思い起こせばちょうど1年前の1月29日の土曜日、ご近所の甘味処「こまめ」さんでの「こまめ寄席」にて三遊亭遊吉師匠の高座をはじめて拝見したのでした。
この時が生まれて初めての「生落語」だったウチの奥さんは、遊吉師匠の芸に大感激。
いっぽう、父のお幼馴染が落語家という縁にて幼少時から寄席に入り込み過ぎたゆえに小学時代から自ら落語とは「縁切り」の状態にあった私も、1年前のこの日から再びの「落語界入り」となった次第です。
思えばこの1年、遊吉師匠はもとより、かねてより私がごひいきの「あの方」の高座にポツポツと足を運んでおりました。
そして本日、待望の 平成24年「こまめ寄席」の開催です。
開演は午後5時。まずは和服姿がまぶしい「こまめ」の石坂かえさんのご挨拶から。
普段からお店でのてきぱきとした応対もお見事ですが、本日のような「ハレ」の場においてはあらためて、かえさんの「元タカラジェンヌ」の経歴が輝きます。「寄席」にお越しのみなさまを前にしての立居振る舞い、そしてその語り口、じつに素晴らしい・・。
私の横に座っていたウチの奥さんも、Facebookみたいに「いいね!」していました。
かえさんの見事な口上を経て、いよいよ遊吉師匠独演会の開幕です。
赤い毛氈で覆われた急ごしらえの演壇に座るやいなや「狭いねー」と発して、場の笑いを取った後、約30分にわたり「人形買い」というお噺を。
師匠独特の少々高めのトーンでテンポ良く話をすすめ、仕舞いは「いやぁ、ちとお暑いかな」と広めの額に手をやって一席目をピシっと〆てくれました、お見事。
幕間には、かえさんがお客のみなさんの席をまわってお茶やおにぎり等のオーダーをまとめていました。
その姿、私もおもわず「いいね!」と・・。
遊吉師匠、本日の二席目は「阿武松」です。「阿武松」と書いて「おおのまつ」と読みます。
この二席目、師匠ははじめから黒い羽織はまとわずにうっすらと汗をかいての熱演でした。
「阿武松」というお話し、無謀を承知でいえば、頃は江戸、能登の長吉という大食の若者が相撲界に入って破門等を経て錣山(しころやま)親方のもとに再入門して末に第六代目の名横綱・阿武松緑之助となるというお話し、でいいのかなぁ・・。
私として小学生低学年までしかない「落語経験」とはいえ、その後の相撲びいき等の下敷きゆえにこの「阿武松」は見知り覚えのある演目です。ゆえにことさら楽しかった・・。
本日の演目終了後、恒例の「プレゼントタイム」。遊吉師匠のお知り合いの落語家さんの手ぬぐいをはじめ、さまざまなモノをみなさんにプレゼントしてくれました。この「こまめ寄席」を聴きにきていたウチの陶芸教室のちびっ子陶芸家・ケンちゃんも、遊吉師匠の手ぬぐい、扇子、そして「こまめ」の1,000円券をゲットしてご満悦の表情。
これまた、「いいね!」。
気がつけば店内には「こまめ」さんのご常連の方々をはじめ、ウチの陶芸教室にきてくれているお嬢さんやそのお母さん・・。なんだか、お顔見知りの方々でいっぱいです。みんな、「こまめ」のかえさんや遊吉師匠が大好きなのでしょうね。
さらにさらに、「こまめ」さんのお店にはもちろんのこと、私の個展の際にはウチにもお立ち寄りいただいている、イラストレーターの景山直美さんとお友達の姿も・・。そのお顔、とっても満足、とっても楽しそうな表情でした。
お客さまが引けた後、師匠にお頼みして「こまめ」のかえさん、そして師匠ご夫妻そろっての記念写真を。
かえさんと師匠の奥さんは小学校時代の幼馴染。師匠の奥さんは「こまめ」さんを裏から支えていますので、お見知りおきの方も多いかと。
さらにさらに。私がかつてお勤めしていたスポーツマスコミの会社において、師匠の奥さんは私の後輩という関係でもありまして・・。
そして、またまた、さらにさらに・・。同世代でもあるウチの奥さんと遊吉師匠の奥さんは中・高校時代当時は横浜の海の近くの同じ地域で育っていたような。本日もあらためて「元町のチャーミングセールとかで、きっとすれ違っていたよね・・」とか、楽しそうに話していましたっけ。
ウチから歩いて約1分。そこに甘味と落語がありまして。楽しいお噺、ありまして。親しき笑顔もありまして・・。
