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鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

今年もお付き合いいただき、ありがとうございました。

2020-12-31 20:54:32 | 日記
いやはやなんとも、とても憂鬱な一年が終わろうとしています。日本、そして世界中の政治、経済、文化、そして人の心までもが、かのコロナによって翻弄され続けた感があります。大晦日の本日も驚くような数の感染者が…。年が明けてもコロナは忖度してくれそうにもありませんが、明日の令和3年から「新たにすべてをリセット」して、明るい日々へ向けて歩み出すことが賢明なのでしょう。

その年明け「新たなる明日」へ向けて、朝から市内各所へご挨拶、ならびに諸々の用向きの途中、海沿いの国道で今年最後の江ノ島と富士山を眺めながら、「今年もこうして暮れてゆく」とつぶやきながらそっと深呼吸…。

寄せては返す波の音を聴きながら、今年一年の間に出会った人、そして様々な出来事が走馬灯のように脳裏をかすめます。そのままでいるといつまでたってもエンドロールにたどりつきそうにないので、きびすを返して現生に復帰⁉ 愛車メガーヌを駆って、再び街の中に繰り出すことになります。

大晦日の常として、用事というものはどれだけこなしても次から次から現れてきます。そしてついには神頼み? という訳ではないのですが、陽が西に沈んだ頃、折よく鶴岡八幡宮の前を通りかかり、急いで今年一年の御礼参りへ。

露店も準備をすっかり終えて、早くもか客引きの威勢の良い掛け声が響いています。「静かな年末年始…」が推奨される中、あと数時間後に年が明けた時にこの参道にはどのような光景が展開されるのでしょうか。

ともあれ、今年一年 かのコロナ禍の中にあってもウチの陶芸工房とカフェにお越しいただいた皆さま、そして公私ともに様々な形でお付き合いいただいた友人知人の方々にあらためまして心よりお礼申し上げます。そして、来年もよろしくお願いいたします。
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今年も残りわずか。横浜、鎌倉巡ってあれこれ思い出すこと、想うこと…

2020-12-20 17:22:25 | 日記

今年も残り10日ほどとなりました。師走のこの時期、ウチにとってはとても大切なひと時があります。今を去ること10数年前の年の瀬に、ウチの同居人さんの父が天に召されました。以来、春と秋のお彼岸、そして暮れの命日には横浜・本牧の菩提寺に向かいます。
そして、お寺の奥に控えた丘の上にあるお墓で義父と「再会…」

自宅から本牧のお寺まではクルマで小一時間。お寺に近い根岸で生まれ育った同居人さんは、お寺が近づくにつれて普段よりも幾分饒舌になり、根岸や本牧、山手界隈で紡いだ若き頃の思い出を自らに語りかけるようにつぶやいたりします。ワタシは東京生まれの東京育ちですが同世代なので、同居人さんが語る「山手のドルフィン」や「フェンスの向こうの素敵なアメリカ」そして「廃墟のような趣きあふれる根岸競馬場跡」はダイレクトに共感できます。

丘の上の墓陵の一番高いところにある父のお墓からは、横浜や横須賀、そして丹沢や千葉方面まで360°のパノラマが望めます。南方向には八景や横須賀の海が広がります。


北の方向には横浜ベイブリッジの真っ白い橋塔が木々の向こうに見え隠れします。


思い起こせば、これまで春と秋、そして師走の命日にお寺に来る時は常に穏やかな晴天です。今回も「いつも良い天気なのも、優しかったお父さんのおかげ…」と話し合いながら、お寺を後に…。

義父のお墓参りと前後して、この秋から冬はさまざまな用向きで市内のお寺に足を運ぶ機会が続きました。まずは、北鎌倉の東慶寺。このお寺のすぐ傍らにはかつて、私の父が考古学の師と仰いでいた恩師が住んでいました。今から約60年ほど前の幼少時、父と恩師が考古学の話しを交わす後ろをついてこの東慶寺周辺を歩いた記憶があります。父の恩師は今、東慶寺に眠っています。そして父もすでに他界しています。あれから長い時を経て、今、鎌倉の地に住んでるとは夢にも思いませんでした…。

東慶寺を訪れた時、同寺の紅葉は終盤を迎えつつあり、まさに「最後の輝きを放っているかのようでした。




そして、つい先ほど訪ねた大町の妙本寺。日蓮宗のこのお寺は、あまたある市内の寺社仏閣の中でもワタシがこよなく惹かれる場のひとつです。聞くところによると「旧市街で最も遅くまで紅葉を愛でることができるお寺」なのだとか。その言葉どおり? まだまだ当分、紅葉は持ちそうな感じでした。



ウチの工房やカフェには永らく鎌倉に住んでいる方々も多くおられますが、皆さん方そろって「今年の鎌倉の紅葉は見事ですね。こんなに綺麗なのは記憶にないくらい…」と感嘆しています。

