鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

梅雨明けに向けてカウントダウンの3連休、まもなく迎える真夏によせて…

2023-07-16 16:25:32 | 日記
いつの頃からか、学生さんの夏休みを目前に控えたこの時期に「海の日」という祝日が制定されて無理やり感いっぱい⁉ の3連休が今年もやって来ました。初日の昨日の土曜日も、そして3連休中日の本日も、都心から郊外へ向かう高速道路は朝からお昼過ぎまで、渋滞を示す赤いラインがいっぱい。


この3連休のはるか前の今年はじめあたりから都会も観光地も人の流れが活発になり、おまけにかのコロナも2類から5類へ緩和されて警戒心までユルユル緩み、ふと気がつくと身近なところでコロナの人がそこにもあそこにも。本日のNHKテレビ「日曜討論」でひさしぶりに新型コロナの感染者数が示されていましたが、このグラフ自体なんとも懐かしい…。

5月以降は感染者のカウント方法が変更になったようで、このグラフも5月からの感染者数が示されていません。以前と同様の基準で感染者数をカウントすると、現在は「第9次」として途方もないくらいの感染者がでているのでしょう、たぶん…。

聞くところでは、体調を崩した場合にコロナなのか熱中症なのか正しく診断できないことも多いのだとか。ワタシ自身、数年前に重度の熱中症になったこともあり、水分補給に努めつつ、コロナにも気をつけながらの作陶と街に繰り出す日々が続きます。水分補給は麦茶が一番。

マーロウのプリンのカップに200㏄ほど注ぎ、一日に数回、時間をかけて伊藤園のミネラル麦茶で水分補給します。麦茶の種類は星の数ほどありますが、ミネラル麦茶がはるか昔からのマイブームです。

そして天気予報ではしきりに「危険なほどの暑さにご注意を」とアナウンスされていますが、なるほど、愛車メガーヌで街をちょこっと走っている最中、ダッシュボードの外気温時計はなんと

この暑さは人はもちろん、今や旧車の域に入りつつあるメガーヌにとっても要注意。オーバーヒートするのでは…と、水温計に目をやりながらの運転となってしまいます、トホホ。

家に戻って約2週間遅れながら、おはらひさんを水色の御幣の夏バージョンへ衣替え。


水色の御幣が、幾分かの涼を誘ってくれます


涼 といえば、工房&カフェの入口で泳ぐこの金魚がお客様の間で「涼しげ…」「泳ぐ姿に癒される…」と、驚くくらいの反響を呼んでいます。

自分でも「この歳になって、金魚の世話をするとは夢にも思わなかった」と思いつつ…

3連休中日の午後、ひさしぶりに陶芸教室の予約がぽっかり空いた合間を縫ってこのブログの駄文をパソコンでポツポツ打ち込んでいる時、おりしもこのラジオ番組をradikoで。

ちょうど一週間前のこの番組で達郎さんが発した言葉が少々世間を騒がせていますが、その件に関してはいっさい触れず、いつもどおりの語り口で「極私的・坂本龍一追悼特集」のひととき。番組では今から約45年くらい前の達郎さんの初期のアルバム「GO AHEA!」から、2000トンの雨、潮騒といったワタシ好みの曲が次々流れていました。

この夏前から、達郎さんのRCA時代のレコードが相次いでデジタルリマスターされて良い音質のレコードに生まれ変わってリリースされています。ワタシ的には「そんな新手のセールスには乗らないぞ…」と誓っていたのですが、気がついた時には最もお気に入りのアルバム「GO AHEAD!」を「パチッ!」とネットショッピングしていました。

たしかに、写真左側の1978年ファーストプレス盤よりも格段に音質が向上しています。今回のリマスター盤は音が良いといわれる180グラムの重量盤と謳っています。片や1978年盤の重さを測ってみると124グラムでした。一般的にLPレコードは内側よりも外側寄りが、そして重量も重たい方が音が良いことが立証されています。デジタルのチカラと重量化、その他さまざま理由によって達郎さんのレコードがまさに「GO AHEAD!」。

