いきなりですが、「忙中 歓あり」・・。
んっ、なんだか文字の納まりが悪いと思ったら、正しくは「忙中 閑あり」ですね。されど、私事ではありますが、嬉しいことがありましたのであえて今一度「忙中 歓あり」ということで・・。
その「歓」とは。昨日6月20日、ウチの近所に住む従妹・チー子が島根・出雲大社にて挙式の運びとなり、忙しい中を出雲まで出かけてきました。従妹のチー子、そして新郎もともに東京近辺で育ってきました。そんな二人の結婚の儀がなに故に出雲で・・? 従妹・チー子の家が出雲大社や出雲地方の方々とかねてより深いつながりを築いてきたことが縁で出雲大社での挙式となった次第です。
6月20日午前10時の出雲大社。天気・曇り。気温・とっても過ごしやすい・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/14/9186782c6b1f88b167ef783e8fb32a4b.jpg)
ふと振り返ってみると、出雲大社を訪れるのはなんと四半世紀ぶり・・。今から25年、出雲大社の周辺は道も狭く、もう少し落ち着いたというか、静かな趣きだったような。あらためて訪れてみると、すっかりきれいになり、「おもてなし」の心に満ちた街になっていました。
鳥居をくぐり、神様がお祀りされているお社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9e/06e38c0a64f82bb5625048494f27934a.jpg)
参道の両側はうっそうとした森が続きます。その参道を延々と歩いて神様が祀られている御仮殿へ。現在、出雲大社は60年に一度の「御修造」ということで、平成22年から本殿の大がかりな改修工事を進めている最中です。ゆえに、写真右の建物・拝殿を御仮殿として参拝の方々を迎えています。この御仮殿の奥に、改修中の本殿が位置しています。
こちらは、御仮殿の西側にある神楽殿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/29/48f87ab84dc1de2b04b054aad7f046f0.jpg)
この注連縄(しめ縄)の長さは歩測にて計測したところ18歩。私の足幅は約70センチなので、約12メートルほどもあります。
神楽殿での式のワンシーン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a9/597d88f92298f80d4e38014f6ed4ad78.jpg)
祝詞も、会場のしつらえも、おごそかにしてカメラのシャッターを切るのも少々ためらってしまいがちに・・。
従妹・チー子の挙式はとどこおりなく進み、式のお開きの後には大社さんのご厚意により、境内の奥のほうをソッと特別にご案内いただき・・。御仮殿の横に戻ってあらためて改修中の本殿を眺め見まするに・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/17/9b59ab2d3db59dec109db4ef451d4fc5.jpg)
檜の皮を幾重にも貼り詰めた大屋根のむこう、出雲の杜が深い緑を湛えています。
式のお開きの後、祝福の宴は出雲大社の門前の「竹野屋旅館」さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d2/4ada182afcfbbf8ef64e0a89bf1cde76.jpg)
竹野屋さんは、今や私たち世代を中心に誰もが知っているシンガーソングライター・竹内まりやさんの生家です。
今から約35年以上も前のこと、当時マイナーだった山下達郎さんに注目していたつながりで、その後に達郎さんのパートナーになった竹内まりやさんの存在もずっと注視してきました。私自身、遠い昔から出雲大社を訪れるたびに、大社さんとともに竹野屋さんはなかば「決まりごと」のように詣でていた場所でした。
今回の「出雲行き」にあたり、まっ先に私の口から出た言葉は「竹野屋に泊まりたいなぁ」でした。この言葉を聞いた瞬間、ウチの奥さんは「あぁ、またバカが始まった。チー子ちゃんの式が一番でしょうが」とあきれ返っていましたっけ・・。でも、出雲大社が近づくにつれ、ウチの奥さんが発する「竹野屋はどこ?」との言葉、私は忘れません・・。彼女にとっても竹野屋さんはそれなりに気になる存在だったのかも。
竹野屋さんの館内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/16/a75dcc84aaefe047026c21188bc88629.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/af/5a01fe3632290f7b6ddf396fce41594f.jpg)
旧くから気取らず気張らずに、淡々と旅館を営んでいることが、手に取るようにわかります。。派手なしつらえとは無縁です。仲居さんも「ただただ、昔から古いまま普通にやってきているだけです」と、まったく自然体の笑顔で応対してくれます。とってもステキです・・。
帰り際、仲居さんに遠慮がちに「まりやさんのお兄さん・・」とお話ししたところ、「はいはい」といって、お兄さんと記念写真の運びとなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6c/3068371fc715e6d5110f9a1e5258d18b.jpg)
お兄さんはとっても気さくな方で、つい甘えていろいろと長話を。あらためて、ありがとうございました。
出雲からの帰りの飛行機の中、夕陽に暮れゆく宍道湖を眼下に見ながら、竹内まりやさんが約5年前に発表したアルバム「DENIM」に収められている「人生の扉」という曲を思い出しました。
かねがね、ひそかに「竹内まりやというアーティストはこの『人生の扉』という曲をつくるために生まれてきたのではないか」と思っていました。
その曲の中で
♪ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
と歌っています。
そのように生きていきたいなぁ。
でも、できるかなぁ・・。
んっ、なんだか文字の納まりが悪いと思ったら、正しくは「忙中 閑あり」ですね。されど、私事ではありますが、嬉しいことがありましたのであえて今一度「忙中 歓あり」ということで・・。