かたや海辺では時として、荒涼たる冬の白波と荒ぶる雲の向こうに江の島と富士山…。


気温も早や、氷点下…。


明日21日は冬至。この日を境に、陽が少しずつ長くなってきます。年の瀬の慌ただしさを感じながらも、ちょっぴり明るい兆しのようにも感じられます。年明けまであとわずか。好事災い顧みながら、新たなる年への希望を糧に師走の日々をしっかりと送れたらいいな…。

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師走の風を感じつつ、その時なりの8日を ♪Starting over…

2020-12-08 22:17:26 | 日記
今を去ること一週間ほど前の11月の末、まさに「いきなり!」という感じで、「カフェ ロンディーノが今日限りで閉店」との報が伝わってきました。鎌倉・御成通り入口で1967年開店以来50年以上も街の人に愛されたこの名店には、ワタシもほどほどのなじみがあったゆえに「最後のお別れを…」ということで、取るモノも取りあえずにお店に向っていました。


店の前には「閉店」を聞きつけて、馴染みの方々が次々にやってきます。

店内から望む江ノ電鎌倉駅の風景がとてもローカルな雰囲気で、お気に入りのお店でした。

ウチの二人がオーダーしたのはいつもどおり350円のブレンドコーヒー。

ちょっと濃いめのコーヒーをゆっくりと飲みながら、ワタシも同居人も「もし願いが叶うことならば、このカップとシュガーポットをいただきたい…」と思っていたら、お隣りのテーブルでも同じような会話が。みんな、直接の言葉では言い表さぬとも「閉店」を悲しんでいるようでした。閉店から1週間以上経った今でも、お店の前では名残り惜しそうに店内を伺う人の姿が後を絶ちません。

閑話休題。

師走の風もコロナにまぎれた感もある今日この頃。本日12月8日といえば、今を去ること80年近く前の昭和16年のこの日に当時の大日本帝國陸海軍がハワイ真珠湾を攻撃して太平洋戦争が勃発、ならびに4年後の敗戦に至ったとても歴史的な一日です。

ワタシは終戦から10年ほど後の生まれなので当時の様子を知る由もありませんが、子供の頃からずーと、この開戦の日は心に刻まれ、そして新聞やテレビ、ラジオ等でも「12月8日 真珠湾の記憶」は多く語り継がれてきていました。が、ここ10年ほどの間に「開戦の日」として伝えられる機会や回数が目に見えて減少してきているように思います。こんなところにも「昭和は遠くなりにけり」。いつまでも、語り継がれるべき大切な日のはずなのですが…。

ぐっと近くひるがえってちょうど1年前の12月8日は、中国・武漢にて「コロナ」なるものがはじめて確認された日でもあるのだとか。約80年の時を超えてハワイ真珠湾と中国・武漢から、異なるタイプの戦争が始まったという点で、12月8日はまことに不思議なめぐり合わせの日ともいえましょう。

そして本日はワタシの母の誕生日でもあります。自身の記憶をふり返ってみても、若い頃の母は、それはそれは何事もきっちりこなすきちんとした人でした。今から60年ほど前、ワタシの5歳の七五三の折にも、ワタシと父をリードしてしっかりと儀式に臨んでいたことをはっきりと記憶しています。

本日、誕生日のささやかな夕餉をともにしながら「93歳、おめでとうございます」と告げたところ、「あら、91歳よ。1929年生まれだから2020年から引き算してね。91でしょ」と、きわめて明晰です。こちらのほうが、ボケが怖いくらいです。

そしてそして本日は、ワタシがこよなくリスペクトしてきたジョン・レノンの命日でもあります。

1980年12月8日、ニューヨーク・マンハッタンの自宅ダコタ・ハウス前で凶弾に倒れてから40年。あの日、友人から「ジョンが撃たれて命が危ないらしい」と聞いた時の驚きは、これまで親や知り合いが死んだ時以上の衝撃だったようにおもいます。亡くなってから10年ほどは、この8日を迎えるとFMラジオでは一日中ジョン・レノン特番という感じでしたが、時とともに記憶の彼方に仕舞いおかれるかの如く、話題の波もかなり小さくなってきています。

おりしも、東京での打ち合わせにあたり「では、紅葉がきれいな場所で」と相談して向かった先は都心でも有数の広く、くつろぎ感溢れる、そして都会のビル群にもしっとりといだかれたかの公園。師走半ばを迎えようとしていますが、まだまだ深紅の紅葉も愛でることができます。


都心のビル群と紅葉が織り成すコントラストは、切り取り方によっては、ジョンが暮らしていたニューヨーク・マンハッタンのセントラルパークのようにも見えます。


今宵ふと、「ジョンを聴こう‥」と、銃撃に倒れる数カ月前にリリースした「ダブル・ファンタジー」のレコードを探したのです見当たらず。「されば」とばかり、CDラックを見回してみたのですが、CDも見つからず。

この師走の徐々に慌ただしい雰囲気が濃くなる中、あらためて、レコード棚もCDラックも整理し直し、しなければ⁉ 心にはジョンが歌う♪Starting Over の歌声がリフレイン…

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