プチ黒猫展に出品していただいた方々の作品は、去る4月の 黒猫ten での経験をふまえて、早くも「さらに進化の度を増している」との声をいただきました。
ぬいぐるみや立体作品、そして平面の力作…。出点した方々同士、制作の苦労を語り合う姿が印象的でした。


 

 

 

 

ともあれ、今年の個展初日も無事にスタートを切ることができました。これもひとえに皆さまがたのお陰です。これから16日 金曜日までの期間中、お時間がありますれば是非、鎌倉・佐助の当工房まで足を延ばしていただければ幸いです。何卒、よろしくお願いいたします。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。



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2015-10-09 20:20:39 | エンタメ








 


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「より添う心」を想いを込めた個展を開幕いたします。よろしくお願いいたします。

2015-10-08 23:31:35 | 日記

本日10月8日は、二十四節気の第17「野山の草花に落ちる露にも寒さを感じるようになるとされる「寒露」を迎えました。そもそも、立春や立冬などに代表される二十四節気の各節は、一般に実際の感覚よりも季節感を先取りしています。されど今年は夏以降、二十四節気の各節と歩調を合わせるように季節が移ろっているように感じられます。実際、「寒露」の今朝、東京や南関東ではこの秋一番の低い気温を観測したようです。

朝、郵便受けの朝刊を取りに庭先に出た時に感じた冷たい空気に思わず身を引き締め、そして、あらためて心して臨んだ個展前の最後の一日…。ワタシ自身の作品の準備はもちろん、同時開催 プチ黒猫展「チー坊がいた夏」の準備も余念がありません。というか、出品する友人知人の方々が搬入に来るたびに、さながら「女子会」で大賑わい。

なぜか、生まれて数カ月の女の子も「黒猫展」に馴染んでいるのか、妙にのんびりゆったりと抱っこされていました。

そして、ややあって夜が来て…。

相変わらず、黒猫グッズの制作談議で盛り上がり、そしてチー坊の思い出話でちょっぴりしんみり、と。いつまで経っても、話しが終わる気配はありません…。

ここだけの話しですが、今夜、間もなくサッカー日本代表がワールドカップアジア予選・対シリア戦が行われます。試合を前にコンセントレーションを計りたいところなのですが、ままなりません。

みんなで「展覧会の準備」と言いながら、ここでも「女子会」しちゃってます。その勢いは止まりそうにありません…。これもウチの黒猫・チー坊がつなげてくれた縁…、そして、猫という生き物の摩訶不思議な魅力によるものなのかも。


そういえば、一昨日の朝、テレビをボーっと観ていたら、「猫好きの人が増えている…!?」という感じの企画を放映しいていましたっけ。


ともあれ、明日からのワタシの個展「いにしえと水玉がより添う食卓のカタチ」に際しましては、新作、定番、合わせて100余点を展観いたします。

そして、今回はウチの二人とともに12年の時を共に過ごしてきた黒猫・チー坊の在りし日の思い出を偲ぶ意味合いを込めながら「チー坊がいた夏」を同時開催するに至った次第です。


今回の展観に合わせて、チー坊にまつわるさまざまなご縁とともに日々の暮らしに彩りを添えるアイテムをご紹介する「CHIーBOUNOIR」というウェブサイトを開設しました。詳細はこちらから。


サッカー日本代表の試合状況も甚だ気になりますが、取りも直さず、ワタシの個展の準備も峠を越えたところで、ひと心地付きつつある午後11時。

明日からの個展へ向けてお手伝いいただいているご近所仲間さんとともに、軽~く一杯交わしながら「チー坊とより添う食卓のカタチ!?」の準備に勤しむワタシがいます。

あらためて、明日10月9日から開催されるワタシの個展に際しましては、よろしくお願いいたします。





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作陶の日々は「風と共に去り」て、間もなく個展開催。よろしくお願いいたします…

2015-10-04 00:28:13 | 日記

毎年秋の季節、自宅に併設の工房 佐助Room114にて ささやかながらもワタシの個展を開催しています。早いものでこの地での展観は6回目となります。ふり返ってみても、友人知人、そしてここ佐助の街に移り住んできて以来親しくおつき合いさせていただいている方々の励ましの言葉やさまざまな援助があったればこそ、これまで5回に及ぶ個展が開催できたのだと、あらためて感謝の念が心の底から湧きあがってきます。

そして今年の個展も間もなく開催の時を迎えます。本日の夕刻、個展に向けての最後の窯焼きの運びとなりました。

「欲をいえば、もう少しできたかなぁ…」「ともあれ、なんとかここまでこぎつけた…」等々、さまざまな感慨に浸りつつ、窯の重い扉をズシ~ンと閉めてこの後 焼き上がりの具合は「神のみぞ知る」。明日からは、工房を個展会場にガラっと衣替えへ向けての作業が始まります。実際のところ、電動ろくろをはじめ、重い機材を移動する作業こそが、個展準備のメインイベントといっても過言ではありません。明日以降、10月9日11時に個展が始まるまで、果てしない肉体労働が延々に続きます。

今回の個展においては、プチ黒猫展「チー坊がいた夏」という企画展も同時開催します。その企画に向けてワタシが手がけた作品は

マグカップとお皿数点をラインアップいたしました。

個展へ向けて最後の本焼きとなった今宵はおりしも、ご近所の鎌倉市役所にて

という、秋ならではのイベントが開催されていました。

ふり返ってみると、昨年の「Kamakuraオクトーバー・フェスト」開幕の日はまさにワタシの個展オープンの日でもありました。今からちょうど1年前、ウチの工房と「オクトーバー・フェスト」はこんな感じでしたっけ…。

今年もご近所の方々や陶芸教室会員さん達に誘われて…

飲み仲間のお友達の「オクトーバー・フェイス」を「パチリ!」と一枚。

「個展、楽しみにしています」などとの言葉をいただいたり、教育談議に花を咲かせつつ、「鎌倉の街でこれほど酔っ払いが揃うのは、このイベントだけですねぇ」と、ゲラゲラ大爆笑するのも毎年の習いとなりつつあります。

そしてそして、毎年この「オクトーバー・フェスト」に際しては、ご近所のお店仲間「甘味処 こまめ」のかえさんがお店の仕込みの途中にさわやかな笑顔とともにやって来て「うわぁ、今年もいい感じに酔っぱらってますね!」とひと声かけて、秋の夜の街に風と共に去って行きます…。

今年もしっかり、この笑顔!

時あたかも、今、日付け変更線を越えて10月4日 日曜日となりました。テレビではラグビーワールドカップで日本代表が対サモア戦で大きくリードしている様子を伝えています。スポーツイベント的においては、8日の木曜日にもサッカー日本代表がワールドカップ予選・対シリア戦を迎えます。個展の準備ともども、ワクワク、ドキドキの日々が続きます。

個展に向けて、ハイテンションの瞬間とともに、細心の注意を払うべくローキイなココロのバランスを図りながらの準備の日々が続くことになります。個展間際のとかくナイーブになりがちな時、「もうすぐ開幕だね。カラダの具合に気をつけてね」といった感じのお言葉をかけてもらえる幸せをつくづく感じる今日この頃でもあります。あらためて、ありがとうございます。

またまた、今回も最後に…



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