その「歓」とは。昨日6月20日、ウチの近所に住む従妹・チー子が島根・出雲大社にて挙式の運びとなり、忙しい中を出雲まで出かけてきました。従妹のチー子、そして新郎もともに東京近辺で育ってきました。そんな二人の結婚の儀がなに故に出雲で・・? 従妹・チー子の家が出雲大社や出雲地方の方々とかねてより深いつながりを築いてきたことが縁で出雲大社での挙式となった次第です。
6月20日午前10時の出雲大社。天気・曇り。気温・とっても過ごしやすい・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/14/9186782c6b1f88b167ef783e8fb32a4b.jpg)
ふと振り返ってみると、出雲大社を訪れるのはなんと四半世紀ぶり・・。今から25年、出雲大社の周辺は道も狭く、もう少し落ち着いたというか、静かな趣きだったような。あらためて訪れてみると、すっかりきれいになり、「おもてなし」の心に満ちた街になっていました。
鳥居をくぐり、神様がお祀りされているお社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/bd/13c853c876ac8a77c73d6ac25ef96e37.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9e/06e38c0a64f82bb5625048494f27934a.jpg)
参道の両側はうっそうとした森が続きます。その参道を延々と歩いて神様が祀られている御仮殿へ。現在、出雲大社は60年に一度の「御修造」ということで、平成22年から本殿の大がかりな改修工事を進めている最中です。ゆえに、写真右の建物・拝殿を御仮殿として参拝の方々を迎えています。この御仮殿の奥に、改修中の本殿が位置しています。
こちらは、御仮殿の西側にある神楽殿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ab/c939d934e829e1896689c88d0960dff5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/29/48f87ab84dc1de2b04b054aad7f046f0.jpg)
この注連縄(しめ縄)の長さは歩測にて計測したところ18歩。私の足幅は約70センチなので、約12メートルほどもあります。
神楽殿での式のワンシーン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a9/597d88f92298f80d4e38014f6ed4ad78.jpg)
祝詞も、会場のしつらえも、おごそかにしてカメラのシャッターを切るのも少々ためらってしまいがちに・・。
従妹・チー子の挙式はとどこおりなく進み、式のお開きの後には大社さんのご厚意により、境内の奥のほうをソッと特別にご案内いただき・・。御仮殿の横に戻ってあらためて改修中の本殿を眺め見まするに・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/17/9b59ab2d3db59dec109db4ef451d4fc5.jpg)
檜の皮を幾重にも貼り詰めた大屋根のむこう、出雲の杜が深い緑を湛えています。
式のお開きの後、祝福の宴は出雲大社の門前の「竹野屋旅館」さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d2/4ada182afcfbbf8ef64e0a89bf1cde76.jpg)
竹野屋さんは、今や私たち世代を中心に誰もが知っているシンガーソングライター・竹内まりやさんの生家です。
今から約35年以上も前のこと、当時マイナーだった山下達郎さんに注目していたつながりで、その後に達郎さんのパートナーになった竹内まりやさんの存在もずっと注視してきました。私自身、遠い昔から出雲大社を訪れるたびに、大社さんとともに竹野屋さんはなかば「決まりごと」のように詣でていた場所でした。
今回の「出雲行き」にあたり、まっ先に私の口から出た言葉は「竹野屋に泊まりたいなぁ」でした。この言葉を聞いた瞬間、ウチの奥さんは「あぁ、またバカが始まった。チー子ちゃんの式が一番でしょうが」とあきれ返っていましたっけ・・。でも、出雲大社が近づくにつれ、ウチの奥さんが発する「竹野屋はどこ?」との言葉、私は忘れません・・。彼女にとっても竹野屋さんはそれなりに気になる存在だったのかも。
竹野屋さんの館内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d5/06c38ab9a79757294b288ae1f7b51bd5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/16/a75dcc84aaefe047026c21188bc88629.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/0d/98ef5ed084ffd304035af8c7df3a7548.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/af/5a01fe3632290f7b6ddf396fce41594f.jpg)
旧くから気取らず気張らずに、淡々と旅館を営んでいることが、手に取るようにわかります。。派手なしつらえとは無縁です。仲居さんも「ただただ、昔から古いまま普通にやってきているだけです」と、まったく自然体の笑顔で応対してくれます。とってもステキです・・。
帰り際、仲居さんに遠慮がちに「まりやさんのお兄さん・・」とお話ししたところ、「はいはい」といって、お兄さんと記念写真の運びとなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6c/3068371fc715e6d5110f9a1e5258d18b.jpg)
お兄さんはとっても気さくな方で、つい甘えていろいろと長話を。あらためて、ありがとうございました。
出雲からの帰りの飛行機の中、夕陽に暮れゆく宍道湖を眼下に見ながら、竹内まりやさんが約5年前に発表したアルバム「DENIM」に収められている「人生の扉」という曲を思い出しました。
かねがね、ひそかに「竹内まりやというアーティストはこの『人生の扉』という曲をつくるために生まれてきたのではないか」と思っていました。
その曲の中で
♪ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
と歌っています。
そのように生きていきたいなぁ。
でも、できるかなぁ・・。