この「GO AHEAD!」の翌年1979年にリリースされた「MOONGLOW」というアルバムが達郎さん自身「楽曲を詰め込み過ぎて音質がイマイチ」ということもあり、「リマスター盤買っちゃおうかなぁ…」という思いもありますが、夏の午後の達郎話はこのくらいにして、

つい最近、ウチの同居人さんが何を思ったのか、工房&カフェや絵付けに使うスペースを「夏のしつらえ」に。あくまでもその一端としてほんの数シーン…




















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しっとり愛でるアジサイの候を経て、海街モードまっしぐら。そうだ、海 行こう!

2023-07-03 21:01:46 | エンタメ

ふと気がつくと6月を経て、なんと、7月を迎えてしまいました。ほとんど何の成果も得ていないうちに一年の半分が過ぎてしまった感もあります。そのような中、6月初めから北鎌倉の明月院通りでお店を展開していた「鎌倉いとこ」さんの6月期間限定店舗も7月到来の声とともに、その幕を閉じました。このお店にて、今年も鎌倉スパイスをお買い上げいただいた皆様にお礼申し上げます。そして最終日となった昨日2日の日曜日の夕刻…

毎年、この期間限定店舗の撤収時には、なんとなく寂しさも感じます。

このお店にほど近いアジサイの名所・明月院も7月を迎えて、すっかり落ち着きを取り戻しつつあります。まだ西陽が残る7月最初の日曜日の夕方、閉ざされた門の奥のブルーのアジサイがなんとなく寂しげにも感じられます。


ふと周りを見渡すと、明月院を囲む塀に沿う小径の傍らでご近所の方々が静かに話を交わしています。

この落ち着いた光景こそが、夏を間近に控えた北鎌倉で暮らす方々の日々の暮らしぶりの一端なのかもしれません。なんとも、しっとりとした一瞬でした…。

明月院をはじめ、市内各所のアジサイはピークを過ぎ、早い所ではすでに花が摘まれていますが、ウチの工房からほんの数十メートルほどのところに位置するお店仲間のワークショップ「Outside in 」さんのアジサイはまだまだ元気に夏の陽光を楽しんでいるかのよう。


この路地の先にウチの工房があるのですが、今から約1カ月前に路地からウチまで向かう景色に若干の変化が…。6月始めにウチの奥の空き地で建築工事が始まりました・・・

それまで、風の通りが良すぎるくらいだったのですが、風の抜け具合と景色の解放感が若干そがれてしまいました、グスン・・・。

ほんの3カ月前、奥の家の立派なソメイヨシノが拝めたのですが、もはやその美しい姿を望むべくもありません。

とにもかくにも、新たに建ち上がるお宅が素敵な建物であることを願うのみです。

そして7月といえば、七夕。それは6月下旬のある日。今年も、市内のちびっ子の成長を育む場所に飾る七夕飾り用の笹の代用品たる竹をわが家からご提供する重責を果たす時がやって来ました。ウチの庭から切り出した竹をちびっ子の待つ場所に持って帰るのは、私がかよっていた東京・下町の高校時代の女友達さんと同僚?の若いお嬢さん。

竹を抱える後ろ姿をあらためて見返すと、竹取物語のかぐや姫とともにお仕えする老女官のようにも感じられます!?…

ふり返ると高校時代からのこの女友達さんとは、かれこれ半世紀以上の知り合いです。もう、そんなに長い時間が経ったのかと、あらためてビックリです。そしてこの女友達さんのご主人とウチの同居人が同じ時代に同じ大学キャンパスで時を過ごしていたこともあり、時として4人で顔を合わせるとプチクラス会のような不思議な感覚にも…。

ともあれ当地は、街なかに咲き競うアジサイの候を経て、潮風香る海街へとその装いを変えていきます。ほんの数日前には海開きしてこれから2カ月あまりの間、人の流れは「海へ海へ…」。

そうだ、今年は海へ出かけよう・・・


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