「こまめ」さん、遊吉さんご夫妻、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
この時が生まれて初めての「生落語」だったウチの奥さんは、遊吉師匠の芸に大感激。
いっぽう、父のお幼馴染が落語家という縁にて幼少時から寄席に入り込み過ぎたゆえに小学時代から自ら落語とは「縁切り」の状態にあった私も、1年前のこの日から再びの「落語界入り」となった次第です。
思えばこの1年、遊吉師匠はもとより、かねてより私がごひいきの「あの方」の高座にポツポツと足を運んでおりました。
そして本日、待望の 平成24年「こまめ寄席」の開催です。
開演は午後5時。まずは和服姿がまぶしい「こまめ」の石坂かえさんのご挨拶から。
普段からお店でのてきぱきとした応対もお見事ですが、本日のような「ハレ」の場においてはあらためて、かえさんの「元タカラジェンヌ」の経歴が輝きます。「寄席」にお越しのみなさまを前にしての立居振る舞い、そしてその語り口、じつに素晴らしい・・。
私の横に座っていたウチの奥さんも、Facebookみたいに「いいね!」していました。
かえさんの見事な口上を経て、いよいよ遊吉師匠独演会の開幕です。
赤い毛氈で覆われた急ごしらえの演壇に座るやいなや「狭いねー」と発して、場の笑いを取った後、約30分にわたり「人形買い」というお噺を。
師匠独特の少々高めのトーンでテンポ良く話をすすめ、仕舞いは「いやぁ、ちとお暑いかな」と広めの額に手をやって一席目をピシっと〆てくれました、お見事。
幕間には、かえさんがお客のみなさんの席をまわってお茶やおにぎり等のオーダーをまとめていました。
その姿、私もおもわず「いいね!」と・・。
遊吉師匠、本日の二席目は「阿武松」です。「阿武松」と書いて「おおのまつ」と読みます。
この二席目、師匠ははじめから黒い羽織はまとわずにうっすらと汗をかいての熱演でした。
「阿武松」というお話し、無謀を承知でいえば、頃は江戸、能登の長吉という大食の若者が相撲界に入って破門等を経て錣山(しころやま)親方のもとに再入門して末に第六代目の名横綱・阿武松緑之助となるというお話し、でいいのかなぁ・・。
私として小学生低学年までしかない「落語経験」とはいえ、その後の相撲びいき等の下敷きゆえにこの「阿武松」は見知り覚えのある演目です。ゆえにことさら楽しかった・・。
本日の演目終了後、恒例の「プレゼントタイム」。遊吉師匠のお知り合いの落語家さんの手ぬぐいをはじめ、さまざまなモノをみなさんにプレゼントしてくれました。この「こまめ寄席」を聴きにきていたウチの陶芸教室のちびっ子陶芸家・ケンちゃんも、遊吉師匠の手ぬぐい、扇子、そして「こまめ」の1,000円券をゲットしてご満悦の表情。
これまた、「いいね!」。
気がつけば店内には「こまめ」さんのご常連の方々をはじめ、ウチの陶芸教室にきてくれているお嬢さんやそのお母さん・・。なんだか、お顔見知りの方々でいっぱいです。みんな、「こまめ」のかえさんや遊吉師匠が大好きなのでしょうね。
さらにさらに、「こまめ」さんのお店にはもちろんのこと、私の個展の際にはウチにもお立ち寄りいただいている、イラストレーターの景山直美さんとお友達の姿も・・。そのお顔、とっても満足、とっても楽しそうな表情でした。
お客さまが引けた後、師匠にお頼みして「こまめ」のかえさん、そして師匠ご夫妻そろっての記念写真を。
かえさんと師匠の奥さんは小学校時代の幼馴染。師匠の奥さんは「こまめ」さんを裏から支えていますので、お見知りおきの方も多いかと。
さらにさらに。私がかつてお勤めしていたスポーツマスコミの会社において、師匠の奥さんは私の後輩という関係でもありまして・・。
そして、またまた、さらにさらに・・。同世代でもあるウチの奥さんと遊吉師匠の奥さんは中・高校時代当時は横浜の海の近くの同じ地域で育っていたような。本日もあらためて「元町のチャーミングセールとかで、きっとすれ違っていたよね・・」とか、楽しそうに話していましたっけ。
ウチから歩いて約1分。そこに甘味と落語がありまして。楽しいお噺、ありまして。親しき笑顔もありまして・・。
「こまめ」さん、遊吉さんご夫妻、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。